WE16節:マイナビ仙台 2-1ノジマステラ、GK横堀好セーブ連発から、津田、江崎のゴールで勝利

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

2025/26 WEリーグ 16節 2月22日(日)13:03 マイナビ仙台レディース 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 相模原ギオンスタジアム


津田
(大西)
遠藤   矢形
(菊地)    .
太田 江崎

井上
石坂 西野 三浦 安倍
(坂井)      .
横堀

太田、西野が好"アシスト"

サブは、清水、坂井、岩城、大西、篠田、佐藤にいな、菊地。

ノジマステラは、GK岩﨑、DF南里、大賀、パオラソルデヴィア、長崎、MF明、伊東、川島、祐村、築地、FW大竹。片山、笹井一愛、笹井優愛、三谷は、ベンチスタート。





相手のプレスを凌ぎ勝つ

今節、マイナビ仙台は、強風が吹くギオンスタジアムで、ノジマステラ神奈川相模原と対戦。

中盤構成は違うが共に4バック。

ノジマステラは、前節の東京NB同様、素早い前からプレスで、ボールを奪い、次々と間髪置かずシュートを狙ってくる。

試合を通して、枠内ミドルなど12本のシュートを浴びたが、ゴール上を狙ってくるシュートを、GK横堀が悉く弾き、流れを作る。

前半9分からは、遠藤ゆめがスペースに走り込み、シュートやチャンスメーク。

攻撃時には、人数をかける反撃を見せて、前半29分に太田のクロスを津田がフリックヘッドで決め、先制。

後半も、ノジマステラのシュートを横堀が止めている間に、26分、相手陣左サイド40mの西野のFKから、矢形が頭でつなぎ、ペナ内に詰めていた江崎が決めて2-0とリード。

39分に、CKを直接決められ2-1と、1点差に詰められるが、GK横堀が好セーブ連発、最後は時間使いの余裕を見せ、交代選手も投入で逃げ切った。


止めて、止めて、止め捲る、GK横堀

この日のGK横堀は大当たり。

前半で4本、後半で3本は枠内のシュートを弾きだしており、相手のプレスに苦しむチームに、反撃の勇気を与えた。

後半に、囲まれて、CKをのけ反り気味に、直接決められる失点はあったが、それ以上に、止め捲って、チームに反撃の勢いをつけ、MVP級の活躍。

この日のノジマステラは、枠内のバー下あたりに、精度よくシュートを打っていたので、厳しい状況だったが、横堀の活躍で、反撃ムードが出来た。

2-1とリードして迎えた終盤には、水を飲んだり、ボールを置き換えたりと、細かく時間を使う余裕も見せた。

ひとつだけ、風下となった後半、パントキックで高いボールばかりだったのは、次からは低いキックに変えた方が、効果的だろう。

低い弾道でも十分に飛ばせるキック力はあるので。


走って、走って、決めに行く、遠藤ゆめ

ノジマステラの厳しいプレスを、なんとかしのいで、カウンターを狙いたいマイナビ仙台。

ワントップの津田には、相手のCBが張り付いているので、この日は、遠藤ゆめが、左サイドのスペースに走り込み、太田や石坂の上がりを待つことなく、自分でキープし、シュートまで持っていった。

この試合ではチーム最多の3本のシュート。

また、守備でもワイドに走り、フォローについて、出口を作る。

いつも、運動量豊富な選手だが、この試合では、縦横にかなりスペースを走り込んで、攻守に活躍。

交代選手が揃ってきたので、やれるところまで、走り切れるチーム状況になったのが、いい。


低いクロス、低いFKから2ゴール

押し込まれる時間が長い試合で、守備陣がしのぎながら、先手を取ったのはマイナビ仙台。

前半29分の、左サイドから太田のクロスはやや低い弾道。DFの裏に、わずかに抜け出した津田に合い、頭ですらしたボールは、風にも乗り、ゴール隅に決まった。すらし方もうまかった。

