08節対新潟1-0、大味な試合も、耐えてウイルソンのPKで完封勝利

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2012年J1 4月28日(土)16時 ベガルタ仙台1-0アルビレックス新潟 東北電力スタジアム



ウイルソン 柳沢
(中原)(松下)
関口 太田
    (武藤)
角田 富田

朴 上本 鎌田 田村

サブは、桜井、内山、原田、松下、梁、武藤、中原。新潟は、ブルーノロペス、ミシュウ、矢野の3トップ。田中、菊池先発。平井、アランミネイロはベンチスタート。

赤嶺、菅井を怪我で欠き、梁はまだ復調途上、他にも本調子でない選手が多い中、全員でしのぐ試合。

開始早々の相手フリーキックのこぼれからのシュートがオフサイドで助かる。ベガルタは、攻撃では、なかなかボールを前に運べず、ロングボールは前で収められない、跳ね返されるで、耐える時間が続く。

さらにその後は、3トップの新潟の速攻に手を焼きながら、矢野はじめ、パスの精度を欠く相手の拙攻にも助けられ、なんとか無失点で前半を折り返し。

後半、疲れが見える新潟に対し、次第にチャンスを作れるようになるが、完全には崩しきれず。しかし、後半終了間際、途中出場の松下のクロスに、エリア内ウイルソン倒されPKゲット。それをウイルソンが自ら決め、決勝ゴール。

新潟はブルーのロペスが、ベガルタに完封されたイライラからか、イエロー2枚で後半ロスタイム間際にレッド退場。反撃の狼煙をみずから消して、いまひとつのベガルタに勝利をプレゼントしてくれた。

ベガルタは怪我人多発、内容的に悪いながらも、しのいで勝つ意味ある勝ち点3。3連戦の上々のスタート。最後は、かつて新潟にいた中原を、今季初出場させることもできた。内容はチェックしながら、次に進める。


前半。
ベガルタいきなり、田村のヘッド、決まらず。ブルーノロペスは上本カット。ロングボール、ウイルソンに通るが、カットされる。2分、ベガルタが回す。田村が上がるが、ライン割る。3分、新潟がベガルタエリア横でフリーキック。田中のキック、こぼれを石川の左足シュートでゴール割られるが、オフサイドの判定。でノーゴール。その後ウイルソンと石川が衝突、石川倒れる。

自陣からのフリーキック。ベガルタが回す。8分、ロングボール前線に柳沢、ボールキープできず。さらにベガルタが回すが、裏狙いのロングボールはライン割る。矢野にはパクつく。その後、さらに、右から矢野のクロス、クリアでコーナーを与える。これはクリア。新潟に、キムのロングスローから裏取られるが、オフサイドで助かる。13分、関口からチュソンへのパス通らず。15分、富田のクロス、クリアされるが、コーナーゲット。キッカーは太田。キーパー、パンチング。

その後、新潟の攻撃。ミシュウのクロス。クリア。チュソンがカットしてカウンター、関口から太田のパス通らず。ここまでベガルタ、シュート無し。19分、ベガルタエリア右角で、また新潟のフリーキック。直接狙われるが、バーの上。その後、林のゴールキックはカットされる。しかし、クリア。22分、関口から柳沢へのクロス、頭上通過。新潟の速攻は田村がクリア。

さらに新潟のロングスロー。チュソン寄せてクリア。また新潟の速攻、矢野のクロスは失敗で助かる。23分、角田から田村、関口とつなぐ。倒されフリーキック。早いリスタート、カットされスローイン。ベガルタ太田のクロス、流れる。しかし、コーナーをゲット。太田のキックは、キーパー直。その後、新潟の速攻、クリア。新潟のコーナー。田中がキック。低いボール、ロペスのヒールは林が抑える。ベガルタはチュソンのクロスに柳沢、競り勝てず。

新潟のサイドチェンジ、ロペスとミシュウのワンツーは防ぐ。28分、ベガルタが回す。しかしシュートまでいけず。また、ベガルタ回す、ウイルソンのキープからクロスも、田村ヘッドできず。新潟のカウンター、クリアするが、キムのロングスロー。こぼれを拾って、ウイルソンから関口、ドリブルからのクロスは柳沢に合わず。相手ボールカットから柳沢のシュート、さらにこぼれをウイルソン、打てず。

関口から田村、上がってさらに太田、しかしファールで終わる。34分、角田のパスはカットされる。しかし、矢野のパスをカットし返す。カウンター応酬。ベガルタエリア右角で新潟のフリーキック。キッカーは田中。壁。こぼれも新潟、クリアもコーナー与える。矢野のヘッドは林。林のゴールキックから関口倒され、今度はベガルタが25mのフリーキック。クリアされる。新潟の速攻。チュソン守る。

