09節対鳥栖1-1、乱戦模様、富田の先制もドロー。

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2012年J1 5月3日(木・祝)16時 ベガルタ仙台1-1サガン鳥栖 ベアスタ



ウイルソン 柳沢
      (太田)
関口 松下
    (梁)
角田 富田

朴 上本 鎌田 菅井

サブは、桜井、内山、梁、太田、田村、中原、武藤。鳥栖は、豊田、トジンの2トップ。水沼、小林久晃先発。清武功暉、磯崎はベンチ。

現地ではベガルタサポからの昇格祝いコール、鳥栖からは東北へのエールがあった模様だが、試合の方は、選手同士がエキサイト。ジャッジへの不満もからまって、流れが寸断、さらにフラストレーションが溜まる悪循環となった。

試合は、鳥栖の早い寄せからの速攻に、再三ピンチになりながら耐え、19分に富田のミドルシュートが決まって先制。しかし、その後も鳥栖のペースで試合が進み、ベガルタはシュートは打っても、単発の流れ。

後半、柳沢に代え太田を入れチャンスを伺うが、ウイルソンに3人がかりなど、守備を固められて、なかなか決定機作れず。逆に12分、相手の自陣からのフリーキックで一気に豊田に走りこまれ同点とされる。

コーナーのチャンスでも、高さの鳥栖を破れず。さらに終盤、松下に代え梁を投入、らしいクロスでチャンスメークもあったが、結局、ゴールを割れず。

お互いに抗議しあう、やや後味の悪い試合となったが、最後は選手同士が握手。厳しいプレスに手を焼き、ボランチへのプレスも厳しく早い展開が、なかなかできなかった。それでも、失点の少ない鳥栖から1点は取り、最低限の勝ち点1はキープした。

前半。
ベガルタ回す。1分、松下のクロス、流れる。2分、鳥栖の速攻から岡本のシュート、枠外。6分、菅井から朴、ウイルソン、さらに松下のボレーシュート、ポスト。さらに、ぼれを回すベガルタ。9分、鳥栖、藤田のロングスローから、こぼれを中央からロングシュートされるが、枠外。危ない。11分、鳥栖の攻めは菅井がカット。しかし、こぼれを拾われて、クロスからトジンのシュート、林がファインセーブ。さらに鳥栖の詰めで、コーナーを与える。これはクリア。しかし、また鳥栖のロングスロー、なんとかクリアから、角田がつなごうとするが、プレスされる。

角田に激しいプレス。トジンともめる。ベガルタは、自陣のフリーキックからつなぐ。しかし、こぼれをロングボールで入れられる。16分、ベガルタ、菅井から松下で攻め込む。中央角田からウイルソン、チュソンに返すが、つながらず。冨田が、うしろからボールさらわれてつなげられる。しかし、その後、ベガルタフリーキックをゲット。19分、上本のフリーキック、中央で跳ね返されるが、こぼれの浮玉を富田が、胸トラップから鮮やかな左足ボレー、決まって先制。富田J1初ゴール。直後、鳥栖のフリーキック、ベガルタゴール前、クリア。さらに、ベガルタエリア右でフリーキック与えるが、林のパンチング。

鳥栖の寄せ早く、ボールを簡単に奪われるが、ベガルタもゴール前では体を寄せる。23分、鳥栖のハーフウエーラインからのフリーキック、コーナー与える。キッカーは藤田。クリアからベガルタのカウンター。松下のクロスはライン割る。しかし相手触って、コーナーを得る。ここで鎌田の折り返しはサイドネット。26分、鳥栖、トジンに異議でイエロー。そのあと、ボールキープは鳥栖。29分、また藤田のロングスロー、林押さえる。ウイルソンカットするが、鳥栖に囲まれ、また奪われる。豊田へのボールは体を寄せる。しかしスローインを与える。ロングスローが来る。林押さえる。

30分、林のゴールキックがライン割る。その後、ベガルタカウンターから角田のドリブル、左から関口のクロス、ファーサイド、松下がフリーでのダイビングヘッド、枠外。さらに菅井のドリブル前進、コーナー付近まで押し込む。ベガルタ、エリア前で回す。しかし最後はクリアされる。ベガルタも、ややリズムを取り戻したか。ボールの奪い合いが激しくなる。

36分、鳥栖のアーリークロス、クリアでコーナーを与える。林パンチング。こぼれも入れられるが、これも林が抑える。その後、ベガルタがゆっくり回す。鳥栖、ベガルタDFへの激しいプレス。前にボールを運べない。豊田、今日何度目か倒されたせいか、プレゼントボールのスローインから、ベガサポエリアにボール蹴りこむ。41分、ベガルタ相手陣でのスローインから、柳沢シュート狙うがDF。鳥栖のカウンター。しかし、トジンのファールで、ベガルタの自陣のフリーキック。ゴールライン割る。