ユースから引き続き、レギュラーの津田は今期5点目。

171cmと長身の津田ではあるが、相手DFに体を当てられると、状況によって、高く浮いたボールで競り合っての、ヘッドは難しくなる。

ラインの裏へのやや低い斜めの浮き球で、前向きで頭で合わせるボールなら、面白いかもしれない。


後半の江崎の2点目は、風下でボールが押し戻される状況下。

左奥40mの西野のFKは低い弾道で、ペナ角の矢形が頭で中央に送り、こぼれたところを、江崎が切り返しで二人かわして決め切った。

江崎は今期2ゴールで、5得点津田、4得点の矢形についでチーム3番目にゴールを決めている。

津田、矢形へのマークが厳しいところで、常にこぼれ球を狙うという、今期のミッションを、しっかりこなして、勝利に貢献した。


相手の素早いプレスに、早くワイドな展開で対抗

それにしても、リーグ後半戦、東京NB、ノジマステラと、2試合連続で、激しくプレスで、ボールを奪い、マイナビ仙台に、つなげさせずに、攻勢してくるチームが続いた。

どのチームも年明けのキャンプと、新加入選手が入ってきて、戦力が充実。

男子同様、5人の交代枠をフル活用して、最初から飛ばしてプレス敢行、主導権を握ろうとするチームが増えているのではないか。

マイナビ仙台は、今のところ、しっかりつないで、中盤で相手を崩し、サイドからのクロスをファーサイドで決める、という展開に、時折ロングボールを交えて、という戦い方なので、厳しい戦いは続きそう。

もちろん、菊地、篠田、大西、松井など、スピードや仕掛けで攻撃できる選手も揃いつつあるが、当面は、相手のプレスをなんとかしのぎ、サイドでの展開を中心に、攻め上がる戦いになるのか。

当面は、我慢の時間が長くなる試合は、多くなりそうである。


ノジマステラDF大賀理紗子選手、WEリーグ通算100試合フル出場


他チームのことであるが、大賀選手のこの記録は、凄い。

体を張ることが多いDFでの記録。

女子チームとはいえ、年々当たりが厳しくなっているWEリーグで、100試合出場の選手も、大賀選手を含め3人だけという事であるが、「フル出場」となると、日頃の練習、ケアの賜物としか、いいようがない。リスペクトである。

しかも、WEリーグ初出場は、リーグ発足の2021-22第1節、対マイナビ仙台戦というから、縁がある。

今後とも、マイナビ仙台のFW津田選手らと切磋琢磨して、女子サッカーを盛り上げていって欲しい。

おめでとうございます。


前半
マイナビ仙台は、4-1-2-3、ノジマステラは4-2-3-1。

⚽29分、マイナビ仙台、左から太田の低いクロスに、津田がフリックヘッド、決まって先制1-0。

前半のシュートは、マイナビ仙台7本、ノジマステラ6本。

後半
15分、ノジマステラ、川島はるなに代わり、笹井一愛がはいる。

17分、ノジマステラ、伊東にイエロー。

⚽26分、マイナビ仙台、西野の左FKを矢形がヘッドすらし、こぼれを江崎が詰めてゴール、2-0。

31分、ノジマステラ、築地に代わり片山、明に代わり笹井優愛が入る。

⚽39分、ノジマステラ、笹井優愛の左CKが、風にのり、そのままゴール。2-1。

42分、マイナビ仙台、遠藤ゆめに代わり菊地が入る。

43分、マイナビ仙台、津田に代わり、大西が入り、右トップ下。矢形がワントップへ。

45分、マイナビ仙台、石坂に代わり、坂井が入る。

後半のシュートは、マイナビ仙台4本、ノジマステラ6本。


シュート数:11-12  CK:1-7  FK: 8-10  得点:津田愛乃音、江崎世来 (ノジマステラ)笹井優愛  警告:(ノジマステラ)伊東珠梨  主審:金渕佑亮  入場:656人