09節:ベガルタ仙台0-0横浜FM、守備は復活の兆し勝ち点1、シュートは1本

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2021J1 9節 4月11日(日)14:00 ベガルタ仙台0-0横浜F・マリノス ユアスタ仙台


赤﨑 西村
(マル)(中原)  
氣田   加藤
(蜂須賀)  
松下 上原

石原 平岡 吉野 真瀬
      (皆川)
ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、シマオマテ、蜂須賀、富田、中原、マルティノス、皆川。

横浜FMは、GK高丘、DF松原、チアゴマルチンス、畠中、高野、MF扇原、岩田、天野、FW、仲川、前田、エウベル。オナイウ阿道、水沼、マルコスジュニオールはベンチスタート。

ベガルタが、攻撃力を誇る横浜FMに対し、組織的な守備で対抗、相手のミスも誘い、スコアレドローに持ち込み、連敗ストップ。開幕以来の勝ち点1。
半歩前進も、カウンター狙いの攻撃は、チャンスを作りながら、シュート1本に留まり、さらなる向上が必要。

ベガルタは、DFアピアタゥイア久が警告累積で欠場。代わって吉野がCBに入る他は、中3日の前節と同じスタメン。

例によって横浜FMが幅を取って、鋭いスルーパスやワンツーで裏を狙ってくるに対し、ベガルタは、石原らがうまくパスコースを読んで、再三カット。さらに西村、赤﨑も戻って、厳しく守備に行き、相手にテンポのいい攻撃を許さない。

また、中央では、吉野、平岡がカバーしあいながら、あまり食いつかずに、中央で最後でクリアする形で、守備を固めた。

課題のコーナーも、なんとかしのいでいたが、今日も相手の主砲、チアゴマルチンスをドフリーにして、シュートミスがなかったら、1点物の危ないシーンがあったので、ここはさらに修正要。

タイトな守備の一方、攻撃はカウンター狙いで、やや重くなり、一人が抜け出しても、周りが付いてこず、またラストパスの精度が、いまいちなのが、勝つために乗り越えるべき課題か。


<<ベガルタの守備>>
前半から、横浜FM前田の、鋭い前からプレスに、きわどいプレーをもあったが、なんとかしのぎ切った。

前半11分、横浜FMのカウンターで、GKクバが飛び出すが、仲川にキープされ、ゴールがら空き。シュートを打たれるが、吉野がカバーして、枠内シュートをクリア。

27分、ベガルタが右サイドで攻め上がるが、加藤と真瀬の連係が悪く、ボールを奪われて、仲川のドルブルカウンターで独走されそうなところ、石原がファールで止める。VRでレッドではなく無くイエローで確定。
一か八かのプレーだったが、諦めていたら、1点物だったろう。

石原は他にも、相手のスルーパスを読んで、パスカットを連発していた。その後のカウンターからの、クロスの精度が上がれば、モアベター。

後半2分、横浜FMが、ベガルタ左サイドからのコーナー。チアゴマルチンスが、ドフリーでペナ内動いてのヘッド、枠外。助かった。3試合連続で、マーク外されている。これは要点検。

16分、ベガルタの攻撃が打ち切れず、カウンターを受ける。仲川からエイベルとつながれ、シュート打たれるが、平岡がカバーになんとか戻り、シュートは枠外。

その後、横浜FMがオナイウ阿道、渡辺、水沼を投入してくると、オナと水沼の動きに苦戦。

23分、左サイド、オナイウ阿道のクロスに、エイベルがフリー、ヘッド打たれるが枠外。

AT2分に、岩田?にフリーでミドルシュート打たれるが、枠外。

<<ベガルタのチャンス>>
ベガルタのシュートは、前半開始2分、吉野の縦パス、相手のこぼれを氣田が拾ってクロス、こぼれを松下がグランダーのシュートした1本のみ。

しかし、他にもチャンスは作っていた。
前半2分、西村のボールキープから、右の真瀬が上がりクロス、DFのクリアをダイレクトで加藤がシュートも、ヒットせず。

37分、上原が自陣左から速い縦のスルーパス、うまくDFの間で受けた西村が、フリーになりかかるが、トラップが大きくなってシュート打てず。

後半7分、上原が右サイドの赤﨑へパスを通すと、フリー、シュートチャンスだったが、角度無いのを見て、ファーの西村へ、ゴール前を横切るパスをを出すが、西村もう一歩。

28分、氣田に代わり蜂須賀、赤﨑に代わりマルティノスを入れる。蜂須賀が右SBで真瀬が前に上がり、加藤が左SHに回った。しかし、加藤は右の方がやりやすそうである。

35分、自陣ペナ内でボールを奪った石原から、左サイドの西村へパスが通り、カウンター始動も岩田のチャージに会う。

終盤、41分真瀬に代え皆川、追加時間西村に代え中原を入れたが、決定機は作れなかった。

今日のスタメンが一番落ち着いて、守備はかなり落ち着いてきた。攻撃はいまいちながら、連携ができつつある模様。

ただ、後半出場のマルティノスは、マイウエーでゲームの流れ無視だし、皆川もキープやシュートに至っていないので、今のプレーぶりでは、なかなか苦しい。ようやく練習合流した、外国人選手の活躍が待たれるところである。

ともかくも、ルヴァン杯を含む8連敗を止め、前半失点も止め、勝ち点1を上位チームから確保したのは、次につながる。というか、つなげなければならない。次は最下位の横浜FC戦。アウエーだろうが必勝である。

シュート数: 1-6 CK:0 - 7 FK: 12- 15 得点:なし  警告:石原 (横浜FM)松原、チアゴマルチンス  主審:岡部拓人  VAR:上田益也  入場:4,355人