2021-2022 WEリーグ19節 4月30日(日)13:03 マイナビ仙台レディース1-0大宮アルディージャVENTUS NACKファイブ
白木(浜田)
宮澤 池尻
(船木)
万屋 矢形
(國武)
隅田 長野
(原)
高平 市瀬 楓
松本
サブは、斎藤、西澤、國武、原、船木、西野、浜田。
大宮VはGK望月、DF有吉、乗松、澁澤、鮫島、MF源間、林、杉澤、仲田、FW井上、高橋美由紀。阪口、上辻、坂井はベンチスタート。
この試合から、中3日でAC長野L、中2日で浦和L戦と続く、3連戦の初戦。
前半。
3バックで、ワイドな攻撃を狙うをマイナビ仙台L。しかし、前半は、前節同様、動き出しが重い。
大宮Vは、楔のパスや左右の展開で、シュートまで持っていく。
8分、大宮V左からのクロスに、右からDFの背後から侵入した仲田がフリー、左足アウトサイドのボレー、枠外。危なかった。
それでも、11分、マイナビ仙台L、右コーナーから白木のヘッド、こぼれを宮澤がヘッドもバー。さらに、跳ね返りを池尻のヘッドで、ゴールインかと思われたが、DFクリアの判定で、ゴールを逃す。惜しい。
その後は、選手間が空き、大宮Vの速い寄せに、パスがなかなかつながらない。すると、大宮Vが、仲田らのプレスで引っ掛けたり、井上の裏抜けで、決定機を作られる。
18分には、大宮Vのカウンター、井上に裏を取られ、ドリブルからフリーでシュートを打たれるが、ここはGK松本が右足1本で弾き出し、しのぐ。
42分には、クリアし切れないところを、林にミドルシュート打たれるが、バーに当たり、枠外。
前半は、大宮Vに、倍のシュート6本を打たれるが、なんとかしのぎ、スコアレスで終了。
後半。
マイナビ仙台Lは、頭から隅田に代え原、万屋に代え國武を入れ、4バックへ。コンパクトな陣形と動き出しを速め、ワンタッチなどで、ボールをつなげるようになる。
⚽11分、自陣からの市瀬のロングボールが相手DFの背後へ。中央の矢形が走りこんで、DFを抑えながらループシュートで、キーパーをかわし先制。
矢形は、今季7点目で白木と並び、リーグ2位タイ。
マイナビ仙台Lは、その後もボールをつないで、長野や宮澤も次々とシュート放つ。
26分、池尻に代わり船木が入る。
しかし、30分過ぎに大宮Vが3枚替えで、上辻、村上、阪口を投入。大宮Vもボールがつながり出すと、34分、村上から中央でパスを受けた阪口がダイレクトのシュート、これがポストに当たり、枠外。
その後、マイナビ仙台Lは、白木に代わり浜田が入る。
38分過ぎ、前半から走り回った矢形が足攣りのためFWに上げ、浜田が右MFに回る。
終盤、大宮Vに攻勢を許し、コーナー、フリーキックで攻められるが、最後まで守り切り、完封勝ちで連勝。
前半は、パスミスやカットされる場面が多かったが、後半修正できたのは前節と同じ。
厳しい時間に松本の好守や、ぎりぎりのクリアで、前半をスコアレスでしのいだのが大きかった。
後半は、修正して、素早く複数人で囲みボールを奪い、ワンタッチでつなぎ、矢形の侵入やボランチ陣の攻撃参加も出て、自分達の時間ができた。
なぜか前半は、様子見なのか、動き出しの悪い試合が続いているのは気になる。
また、相手のコーナーなど自陣での守備や、狭い地域でのボールの搔き出しで、中途半端になり、ピンチを招いている。そのあたりを、はっきりとプレーすれば、もっと安定した試合になるだろう。
それでも、ここ2試合の後半、攻撃時は、春先のような連動が見られてきたのは、好材料。
連戦で疲れもあるだろうが、何とか、前半からコンパクトな陣形と、動き出しを速めて、連勝につなげて欲しい。
シュート数: 10-9 CK: 2-4 FK: 8- 18 得点:矢形海優 警告:万屋 (大宮V)澁澤 主審:小泉朝香 入場:1,632人
タグ:矢形海優