8月からJ1で新競技規則適用、ルヴァン杯プライムでVARも

既に、海外の試合などで適用されている場合もあるので、御存知の方も多いかと思いますが、8月から、FIFAの新競技ルールが、J1でも適用になります。

細かく、多岐に渡るので、「改正の概要」から興味があるところだけ、つまんでみますと、

第13条:守備のための"壁"が3人以上の競技者で作られたならば、すべての攻撃側競技者は"壁"から1m以上離れなければならない。1m以内に侵入したら、相手の間接フリーキックとなる

#基本的に、フリーキックの「壁」には、攻撃側が入れない(守備側2人以下は除く)。キーパーの視界塞ぎはだめよ、ってことでしょうか。


第16条:ゴールキックのとき、けられて明らかに動いたならばボールはインプレーとなり、ペナルティーエリアから出る必要はない。

#長沢選手が得意な、キーパーへのプレス、ちょっとでも触ったら、突っ込みましょうw


第8条:ドロップボール-(プレーがペナルティーエリア内で止められたならば)ボールはゴールキーパーにドロップ。
または、最後にボールが触れられた位置で、最後にボールに触れたチームの1人の競技者にドロップされる。その他すべての競技者は、4m(4.5ヤード)以上離れる。

第9条:ボールが主審(または、その他の審判員)に当たり、ゴールに入ったり、攻守が変わったり、あるいは、それにより新たな攻撃が始まった場合、ドロップボールとする。

#ペナ内はキーパー、それ以外は、最後に触ったチームがドロップボールを蹴る。審判はだだの「石」ではなく、試合展開に影響したら、当たったところでドロップボール。審判に当たってのゴールは、ノーゴールすよ。


第12条:競技者、交代要員、または交代して退いた競技者またはチーム役員のみにレッドカードまたはイエローカードが示される。

#監督、コーチにもイエロー、レッド。例として「皮肉な拍手」もイエローw


第14条:ペナルティーキックが行われるとき、ゴールポスト、クロスバー、ネットは動かされていないこと、また、ゴールキーパーがこれらに触れていないこと
ボールがけられるとき、守備側チームのゴールキーパーは、少なくとも片足の一部をゴールラインに触れさせているか、ゴールラインの上に位置させていなければならない

#PK前に、気合いを入れるか何かで、キーパーが。クロスバーやポストに触ったりするのは反則。
あと、キーパーは、ゴールラインに片足だけ付けてればいいので、飛び出しやすくなるかな。

ちょっと番外:
第10条ゴールキーパーは、相手ゴールにボールを投げ入れて得点することができない。

#他の条文とのからみでしょうが、なぜわざわざw。風に乗れば、なくなはない、昨今のロングスローイングのせいか?

その他、肩より上に腕を上げてはハンドとか、飛んでる時のかばい手はハンドでじゃない(大岩の例があった)、とか、細かいところも明文化されて、審判も大変そうです。


VARについてに規定も導入されましたが、今年は、ルヴァン杯のプライムステージと、J1参入戦でのみ試験導入で、リーグ戦は2021年から?