2022 J2 12節 4月27日(水)19時03分 ベガルタ仙台2-0ロアッソ熊本 えがお健康スタジアム
カルドーゾ 皆川
(富樫)(遠藤)
氣田 加藤
(鎌田)(名倉)
中島 フォギーニョ
(吉野)
内田 キム 平岡 真瀬
小畑
サブは、ストイシッチ、若狭、吉野、名倉、鎌田、遠藤、富樫。
熊本は、GK田代、DF黒木、菅田、イヨハ理ヘンリー、MF阿部、河原、上村、FW杉本、高橋、竹本、坂本。土信田、栗飯原はベンチスタート。
前節から中3日、5連戦の2戦目は、大木監督率いる熊本との対戦。
雨上がりでスリッピーなピッチ。
前半立ち上がりは、ベガルタのペースだったが、徐々に、熊本につなげられてきたところで、23分に、前からプレスで圧をかけ、カルドーゾが相手のミスを突いて先制ゴール。
これで流れを再び掴んだベガルタが、前半だげで9本のシュートを放ち優勢に。
後半、立ち上がり、修正してきた熊本に、コーナーなどで攻められるが、フリーの至近距離シュートを小畑が弾き出して、流れを渡さず。
すると16分、熊本エリア、右サイドで得た中島のフリーキックから、平岡がどんぴしゃヘッドを決め2-0、これで試合も決めた。
3バックで、勢いづくと速い展開を見せるのが熊本だったが、ベガルタは相手のスピードアップを抑え、逆にDF陣に圧をかけて、シュートの雨を降らせた。中島が攻守に走り捲り、チャンスメーク。
カルドーゾも前節のゴールから調子が上がって、様々なシュートを枠内に放っていた。
ただ、カウンター対策や、コーナーの守備はでは、危ない所もあったので、さらにブラッシュアップで、上位にも負けない力を付けていきたい。
前半
開始直後、30mの中島のミドル。
7分には、カルドーゾから反転ミドルシュート、枠外。
この後、熊本がハーフスペースを使ってつなぎ始め、ボールを持ち始める。
12分、熊本、右からのクロス、流れる。
14分、熊本がボールを回す。ベガルタはブロックで侵入を防ぐが、中央から一瞬の隙を付いて河原のミドルシュート、枠内も、小畑が好セーブ。
その後熊本の左コーナー、戻して、坂本がミドルシュートも枠外。
22分、中島がパスカットして、加藤へ。
⚽23分、前プレスで熊本を押し下げ、カルドーゾが一瞬自陣側に戻るそぶりを見せて、熊本が横パスが出したところを、カルドーゾがかっさらい、フリー、即ワントラップでシュートを決め、先制!
この試合もゴールへの意欲を見せていたカルドーゾが、2試合連続弾で先制し、ベガルタに勢い。
27分、氣田のパスカットから真瀬のクロス、流れる。
29分、熊本が左右に展開、折り返しからシュートも枠外。
31分、ベガルタのカウンター、真瀬から加藤、クロスが枠外。
34分、中島の浮き球クロスに、カルドーゾダイビングヘッド!決まったかと思われたが、DFが足でクリア。惜しい。
さらに、コーナーから、こぼれを真瀬がミドルシュート、枠外。
36分、氣田がドリブルで運び、最後は中島がシュート、キーパー。
38分、真瀬がえぐっての折返し、ペナ内フリーの加藤が、ノーステップでシュート。枠内もキーパーに弾かれる。惜しい。
43分、熊本がパスを回すが、最後がパスミス。
前半は1-0と、ベガルタがペースを掴み、シュート9本。熊本は2本のみ。
後半。
1分、左サイドつなぎ、最後は氣田がシュート、ブロックされる。
4分、熊本の右コーナー、シュートはバーの上。
9分、熊本は、MF上村に替え伊東を入れる。10分、熊本黒木にイエロー。
12分、熊本、右からのクロス、折り返しからシュート打たれるが枠外、
⚽14分、ベガルタ、熊本エリア右奥30mで、フリーキックを得る。熊本竹本にイエロー。
中島の巻いたキックに、ニアに平岡が走りで出で、頭を振りながらヘッドをたたきつけ、ゴール!2-0。中島のキックの質、"ニア岡"の飛び出しのタイミングがどんぴしゃ。
またも、熊本に流れが行きかかる所で、追加点。下位相手では強さを見せるベガルタ。
19分、熊本、FW杉本に代え東出、FW高橋に代え土信田が入る。
22分、熊本が、ベガルタペナ内侵入もファールで終了。
23分、ベガルタ、加藤に代え名倉、カルドーゾに代え富樫がはいる。
25分、ベガルタがゴール前でボールを回し、氣田から富樫の落とし、氣田のシュート。これで右コーナーを得る。
これは守られ、熊本のカウンター、ここは名倉が守備。
30分、熊本、ベガルタと共にラストパスが流れる。
33分、熊本、FW坂本に代え粟飯原が入る。
34分、つないで、真瀬、名倉とクロスを出すが、もう一歩。
36分、中島に代え吉野、皆川に代え遠藤が入る。吉野はそのままボランチ、遠藤はシャドウ気味で、富樫ワントップか。
ベガルタがキープ気味にボールをゆっくり回す。
37分、フォギーニョが空振りでボールを失い、ミドルシュート打たれるが、小畑セーブ。熊本のコーナーをしのぎ、カウンターも引っかかる。
40分、氣田から富樫、シュートは枠外。
42分、氣田から鎌田に代わる。名倉が左に回り、鎌田は右。
43分、熊本が左ライン際からのフリーキック。粟飯原が反転シュート、キーパー。
追加時間は5分間。
熊本がロングボール放り込み、平岡の上からヘッド、左からフリーで突っ込まれボールがネット揺らすが、オフサイド。
最後はちょっと横浜FC戦でやられたような状況で、ヒヤッとしたが、そのまま試合終了。
下位相手とはいえ、対策の成果が出て、相手のミスを誘発し、それを逃さずゴールに結びつけ、2試合連続完封勝利。
怪我からの復活組も、出場できて、次につながる。
それにしても、中島は巧さだけでなく、攻守に良く走ってるいる。
カルドーゾはコンパスの長さを活かし、前節では後ろからボールを搔っ攫い、この試合では、戻る振りをして、背後のボールを引っ掛けてた。1点どまりだったが、枠内シュートが多く、ゴール量産を期待したい。
シュート数: 15-7 CK: 3- 5 FK: 12-6 得点:カルドーゾ、平岡康裕 警告:(熊本)黒木、竹本 主審:田中玲匡 入場:1,671人