J2・J3百年構想リーグ 第4節 2月28日 (土)13:03 ベガルタ仙台 0-0(PK5-4)ヴァンラーレ八戸 ユアテックスタジアム仙台
岩渕 宮崎
(荒木)(古屋)
杉山 武田
(心)
五十嵐 鎌田 南
(相良) (松井)
井上 菅田 髙田
.
林
南初スタメン、相良初ベンチ入り
サブは、松澤、奥山、松井、相良、工藤蒼、荒木、小林心、中田有祐、古屋。
八戸は、GK谷口、DF雪江、平松、澤田、MF高吉、佐藤碧、永田、音泉、稲積、中野、FW澤上。イスマイラは、ベンチスタート。

90分スコアレスから、今期初のPK戦へ
開幕3連勝を受けて、ようやくホームに戻ってきたベガルタ仙台は、堅い守りでJ2に昇格したヴァンラーレ八戸と対戦。
試合は、ベガルタ同様、アンカーを置いた3-1-4-2の八戸が、鋭い出足のプレスで、次第にベガルタCB陣に迫り9分、12分とボールを引っ掛けられ、いきなり決定機を作られるが、いずれもGK林の好セーブで、何とかクリア。
ベガルタも、アンカーに鎌田を置いて、初スタメンの南がいきなり仕掛けたり、宮崎のミドルシュートなど、得点への意欲を見せるものの、次第に、互いにシュートまでいけない、膠着状態へ。
後半は、互いにメンバーを変えながら、11分には、八戸のカウンターから中野にフリーでシュートを打たれたが、コースを限定して、枠外。
ベガルタも、12分には、杉山、井上、武田が連続3本のシュート、20分には、上がった鎌田、29分には後半入った古屋のフリーのシュートもあったが決まらず。
30分からは、アンカーに松井を投入して、鎌田を一列上げ、杉山らとの連携でチャンスを作るも、ブロックに会う。
逆に40分、ゴール前でパスをつながれ、こぼれ球を、ドフリーで音泉で打たれるが、林が我慢して左足1本でクリア。
ようやく、AT2分には、鎌田の左コーナーから、井上がどんぴしゃヘッドを合わせる、この試合最大の決定機も、惜しくも枠外と、0-0で90分終了し、PK戦へ。
PK戦では思わぬドラマもあって、最後は6人目でGK林がストップ、ベガルタは荒木が決め切って5-4で勝利。4連勝でグループトップ堅持。
5バックの崩しはある程度まで、できていると思うが、まだまだ精度を上げていく必要はありそう。
八戸の鋭い出足のプレスに苦戦
J3時代に固い守備力を築いてきた八戸の3バック、出足よく寄せて来るプレスに大苦戦。
マンツーマン気味に、CBやアンカーに迫ってきて、ベガルタはなかなかテンポ良く回すことができなかった。
それではとロングボールを宮崎に当てるのだが、点の攻撃に留まっていた。
また、八戸はゴール前での守備でも、素早い5バックの移行で、シューターに人数かけて、フリーを作らせず。
ベガルタはシュート10本放ったものの、八戸の守備は堅く、決定機は、試合終了直前、左CKからの井上のヘッドのみか。
90分でもPK戦でも、GK林がセーブで勝利に導く
なかなか点が取れず、逆にプレスからピンチの中で、決定機を3回ほど与えてしまったが、これを悉く阻んだのが、GK林。
フリーのシュートにも慌てず対処、連続シュートにもすぐ態勢を立て直す俊敏性も見せるなど、年齢を感じさせない動き。
そして、極めつけはPK戦の最後のシュートストップ。
アウエー側からホーム側へ、ゴールの位置の変更があり、ベガサポの物凄い声援があったとはいえ、しっかり読み切って、澤田のキックを弾き返し、荒木の決勝PKにつなげた。
南初スタメン、最初から仕掛ける
高卒から加入2年目、ついにスタメン右WBに出場した、レフティの南。
いきなりドリブルで仕掛けたり、二人に囲まれたり、ライン際に追い込まれても、巧みなタッチでかわし、抜き去るプレー。
フィジカルも強く、監督としても使ってみたくなる選手だろう。
まだ、クロスの精度には課題はあるものの、簡単に奪われない力、ハートの面では準備オッケーという感じ。
前半37分は、髙田のインナーラップからの上がり、南が戻して、髙田のクロスという連携が嵌り、最後は、岩渕がポスト際に突っ込むという、見せ場だったが、八戸のDFも体を張り、クリアされた。
