2021J1 最終38節 12月4日(土)14:03 ベガルタ仙台0-1鹿島アントラーズ ユアスタ仙台
赤﨑 富樫
(カルドーゾ/皆川)
氣田 関口
(加藤)(蜂須賀)
上原 吉野
石原 平岡 アピ 真瀬
ヤクブスウォビィク
サブは、ストイシッチ、福森、蜂須賀、富田、加藤千尋、皆川、カルドーゾ。出場停止空けの西村は、なぜかベンチにも入っていない。皆川が久々にベンチ入り。
鹿島はGKクォンスンテ、DF常本、関川、町田、安西、MF、三竿、ディエゴピトゥカ、ファンアラーノ、和泉、FW荒木、上田。エヴェラウド、遠藤泰、土居、永戸はベンチスタート。
2021シーズンの最終節、スタジアムで観戦してきました。
2年間数少ないとはいえ、観戦時全敗。疫病神の誹りは甘んじて受けます。
さて、ワクチン接種席のチェックも今回はスムーズで、すぐに入場。周平さんの売店が近くにないのが痛いが。
原崎監督の来季続投が発表され、現有メンバーで、強豪相手にどこまでやれるか。
しかし、移籍がらみの影響でもあるのか、怪我なのか、西村がベンチ入りもしていない。
以下、振り返り無し、今回はメモ無し応援モードなので、純感想文です。詳細検討は、立派なブログが他にあるので、そちらでどうぞw
さて、スタッツだけを見ると、ベガルタは前・後半シュートは4本ずつ、鹿島は7本ずつと、ほぼ倍のシュートを打たれているように見えるが、決定機では3-3か4-4ぐらいで、ほぼ同じの印象。
鹿島が前半から、縦のスルーパスに、荒木がうまく間に入ってつなぎ、最後は上田が抜け出してフリーでシュート、クバが寄せてシュートはポストとか、サイドからのクロスに、また上田が高い打点のヘッドがバーとか、前半からひやりとする場面があったが、決まらず。
ベガルタも、上原のFKの蹴り直しから、平岡が頭ですらし、吉野が胸トラップからフリーでシュートが枠外とか、後半早々には、真瀬がドリブルで持ち込み、あわやPKゲットとか、混戦のこぼれをうまくつないで、加藤が至近距離のシュートはDFに寄せられるなど、決定機はあった。
全部決まっていたら3-3もあったかと。
それでも、鹿島の攻撃でのペナ付近での連動、特に荒木の位置取り。守備ではペナ内での寄せの厳しさ、で鹿島られた。
失点シーンは、前半にも同じようなパターンがあって、左45度から、ピトゥカが左足で強烈なシュート性のクロスを入れ、そこに二人くらいが飛び込んでくる。
後半28分に決められたのは、クバの前にブラインドされてしまったせいか。紙一重が大きな差。
それでも、ベガルタの守備は、シュート数は打たれているが、吉野、アピを中心に、真瀬、石原球際に厳しく行き、富樫はプレースバック、平岡がうまくカバーしてクリアと、まさに善戦していた。
攻撃では、これまでのように、サイド攻撃中心から、斜めのパスを狭い範囲で通したり、セットプレーでは、一発で狙わず、すらして、こぼれを狙うといったアレンジがあった。
この戦い方に、カルドーゾがフィットしてきて、裏抜けして、ドリブルでチャンスを作ったり、ゴールキックを味方に性格に落としたりと、最終戦でようやく合ってきた感じ。
いままでと何が違ったのだろうか。必ずしも、中央で張ってなくてもいいよ、となったのか?
選手が、重圧から解放された事と、より分かりやすい攻撃になったのか、とにかくのびのびプレーで最後できたのは良かった。
勿論、勝利があれば、尚良かったけど。今の力としては、出せた。
J2でも、これまでのような硬直的な攻めでは、打開が難しいから、何かを変えて欲しかったが、手倉森前監督と3年間コンビを組んできた、原崎監督でどうなるのかと心配はあった。
が、違ったやり方で、選手に一定程度浸透させたのだから、新しいメンバーと共に、よりブラッシュアップして戦って貰い、結果につなげて欲しいと願うのみ。
J2では、J1以上に、得点力に自信をつけないと、勝ち点を積んでいけない。
勝ち切る、ドローに持ち込む、守備固めの相手を崩す、そこに不安があると、守備にも影響する。
いずれにせよ、どんな戦術であっても、スピードある選手が一人は、各ポジションに欲しいところ。
もっとも、スピードとテクニック両方があったら、J2にはいないかもしれないが。
加えて、怪我に強い選手が多くないと、選手層の薄い我がチームで、42試合を勝ち抜くのが厳しい。これが中々難しいのだが。
さて、話変わって、当日の最終節セレモニー。
相変わらず、最終節は寒くて、待ち時間が長いのが、仙台である。
しかし、今年は、トップチーム選手が登場する前に、ジュニア、ジュニア・ユース、ユースのアカデミーの選手と、ベガチアが揃ってファン・サポーターの前で、紹介されたのは良かった。まさに、ベガルタファミリー。
蜂須賀選手が泣きながら挨拶し、原崎監督もかなり疲れた感じだった。忙しいと思うけど、うまく心身リフレッシュを。
社長が、何を言った言わないというより、監督・選手が目指すところを、できるだけ支援するのがフロントの仕事。そこが一致しないと、ファミリーにはならない。よろしくササニシキさん。
最後に、
ピッチレポーター、ライターでお馴染みの、村林いずみさんが、ツイッターで言ってた言葉を引用させていただく。
想いはひとつ。
ベガルタ仙台で頑張る人、
ベガルタ仙台を愛する人たちが幸せになりますように。
ステージが変わっても、目指すべき事はこれに尽きる。
そこに、出自とか、年齢・性別、どこに住んでるとかは関係ないし、どのようにしなければならないという縛りも、最低限でいいと思っている。
もっというと、「これからベガルタを愛する人」も幸せになってほしい。それについては、いつか別稿で。
シュート数: 8-14 CK: 3-5 FK:17 - 10 得点:(鹿島)ディエゴピトゥカ 警告:(鹿島)三竿、 ディエゴピトゥカ、エヴェラウド 主審:松尾一 VAR:小屋幸栄 入場:8,569人