2019J1 17節 6月30日(日)19:00 ベガルタ仙台2-1北海道コンサドーレ札幌 ユアスタ仙台
長沢 石原直
(ハモン)
関口 道渕
(石原崇)
松下 椎橋
(大岩)
永戸 平岡 シマオ 蜂須賀
シュミット
サブは、川浪、大岩、石原崇兆、吉尾、富田、兵藤、ハモンロペス。札幌は、FWジェイ、MFアンデルソンロペス、鈴木武蔵、菅、深井、荒野、ルーカスフェルナンデス、DF福森、ミムミンテ、進藤、GKクソンユン。檀崎、岩崎、石川はベンチスタート。
激しく雨の降る中、大きな展開とドリブルで揺さぶってくる札幌。ベガルタはシマオマテを中心に相手の揺さぶりにも粘り強く守り、9分コーナーからシマオがヘッドで先制。追加点のチャンスは相手キーパーのセーブに阻まれる。すると、札幌の再三の上がりでコーナーを与えると、アデルソンロペスに決められ同点とされる。後半もしのぐ展開が続くが、
後半も相手の猛攻をしのぐ辛抱の展開となるが、64分、長沢が相手キーパーにチャージ、こぼれたとところを道渕がクロス、相手のクリアミスを関口がキーパーのいないゴールに向けて決めきって、勝ち越しゴール。
シマオの好守にわたる活躍。関口のシュートの精度。道渕や永戸、長沢。石原先生ほか全員のしつこのプレーが、勝利をもたらした。そして早速、新グッズを早速点灯で、参戦の方は雨の中でも気持ちよくオーラが歌えたことでしょう。
雨が降り続き、靄がかかったようなユアスタ。当然ピッチはスリッピー。
前半。
開始直後は、ロングボールの蹴りあい。1分、アンデルソンロペスが左から侵入。しのぐ。その後、ルーカスフェルナンデスに当てられ、左コーナーを与える。キッカーは福森。ジェィに、高い打点でヘッド打たれるが、枠外。危ない。3分、ベガルタゴール前で回されるが、永戸がクリア。4分、道渕がジェイからボールを奪う。道渕から中央でパスを受けた関口が、反転してシュート狙うが、キーパー。
5分、ボールを回されるが、シマオがクリア。6分、ルーカスのクロスはクリアするが、福森にも放り込まれ、これはシュミットダニエル(ダン)止める。7分、蜂須賀がドリブルで上がって、切り返し、相手にクロスを当て、右コーナーを得る。キッカーは永戸。クリアされ、⚽9分、今度は左コーナー、これも永戸が蹴る。中央鈴木武蔵の上から、シマオマテが叩きつけるヘッド、決まって先制。シマオ今季2ゴール目。押され気味の展開で、ホームで早々にゴール。
10分、札幌が右からコーナー。ジェイのヘッドは枠外。11分、ボールをカットされ、札幌が回す。菅のクロスは流れる。雨のユアスタ。13分、蜂須賀のクロスは流れる。札幌もクロスが流れる。15分。中央シマオが飛び出し、パスカット、しかし、受けた松下が奪いかえされる。16分、菅のクロスはダンキャッチ。17分、ベガルタが回すが、シュートは打てず。札幌にパスカットされ、回される。
19分、永戸からパスを受けた道渕、ペナ左からシュート、枠外。ここまで、石原直樹が下りてきてパスをつなぎ、関口は間に入って攪乱。その後、ロペスがドリブルで前進してくるが、永戸が押さえる。ゴールキック。21分、永戸からパスを受けた関口が、ドリブルでえぐっての折り返し、上がった永戸が左45度からシュート、クリアされる。
さらに、中央道渕がドリブルで運び、右サイドにいた長沢にパスを通す。ペナ内で切り返し、シュートコースを作った長沢が左足シュート、枠内も、GKクソンユンに足でクリアされる。22分、札幌が縦のスルーパス、これはダンが押さえる。ベガルタ、次第に攻撃がいいリズムになって、大きい展開も使う。24分中央で関口、パスミス。
