2006ドイツワールドカップ

■7.10 結局、イタリアが1-1からPK戦で5-3と勝ち優勝。ジダンが延長後半マテラッティに何か言われて頭突きで退場が響いたか。。。3位決定戦は3-1とドイツがシュバインシュタイガーのミドル2発で勝利。
ワントップで中盤厚くし、守備的な形から攻撃に早く切り替えるスタイルが今回のW杯の流れ。そして新ボールの特性を活かしたミドルの決定力。連戦や暑さに負けない走力。。。審判の笛が頻繁に鳴って、しょっちゅう休める国内リーグでは、なかなか力は付き難い。日本とは、まだまだ世界との差は大きい。次回は予選突破も厳しくなる。

■7.6 準決勝フランス1-0ポルトガル。ダイジェストしから見られなかったが、フランスが守りに守って、アンリがしかけて、ジダンが決めたPKの得点で決勝進出。ポルトガルも最後はキーパーも上がってコーナーチャンスの攻撃参加したがゴール割れず。でも、ポルトガルのロナウドの気合の入り具合が、いいんじゃないですか。ドリブルも勿論凄いけど。ドイツ-ポルトガルの3位決定戦も面白そう。

■7.5 準決勝ドイツ0-2イタリア。延長後半残り2分でイタリアのグロッソが先制、カウンターでデルピエロがとどめ。 W杯後に吹き荒れると予想されるイタリアサッカー界疑獄の前に、選手も名誉挽回で必死なのか?前半の、両チームのオール・ピッチ・ディフェンスには感動した。若いポドルスキーのドフリーはずしもあったが、イタリア、とにかく足元へのディフェンスでシュート打たせない。ソツない。

□7.4 中田英寿引退。全然驚きがないんだな~予告もあったし。ぼろぼろになるまでサッカーやるタイプじゃないし。近年は結構怪我もあって潮時と考えたのか。セリエAもプレミアも経験したし、稼いだし、W杯も3回出たし、やることなくなったんだろうね。個人競技ならもっとやれたかもしれないけど、チームスポーツで孤高では気持ちが持たないのかも。でも、おつかれさんでした、というには若すぎる。

■7.2 ベスト8は結局、ロシアに流れを汲む初出場のウクライナとポルドガル以外は全部、優勝経験国。準々決勝、アルゼンチンがドイツにPK戦で破れ、CLでロナウジーニョがエネルギーを使い果たしかに見えるブラジルが、フランスの前に1-0で敗れ、イングランドがルーニーがやっちゃって、ポルトガルにPK戦で敗れる波乱?もあり、ベスト4はイタリアードイツ、ポルトガル-フランス。全部ヨーロッパだな。

■6.28 スイス無敗なのにPK戦3連はずしでウクライナに敗れる。イタリアはトッティが後半終了10秒前にPKゲットして1-0勝利。イタリアが後半10人になって、放り込むオーストラリアに対して、本家カテナチオを見せる。とにかく守備では相手との距離が近いのがワールドクラス。日本では距離を空けすぎて自由にやられる。そして、ブラジルが細かくつなぐガーナに対しては、ドン引きカウンター3発で3-0。引く布陣は、とにかくダメという人もいるが、相手次第で行うのが戦術ということらしい。イングランド、フランスはベッカムとジダンが活躍で勝利。

■6.26 決勝トーナメント始まる。スウェーデンを2-0で破り、ドイツが乗ってきた。メキシコ惜しい。。延長でアルゼンチンに2-1敗れる。運動量豊富にボールはつなぐが、最終ラインをアルゼンチンが割らせない。 しかし良くやりました。オランダ-ポルトガル試合よりも審判凄いわ。イエロ16枚、退場2人ずつ4人。最初のロナウドへの飛びけりを、レッドに取らなかったところから荒れ放題。日本の審判は真似しないように。。。

■6.23 日本は勝ち点1総得点2で予選敗退。世界一のブラジルから、1点取っただけで喜ぶしかないのか~。サムライ・フー?MFばかりの日本。戦術とか技術の前に、体力をなんとかしないと。10人になっても一人で動いていたネドベドとはいわないまでも。韓国も最後スイスに破れ予選敗退。アジア全滅。2010年の予選は枠も減り、オーストラリアも入って超厳しそう。

■6.19クロアチア戦。とにかく皮の首一枚つながった。川口のPK止めに始まって、あんなにクロアチアがはずしまくるのは、すでに奇跡が始まっている?かも。対ブラジル2点差以上かあ。きついけど、無くはない。忘れちゃいけないのはクロアチアの勝利も前提ってこと。得失点を考えると1-0でよろしく。
F組:
23日04時日本対ブラジル1-4 クロアチア2-2オーストラリア
18日22時日本対クロアチア0-0 ブラジル2-0-オーストラリア
12日22時日本対オーストラリア1-3 13日ブラジル1-0クロアチア

■6.17 アルゼンチン6-0セルビアモンテネグロ。何ですか、あるぜんちなは!リケルメの下、ロドリゲス、カンビアッソ、メッシ、テベス、クレスポ。お祭りですかい!チェコに走り勝ったガーナもあなどれないですね。

■6.14 オーストラリアに完敗。しゃあない。次勝ちに行って、運を待つしかないでしょ。2連勝以外でも他力ながらまだまだ目はある。要するにブラジルがクロアチアとオーストラリアに勝てばいい。クロアチアはオーストラリアに勝つ。クロアチア、オーストラリアが1勝2敗で勝ち点3。そして日本はクロアチアになんとか勝ち、そしてブラジルと分けて勝ち点4。奇跡の予選通過!

■みんなワールドクラスだから凄いけど、やっぱドログバ!ロッベンはうま過ぎ、速過ぎ、持ち過ぎ(笑) 見た範囲では、メキシコがいいサッカーしてますね。小柄でも、個人技、スピードがあって連係も抜群。

■6月9日ワールドカップ開幕。ベガルタの試合も今節はないことだし、渡世の義理のサムライブルー?でいきますか。。。

とテレビを見てたら、ドイツの左サイドのラームが開始6分で、村上ばりの(笑)キャノンを豪快に決めてコスタリカから、オープニングゴール。と思っていたら、12分、ワンチョベがあっという間に裏とって、同点ゴール。そしてクロウゼが勝ち越しゴール。結局4-2でドイツが勝ったが、怖いねW杯は。一瞬の隙でも点につなげる選手ばかり。W杯関係は、このエントリのみに集約の予定。

ところで、選手それぞれだとは思うけど、プロならW杯ための日常ではなくて、日常のためのW杯ではないか、と思うのだが。それともW杯至上主義なのだろうか。フローランがいつか言っていたが、ひょっとするとW杯はあと2回くらいでなくなり、クラブ選手権が中心になるでのは、という予想をする欧米の新聞もあるそうだ。
とは言っても、地域によってはW杯は単なるスポーツ大会ではなく、国威発揚、国民の数少ない希望の場であったりする。また、ものすごい金が動く場をFIFAが簡単に手放すとも思えないが、国別対抗ならオリンピックもあるし、各国で有力選手の帰化が目立つようになってくると、国って、代表って、なんだという「神学論争」が出てくる。過密日程となる力のある欧米クラブチームがごねはじめたら、ひょっとすると、ということもあるかもしれない。

さて、思い切り盛り下がる話で始めてしまったが、なんだかんだいって日本代表には勝ち進んでほしいし、予選突破したりしたら、ベガルタの戦いと共に落ち着かない日々になるだろうな。