26節:ベガルタ仙台3-1札幌、シマオマテ、ハモンが攻守を牽引、松下先制ゴール

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2019J1 26節 9月14日(土)14:00 ベガルタ仙台3-1北海道コンサドーレ札幌 札幌厚別


ハモン 長沢
 (ジャーメイン)
関口   道渕
(石原崇)(兵藤)
松下 富田

永戸 シマオ 平岡 蜂須賀
ヤクブスウォビィク

サブは、関、金正也、石原崇兆、椎橋、兵藤、石原直樹、ジャーメイン良。札幌は、FWジェイ、MFチェナティップ、鈴木武蔵、白井、宮澤、荒野、ルーカスフェルナンデス、福森、キミミンテ、早川、GKクソンユン。アンデルソンロペス、菅、中野、石川はベンチスタート。

ついに、厚別に決別。ベガルタは、コンパクトで、球際に素早く体を入れる守備を徹底、相手クロスはシマオが悉くクリア、前ではハモンロペスがスプリントを繰り返し、時間を作る。32分、蜂須賀、ハモン、長沢からハモンがシュート、キーパーのこぼれを松下が押し込んで先制。


その後も前半は相手のシュートを抑え込む。後半5分に、荒野のミドルで同点とされるが、すぐにセットプレーからシマオが超絶バックヘッドで2点目。相手の攻撃布陣にも、厳しく対処。さらに40分、コーナーからハモンが3点目を決めてトドメ。快勝。今シーズン好調の札幌から2勝目を上げた。


前半。
ベガルタが風上。札幌は3-4-2-1、ベガルタは4-4-2か。今日はシマオマテが、キャクテンマーク。左頬骨折の関口がフェース・ガードをつけた"バッドマン"で、左MFでスタメン。

1分、松下が粘り、いきなり、札幌アーク付近やや左で、フリーキックを得る。キッカーは永戸。曲げて落としたキックは枠内も、GKクソンヨンのセーブで外。これで右コーナーを得る。こぼれ、ハモンが当て、今度は左コーナー。決まらず、札幌のカウンターも、鈴木武蔵を道渕が止め、イエローを貰う。札幌のFKはしのぐ。5分、チェナティップのカウンター、シマオが押さえ、キーパー。

永戸は、最初のフリーキックがイメージの通りだったのか、調子に乗り、以降のフリーキックの精度が増す。今日のハモンは、キレキレ。スプリントを繰り返し(両チーム最多の35回)、前方でのキープやパス出しも繰り出す。そして安定のシマオマテ主将。

6分、蜂須賀のスラィデイングを躱し、白井ベガルタの右からクロス、これもシマオがクリア。7分、シマオがパスカットから、ハモンへのスルーパス。シュートは打てず。9分、関口が、ルーカスのボールを奪って、ベガルタ、ワンタッチでパスをつないでカウンター、最後はハモンから道渕、シュートは打てず。10分、これで右コーナーを得る。ハモンのヘッド、枠外。12分、永戸の右足のパスからハモン、キムヨンテを躱して、左からのクロス、長沢ヘッドも枠外。ハモンのクロスに、シュートまで行ったのも久しぶりw

13分、GKからつなぐ札幌に、長沢が得意のチャージで、圧をかける。14分、チェナティップから、裏の武蔵にパスを通されるが、永戸が体を入れファールを貰う。しかし危ない。その後、蜂須賀からの縦パスに、道渕がドリブルからのクロス、中央が合わなかったが、左から永戸が詰めていた。15分、これで左コーナーを得る。こぼれを永戸打てず。札幌のカウンターには、ベガルタ素早く戻り、スローダウンさせる。

17分、札幌右からのクロスは平岡クリア。ベガルタのカウンターも、福森に止められる。19分、札幌がサイドチェンジのパスで、ルーカスのクロス、これはクリア。ベガルタのカウンター、蜂須賀からハモンへのパスはオフサイド。20分、永戸から左に回っていた道渕へのパスは通らず。ここまでチェナティップには、富田がチャージして、自由にさせていない

23分、札幌が回して、福森が縦のパス、これは流れる。24分、白井がまた右から仕掛けてくるが、ここは蜂須賀が止める。これで右コーナーを与える。福森のキックはクリア。26分、札幌のGKがハーフ付近まで上がってくるところ、関口がチャージ、あわや無人のゴールへというところ。その後、シマオから関口、ハモンとつなぎ、ハモンは左に流れてゴール前を横切るパスを出すが、長沢とは合わず。27分、シマオがパスカット、ベガルタ、ワンタッチでボールをつなぎ、最後はハモンのクロス、キーパー。

28分、道渕からゴール中央にいた松下へ、松下ワンタッチで浮き球、ハモンに通るが、わずかにオフサイド30分、相手DFの長沢が突っかけ、ボールを奪って、ハモンがDFのチャージに躓きながらもシュート、枠外。決定的。

⚽32分、蜂須賀が自陣で相手のパスをカット、相手チャージによろけながらも、ドリブルで札幌エリアまで持ち込み、ハモンにパス。ハモンがワンタッチで長沢に戻すと、リターンで長沢からパスを受け、バランス崩しながらも強引シュート、キーパーが弾くところ、詰めていた松下が、楽々押し込んで先制!粘り強い連携と、松下の位置取りが良かった。松下久々の今季3点目。

33分、ルーカスのクロス、シマオがクリア。これで右コーナーを与える。これもしのぐ。34分、チェナティップがパスカットからミドルシュート、枠外。35分、パスカットした道渕、クロスは合わず。36分、ハモンが縦パスを受けてシュート、枠外。39分、白井が、えぐってのクロス、ジェイのヘッドは平岡が寄せて弱く、キーパーキャッチ。そのあと、白井のパスをダイレクトに福森が放り込み、ライン割る。