24分、ベガルタがワンタッチで回す。松下が裏狙いのパス、カットされる。札幌のカウンター、戻った長沢が取り返す。26分永戸のロングクロス、ライン割る。札幌は縦1本、加速した武蔵がフリー、ダンが飛び出るが、かわされ、がら空きのゴールに流し込まれそうな所、平岡が戻ってクリア。危なかった。
29分、ボールが行き交う展開。福森がロングシュートもバーの上。30分、道渕が中央からのミドルシュート、枠内もキーパーに弾かれる。31分、椎橋が右からドリブル前進、ファールを受ける。右ライン際40mのフリーキック。ここから蜂須賀の折り返しに、長沢がヘッド、枠外。32分、武蔵と蜂須賀のマッチアップ、ファール貰う。33分、札幌がボールを回す。⚽左からルーカスのクロス、ファーサイド、武蔵が蜂須賀の上から、高い打点で横にヘッドで折り返し、ペナ内のロペスが、ワントラップからシュート、決められ、1-1同点とされる。
36分、ドリブルから道渕がシュート、クリアされる。37分永戸のクロスに、右サイドでフリーだった石原直樹が、狙いすましたヘッド、枠内ファー、決まったかと思われたが、キーパーの腕が伸びてクリアされる。敵ながら凄いキーパーだ。その後、ルーカスのクロスに、中央ジェイが狙ってくるが、シマオマテがぶっ飛ばす。
38分、蜂須賀からパスを受けた道渕がクロス、これで右コーナーを得る。永戸のキックに、ファーサイド、石原が頭で落とすが、詰める選手いない。39分、札幌の攻めから左コーナーを与える。福森が蹴る。クリアボールを受けた石原、超ロングシュートをキーパーの位置を見て狙うが、戻られる。42分、蜂須賀のクロスはキーパー。その後、菅のクロスはダン。
43分、札幌が縦に速いパス、流れる。雨のユアスタ。44分、札幌が回す。また左コーナーを与える。ロペスがキープ、これはブロック。さらに福森、ここはシマオ抑える。追加時間2分間。椎橋が縦のパスを狙うが、前と合わず。結局、前半は攻め合いの展開で1-1で終了。
後半。
後半になっても、雨が降り続くユアスタ。開始早々、椎橋から長沢、左に振って関口、DFに当て左コーナーを取る。こぼれるが、シュートは打てず。1分、左奥42mでフリーキック。さらにスローイン。2分、縦パスを受けた石原が左足でのミドルシュート、キーパー。3分、今度は札幌が回す。しのぐ。4分、椎橋が裏に出し、右から蜂須賀のクロス、キーパー。
5分、札幌回して、左からルーカスのクロス、クリア。その後、シマオの裏を取った武蔵に折り返えされ、さらに、進藤がクロス、これはクリア。6分、ベガルタエリア中央やや右で、札幌のフリーキック。35m。福森が浮かせたボール、ジェイのトウキックシュートは枠外。ここでは椎橋が、ジェイの足元に、ダイビングヘッドでブロックしに行き、一時倒されるが、立ち上がる。
10分、札幌が回して、最後はジェィがワンタッチシュート、枠外。11分、椎橋のパスがカットされ、左コーナーを与える。戻してのクロス、蜂須賀クリア。13分、ルーカスがドリブル、関口クリアで左コーナーを与える。ヘッドでクリア。札幌のスローイン。最後は札幌のミス。17分、進藤が蜂須賀をかわしてクロス、ロペスがダイレクトシュート、ダン抑える。危ない。
19分、ベガルタの攻め、⚽長沢が札幌ペナ内右で、キーパーに寄ってチャージ、キーパーが慌ててDFにパスを出したところを、道渕がカットして、クロス、GKの足でバウンドするところ、左から詰めていた、関口が狙いすましたミドルシュート、DFの間からキーパーのいないゴールに決まって、2-1。値千金の勝ち越し弾。関口は2試合連続。
21分、リードしたベガルタはゆっくりとボールを回す。互いに間延びもあり、蹴りあい。22分、ロペスが反転してクロス、シマオ裏のジェイの先に流れる。23分、札幌は菅に代え白井を入れる。その後、長沢にイエロー。24分、進藤がベガルタシュート、ダン。その後、ルーカスにイエロー。試合中、永戸とずっとマッチアップしてたが、しつこい守備に切れたか。25分、ベガルタは関口に代え、石原崇兆を入れる。