その後、ボールの奪い合いから鳥栖の攻め、水沼のセンタリングは流れる。林のゴールキック、相手のバックパスに、松下走りこんでヘッド狙うが、枠外。ロスタイム3分間。上本とトジンの交錯、トジンのファール。ウイルソンのキープから松下、つながらず。鳥栖のカウンター、林が押さえる。今度はベガルタのカウンター、左ライン際でフリーキックを得る。なぜか豊田がベガルタのフリーキックのボールを蹴る。カード無し。キッカーは上本。バーの上。そのまま前半終了。鳥栖の選手が審判に詰め寄る。

後半。
柳沢に代わり太田が入る。鳥栖のサイド攻撃は中央クリア。ベガルタがカウンター、太田が一気のドリブルからウイルソンの折り返し、関口のダイレクトシュート、枠外。ここはいい流れ。しかし、その後、鳥栖の速攻から水沼のドリブル侵入からの左足のシュート、林が抑える。3分、ウイルソンの右45度のシュート、枠外。鳥栖、自陣からのロングボールは林が抑える。ベガルタもボール回すが、クロスは上げられず。

角田からウイルソンの突破、こぼれを富田のミドルシュート、キーパー。7分、鳥栖トジンの侵入、菅井が体を寄せる。ここでトジンが自傷、倒れてベガルタがボール出す。10分、ベガルタ回して、太田に出す。なかなか突破できないが、さらに回す。11分、トジンに代わり清武(福岡大在学中)入る。12分、藤田のロングスロー、林が抑える。12分、鳥栖の自陣からのフリーキックから、一気に走りぬけた豊田に、そのまま左足でシュートを決められ同点とされる。

鳥栖がボール回すが、オフサイドにかける。相手陣のスローイン、つなげず。鳥栖のプレスがまた一段と激しくなる。松下と藤田が交錯。鳥栖野田の放り込み、シュートは枠外。18分、ベガルタのライン裏に出られるが、林。20分、菅井のアーリークロスに、関口がダイレクトシュート、枠外。惜しい。鳥栖のフリーキックに林触れず、飛び込まれるが、菅井クリア。ウイルソン、相手のクリアミスを拾ってキープ、DFの股間からのシュート、キーパー正面。

25分、ライン際のベガルタのフリーキック。清武距離不足、イエロー。松下のキックからつなぐ。太田のシュート。こぼれを回す。ここで松下に代わり梁が入る。梁からウイルソン、コーナーを得る。梁のキック。こぼれる。結局ゴールキック。29分、鳥栖が遠めのフリーキックから、こぼれをシュート、枠外。

30分、ベガルタもプレスをかける。しかしウイルソンのドリブルは囲まれる。その後、水沼に突破しかけられるが、鎌田止める。角田からチュソンのドリブル前進、しかしカットされカウンター受ける。これは鎌田の対応。倒されたチュソン、豊田がからんで両軍もみあう。チュソン外に出る。鳥栖に回される。フリーで飛び込む豊田のヘッド、バーの上。38分、カウンター、梁のクロスに菅井のヘッド、太田飛び込むがDFと交錯。

ベガルタエリア右奥で鳥栖のフリーキック。エリア内、チュソン倒され、ファールで終わる。41分、鳥栖のロングボール。つながらず。関口のドリブル突破、コーナー得る。キッカー太田。クリアされるが2本目。ヘッドでつないで、菅井がオーバーヘッド、バーの上。鳥栖のカウンター、止めるが、藤田のロングスロー。ここで鳥栖は、野田に代わり岡田入る。ロングスローは林押さえる。

ロスタイムは5分間。裏取られるが、林出る。ベガルタが回す。相手陣、右奥35mフリーキック。キッカーは梁。出されてスローイン。つないで関口のシュート、キーパー。鳥栖のカウンター。カットしてベガルタが回す。しかし、シュート打てず。ベガルタもロングボールいれるが、キーパー。鳥栖の攻めはスローインへ。また、ロングスローか。ベガルタがカットしてつなぐ。その後逆にカットされるが、またつなぐ。相手クロスは林。関口の侵入はカットされる。鳥栖のカウンター流れる。

結局、そのまま試合終了。ドロー。

シュート数:12-7、CK:4-3、FK:21-11  得点:富田晋伍  (鳥栖)豊田陽平 警告:(相手)トジン、清武功暉 主審:福島 孝一郎