40分、チェナティップに侵入受けるも、またもシマオがストップ。43分、道渕が白井をかわして、ハモンへのパス。シュートはキーパー。44分、ルーカスからパスを受けた荒野がシュート、シマオがクリア。最後蜂須賀のクロスは流れる。

前半はコンパクトかつ、チェナほかパーサーへの球際への厳しい寄せで、札幌の攻撃を機能させず。要所で、関口のボールホルダーへのチャージが効いていた。そして、カウンターからの連動、最後は松下が決め、1点リードで終了。

後半。
ベガルタは風下。札幌は3バックの早坂に代え、深井を入れボランチ。宮澤をDFに下げるなど、4バック?開始早々、長沢と福森がヘッドの競り合いで、頭部ぶつけ合う。福森のこめかみ晴れ上がる。一時ピッチ外。1分、荒野の侵入、しのぐ。3分、白井のサイドチェンジのボールは流れる。⚽5分、札幌がベガルタゴール前でボールを回し、最後は折り返しのパスに、中央荒野がミドルシュート、DFに当たりコースが変わり決まって1-1、同点とされる。

後半開始早々の同点弾。嫌な時間帯。しかし、6分、長沢のポストプレーから、素早くハモンがシュート、キーパーに弾き出されるが、これでコーナーを得る。⚽7分、右コーナー、永戸のキックに、中央シマオマテが、引っ張られながら、ゴールを見ないでバックヘッドを決め2-1、すぐに再びリード。これは大きかった。シマオ今季3点目。8分、白井のシュートはクリア。

9分、中央松下から、右のハモンへクロスも、つながらず。そのあと、札幌白井のクロス、シマオがヘッドでクリア。これで左コーナーを与える。クリア。11分、深井のクロスは深過ぎ。12分、左ルーカスのクロス、GKクパ押さえる。14分、ジェイが右に流れてクロス、武蔵が侵入、ワンタッチパスからのシュート、平岡クリア。15分、札幌の右コーナー。しのいで、ベガルタのカウンター、関口からパスを受けた道渕左サイドでフリー、並走のハモンにパスを出すか迷い、クリアされる。決定的。

16分、ベガルタのカウンター、ハモンがキープ、スルーパスに長沢が抜け出し、どフリー、キーパーとの1対1もシュートは正面。これも決定的。19分、永戸ののクロスに長沢、オフサイド。20分、関口に代え、石原崇兆を入れる。札幌もチェンスメークしていた白井に代わり、アンデルソンロペスを入れ、左へ。解説者も分からないほど激しくポジション変える。22分、札幌が裏にスルーパス、武蔵が飛び出るが、キーパー。お互いに間延びしてきた。

25分、ボールが行き交う展開。26分、道渕に代わり兵藤が入る。道渕のパンツが破れている。27分、松下からのスルーパスに長沢、シュートは打てず。さらにオープンな展開になってきて、消耗戦。32分、石原がキープ、突っかけて、右コーナー付近でフリーキックを得る。ここで長沢に代わり、ジャーメインを入れる。ヘッドは打ち切れず。34分、札幌が左コーナー。ここはファールで終了。

35分、札幌は荒野に代え菅を入れる。38分、札幌がベガルタの左ライン際でフリーキック。ゴール前でのこぼれ、ルーカスが右から、切り返してのシュート、クパ反応、横っ飛びでキャッチ。その後、ベガルタは札幌エリア内スローインからジャーメインが粘って、右コーナーを得る。⚽40分、永戸のコーナーキックはジェィ越し、ファーでフリーのハモンが、右足ダイレクトで押し込み、3点目。永戸の精度の高いキックと、今日汗をかいてきたハモンへのご褒美ゴールか。トドメ。ハモンは今季5点目。

41分、札幌が左からのクロスに裏に抜けた菅がヘッドでゴール・・・はオフサイドで幻。43分、菅のクロスはクリア。札幌の左コーナー。キムミンテのシュートは、ハイキックでファール。蜂須賀が頭から突っ込んでいた。追加時間は5分間。

蜂須賀が、ドリブル右ライン際を上がり、ファールを貰う。1分、ハモンが札幌DFに後ろから突っかけ、ボールを奪い、石原がドリブルからキープに入る。ファールを貰って40mのフリーキック。2分、武蔵にイエロー。ベガルタ自陣でのフリーキック。ここでジェィも何か言ってイエロー。札幌ポイントゲッター二人が、次節出場停止。

3分、札幌に裏へのクロスを入れられるが、シマオが戻りながらのクリア。右コーナーを与えるが、守る。結局そのまま試合終了、勝てなかった厚別に決別。

各選手がボールへの厳しさを取り戻し、相手に6-4でボールを持たれても、コンパクトさを保ちながら、各選手が、相手の前に、体をこじ入れる堅い守備で相手のミスを誘った。
シマオマテと平岡のコンビは熟成。関口も相手の出鼻をくじく、プレス。

ハモンが今年一番のハードワークを見せ、ワンタッチでのパス出しなど、リズムを作った。永戸が気分良くプレースキックを蹴れば、松下も思い切ってゴール前に位置取り。

ほぼ完勝の内容で、5試合ぶりの勝利。

次はホームで横浜FM戦、攻撃に4人以上からめて来て、動かされる。もう一段の守備の連係と、パサーへの圧、そして、相手エリアでの時間を長くして、連勝を狙おう。

シュート数:12-5 CK:6-7 FK:22-15 得点:松下佳貴、シマオマテ、ハモンロペス (ノ札幌)荒野  警告:道渕 (札幌)鈴木武蔵、ジェイ 主審:井上知大 入場:11,254人