杉山、またも抜群のキープ力発揮、パス出しはもう一工夫
この試合では、左トップ下で起用された杉山。
またしても新人とは思えない、柔らかなボールタッチと、自在な運びで、ボールキープ、相手のマークを攪乱した。
ただ、ボールキープしたり、奪った後に、パス出しで、引っ掛けられる事もあり、ここは、受け手との呼吸もあるが、どのタイミングで出すかとか、クロスの高さなどは、今後の課題か。
ともかくも、運べて、シュートも打てる選手なので、ミスを恐れず、どんどん仕掛けていって欲しい。

百年構想リーグの特別ルール、PK戦はドラマ
GK林の奮闘、守備陣のシュートブロックもあり、0-0で90分を終え、初のPK戦へ。
ゴールの位置はアウエー側。ベガルタは後攻。
スポーツニュースによると、ベガルタのキックの順番は、自信あると手を上げた順だったらしいが、
1本目は、八戸雪江、ベガルタ主将菅田が、なんなく決める。
2本目八戸、音泉が決め、ベガルタは古屋が蹴り、しっかり枠内だったが、キーパーに読まれて弾かれた。
フードをかぶって、うなだれる古屋をパイセン達が頭をぽんぽんとして、励ます。
ところが、3本目、連鎖反応か、逆にプレッシャーを感じたか、今度は八戸の稲積が、バーに当ててミス。
ベガルタは、小林心が決める。
4本目は、八戸高吉が決め、ベガルタの髙田は、バーに当てて、バウンド。ボールは外へ。万事窮すか、と思ったら、ゴール横の審判がゴールの判定。
確かにビデオで見ると、はっきり枠内に落ちている。ため息から歓喜へw
5本目は八戸平松、ベガルタ相良は、長い間を取って決め、ここまで5人ずつ蹴って4-4。サドンデス突入。
八戸は、悉く林の逆を突くキックで、もう、どちらにころぶか分からない。
ここで、珍事。
主審が、ペナルティマーク付近が滑るとのことで、コートチェンジを提案。
スタジアムでいる時は、林が提案したのかと思ったら、DAZNで見直してみると、審判が「だめだね」と口を動かしているのが分かり、後から林が近づいて来たし、インタビューでも、審判の指示と言っていた。
いつぞやの代表戦で、宮本キャプテンが主審に提案して、ゴールが代わり、日本が勝った試合を思い出して、林のファインプレーかなと思ったがw
さて、両チームの主将が呼ばれて合意の上、チェンジ。これは貰ったかな~?w
6本目からは、ベガルタホーム側でのPKとなり、ベガサポの壁から、物凄い声援やらブーイングで、八戸の6番手、澤田もやりにくそう。
すると、いったん左によると見せて、右に動いたGK林が、見事に弾き返して、PK失敗。
ベガルタの6人目は、荒木。
これも後で中継を見たら、蹴る前にニヤニヤして余裕?ブラフ?これは八戸のGK谷口も、さぞやり難かったろう。
荒木は、あっさり逆に決めて5-4。勝利。
荒木はユアスタ初ゴールだったそう。PKでもゴールはゴール。良かったね。
ベガルタ90分勝ちはなかったものの、勝ち点2、賞金100万円をゲット。
監督も言っていたが、この勝ち点+1分は後で効いてくるかもしれない。
林神のおかげで、4連勝で、グループ首位を堅持。
前半
共に3-1-2-3同士。
ベガルタは八戸の出足のいいプレスに、攻め倦む。
序盤にはひっかけられ、フリーのシュートを打たれるが、GK林がセーブ。
その後は、徐々にベガルタもチャンスは作るが、シュートは少ない。
前半、ベガルタのシュートは3本、八戸4本。
後半
3分、八戸稲積にイエロー。
12分、ベガルタ、岩渕に代わり荒木入る。
17分、八戸、中野に代わりイスマイラ入る。
22分、南に代わり松井、
後半、ベガルタのシュートは7本、八戸2本。
PK戦
菅田、古屋x、小林、髙田、相良、荒木
雪江、音泉、稲積x、高吉、平松、澤田x
(古屋、澤田はキーパーのセーブ、稲積は枠外)
シュート数: 10-6 CK: 4-4 FK: 15-7 得点:なし PK戦5-4 警告:(八戸)稲積、イスマイラ 主審:俵元希 入場:15,589人