40分、ベガルタ回す。田村のクロスに角田のヘッド、寄せられてヒットせず、枠外。その後、矢野の突破にチュソンが倒して、新潟のフリーキック。ベガルタのリア左横。田中のキックはロペスに合わず。キムのロングスローは田村クリア。柳沢がボール拾うがつながらず。43分、矢野にキッキング、チュソンにイエロー。新潟40mのフリーキック。角田がクリア。44分、今度は矢野にイエロー。ベガルタ、やはり前で収まらず、連続攻撃がなかなかでない。セカンドボールも拾われて、耐える前半。ただ、なんとかしのいで、結局前半スコアレスで終了。

後半。
新潟のパスカットから裏のロペス、オフサイド。中央ウイルソンの縦パスに柳沢打てず。2分、キムのロングスロー、林がキャッチ。ゴールキックから、太田がキープ。チュソンのクロスに柳沢のヘッド、決まらず。さらにベガルタ回す。チュソンのクロスにウイルソン、打ち切れず。さらに、こぼれを太田、富田のシュート、相手が触って、コーナーをゲット。こぼれを上本のシュート、枠外。

さらに相手ボールカットから、ベガルタがフリーキックのチャンス。自陣から、太田のクロスはキーパー。7分、新潟の攻めも矢野のファールで終わる。8分、ウイルソン、ひとりかわしてクロス、こぼれを関口つなぐ。さらにベガルタこぼれを回すが、シュートまでいけない。10分、キムとウイルソン衝突で、新潟フリーキック。しかし跳ね返す。その後、チュソンのドリブル突破も、矢野にブロックされ、ころぶ。

11分、鎌田クリアしきれず、新潟のコーナー。こぼれを田中に上げられるが、クリア。14分、ベガルタ回す。しかしヘディング打ち切れない。こぼれもベガルタ拾う。しかしミシュウにカットされ1対1になりかかるところ、鎌田が体張って止める。16分、関口が突破かかかるが体入れられる。その後、ブルーノロペスにイエロー。50mのフリーキック。角田のヘッド、折り返し、柳沢ヘッド届かずシュート打てず。今度は、新潟のフリーキック、ベガルタエリア中央やや右30m。壁。こぼれも打たれるが枠外。

20分、ウイルソンのドリブルカットされる。新潟の攻撃は鎌田がカット。激しいボールの奪い合い。太田のクロスはクリアされる。スローインからチュソンのシュート、キーパー。今度は角田のミドル、枠外。新潟、足が止まってきたか。富田から田村、さらに柳沢の侵入、打ち切れず。新潟のカウンター。ロペスはカット。太田からウイルソンのクロス、ライン割る。

新潟の攻撃は寄せる。ウイルソンから太田、カットされる。26分、ここでベガルタ、柳沢に代えて松下が入る。太田がFWか。27分、林のキックからウイルソン、こぼれ新潟に取られる。関口が守備。ウイルソンの突破から松下のクロスに、太田のヘッド、決まらず。しかしコーナーをゲット。キッカーは松下。こぼれを富田から太田も、囲まれる。新潟のカウンター、上本の横パスをカットされロペスのシュート、枠外。31分、今度はベガルタ、田村、チュソンと連続シュート、弾かれる。

33分、新潟、内田に代わり、村上入る。新潟がボールを回す。ボールの奪い合い。34分、角田の上がり、パスはカットされ、新潟の攻撃。クロスは上本。ここで、35分、太田に代わり武藤が入る。いきなり武藤のクロス。流れる。右からウイルソンのパスに田村の左足シュート、枠外。36分、新潟矢野のクロスは流れる。新潟回すが、富田がパスカット。田村の侵入から武藤、おさまらず。矢野の縦パスが流れるところ、ベガルタ回すが、こちらも打てず。攻守の入れ替わり激しい。

その後、ミシュウにパスカットされるが、ロペスのシュートは抑える。さらにミシュウのシュート、林。42分、ベガルタ回して、中央から松下のクロスにウイルソン倒され、PKゲット。相手キーパーがボールを蹴り上げイエロー。興奮したキーパーは墓穴。ウイルソンがPKを豪快に決めて先制。今季3点目。この間、新潟は田中に代わりアランミネイロ。さらにこの後、審判にブルーノロペス異議で2枚目、退場。新潟自滅。44分、新潟の放りこみ、流れる。ロスタイム4分間。

ここで、ウイルソンに代わり、中原入る。新潟のクロスは林。武藤の突進、カットされる。さらに中原の落としに武藤のシュート、枠外。今度は新潟のカウンター、ベガルタエリア内も、アランミネイロのファールで終わる。新潟回すが、武藤のプレス。ベガルタがボール回す。時間使う。そのまま試合終了。


内容あまりよくなくても、焦らずにしのいで、相手の自滅を誘い、勝利。そしてビッグスワンでの初勝利。ただ、相手の拙攻に救われた面もある。ロングボールの納め方など、勝利で気分のいいところで、修正も図っていきたい。

シュート数:9-4、CK:4-4、FK:18-17  得点:ウイルソン(PK)  警告:朴 (相手)矢野、ブルーノロペス2=退場、菊地、鈴木大輔、本間、東口、 主審:中村 太