26分、長沢が戻って守備、ロングボールを石原崇に出すが、もう一歩。28分、永戸のロングボール、長沢もう一歩。29分、武蔵のパスは、ジェイの先。ここでベガルタは石原直樹に代え、ハモンロペスを入れる。30分、武蔵がペナ内侵入、降り返しにジェイ、ここはファールで終了。32分、白井のドリブルに蜂須賀足を出す。これで右コーナーを与える。ここは札幌がハンド。深井にイエロー。自陣から、ダンがフリーキックを蹴る。
35分、進藤がクロス、ジェイには体を寄せてブロック。36分、ワンタッチパスで、石原崇からハモン、オフサイド。ベガルタ左奥で札幌のフリーキック。さらに左からのクロス、クリアのこぼれ、進藤が強烈なボレーシュート、枠内も、ダンが片手ではじき出す。これで右コーナー与えるがクリア。37分、札幌は深井に代え20歳の藤村を入れる。リーグ戦初出場。38分、蜂須賀がドリブルで相手ペナ内侵入、倒されるが、ノーファールの判定。
39分、札幌が回す。シュート打たれるが、クリア。41分、ハモンがキープして、上がった永戸のクロスに、長沢のヘッドは決まらず。その後、武蔵が蜂須賀かわしてパス、ジェイがシュートもダン正面。さらに白井が上がってくるが、ダンが飛び出す。43分、裏に出されるが、平岡がクリア。44分、札幌の右コーナー。さらに右からのクロスは、ダンがキャッチ。追加時間は4分間。
キーパーにチャージに行くハモン。その後、札幌がコーナー取る。GKクソンウンも上がってくる。ベガルタは松下に代え大岩が入る。シマオがボランチか。コーナから、ジェイにヘッドのこぼれを打たれるが、角度なくダン正面。その後、石原崇のサイドチェンジ、流れる。2分、札幌の左からのクロスで、また左コーナーを与える。キーパーも上がってくる。
回してのクロスは、ダンがキャッチ。ダンが高いボールのキック、これを無人のゴールには打てなかったが、そのまま試合終了。雨のユアスタで、目下絶好調の札幌に粘り勝ち、リーグ戦4連勝。ホームでは6連勝のチーム記録。
リーグ前半戦を終えて、一時は最下位グループにいたベガルタであるが、10位まで戻してきた。
こ
の試合でもコーナーなどでは、かなり攻められたが、ジェィには決めさせず。終盤の決定的場面も、ダンの好セーブで乗り切った。得点は、練習通りという、シマオのコーナーからのヘッドと、ファインセーブ連発の相手GKを揺さぶる長沢-道渕の連係から、関口がとどめを刺す、抜け目のない得点で勝利をものした。
ダンが去って、キーパーとの連携も気になるところだが、経験豊富なシマオもおり、DF陣がコースを限定すれば、キーパーも位置取りしやすいだろう。
攻撃では、今日は得点ならなかったが、関口以外にも、長沢、道渕には、得点の匂いがぷんぷんするし、永戸や石原先生、ハモンもシュートの精度が上がっているので、リズムよく展開できれば、勝負していけるのでは。
そして、解禁までに、アコスタもフィットさせ、ユアスタでゴール決めてもらいたい。
もちろん、後半戦は、また対策されて、厳しい試合が続くだろうが、粘りと抜け目なさで、がっちりと勝ち点を積み上げ、上を見ていきたい。
シュート数:12-11 CK:4-11 FK:9-13 得点:シマオマテ、関口訓充 (札幌)アンデルソンロペス 警告:長沢 (札幌)ルーカスフェルンデス、深井 主審:山岡良介 入場:12,125人
尚、この試合では、お馴染みMONKEY MAJIKが、試合前とハーフタイムに、スタジアム内でミニライブとトークショー。ベガルタチアリーダーズも、トップ、ユース、ジュニアが勢ぞろい。