ルヴァン杯1節:対FC東京0-6、9人入れ替え、大敗。再挑戦へ

2017ルヴァン杯 グループステージ1節 2017年3月15日(水)19:00 ベガルタ仙台0-6FC東京 味の素スタジアム

野沢
(クリスラン)
西村 金久保
   (匠)
蜂須賀  茂木

三田 藤村
  
常田 増嶋 大岩
(永田)   
シュミット

サブは、石川慧、永戸、小島、パブロジオゴ、佐々木匠、椎橋、クリスラン。FC東京は前田ワントップ、MF中島、阿部、ネイサンバーンズ、高萩、田邊、DF小川、森重、吉本、徳永、GK林。ウタカ、東、永井がベンチ入り。ベガルタは登録上4-4-2だが、3-4-2-1と思われる。

三田と大岩を以外は、レギュラーから9人を入れ替え、今季初スタメンの選手と若手中心で臨み、準レギュラーのFC東京では、厳しい試合になることは予想できた。

勝敗より、ハッスルプレーを期待したのだが。前半は1点で抑えていたが。。。

前半。
藤村がキャプテンマークをつけて出場。ベガルタは、立ち上がりから、相手にボールを支配される。
開始30秒、FC東京に、ベガルタエリア左奥30mでフリーキックのチャンスを与える。さらにコーナーを与えるが、中島のキックは中央クリア。3分、FC東京のエリア侵入、クロスはシュミットがキャッチ。

6分、左サイドからネイサンのクロス、クリアしてコーナーを与える。これはしのぐ。8分、三田がキープして、相手エリア侵入も、打てず。さらにFC東京のカウンター、しのぐ。9分、増嶋が抜かれ、ベガルタエリアすぐ外でフリーキックを与える。小川のキックはバーの上。13分、FC東京にパスカットされ、カウンターから折り返されるが、パスミスで助かる。その後、ベガルタがボールを回しつなぐが、シュートはヒットせず。

16分、ベガルタエリア右奥40mでフリーキックを与える。ネイサンのパスミスで助かる。18分、FC東京の左コーナーキック、吉本のヘッドは枠内も、シュミットがセーブ。21分、ネイサンにフリーで抜かれそうになり、常田がファール。プロ初イエロー。22分、FC東京が35mのフリーキック。中島のシュートは枠ぎりぎりも、シュミット弾き出す。

23分、こぼれの浮き球を、高萩にダイレクトシュートされるが、枠外。26分、中央中島からラインの左裏に出され、折り返し、中央どフリーの阿部にダイレクトで合され、先制許す。ここまで、なんとか耐えてきたが、ラインが下がり過ぎて、フリーを作ってしまった。27分、ベガルタもようやくカウンター、金久保のキープからコーナーを得る。右コーナーは野沢が蹴る。大岩がニアに走り込んでのシュート、枠外。惜しい

31分、FC東京に侵入されるが、オフサイド。32分、ボールを回され、最後、田邊のシュートは枠外。33分、FC東京の右コーナー。キッカーは小川。しのぐ。36分、ほうりこまれてコーナーを与える。これもしのぐ。38分、ベガルタがカウンター、西村がドリブル前進、自分でミドルシュート、枠外。42分、ネイサンのクロス、シュミット。44分にもネイサンに裏を取られ、抜けられそうになるが、ハンドで助かる。

その後、中島のシュート、シュミット弾き、ボールが後ろにこぼれ、あわやゴール・イン、阿部が詰めて来るが、ぎりぎり抑える。シュミット孤軍奮闘。
前半は、猛攻受けながらも、相手のミスもあり、なんとかしので、0-1で終了。

後半。
2分、西村がうまくファールを取って、中央35mでフリーキックを得る。野沢が蹴って、コーナーを得る。コーナーも野沢が蹴るが、シュート無し。
その後、6分、FC東京のカウンター、中島が抜け出し、増嶋をかわしてフリー、決められ2点目を失う。猛攻を、しのいでいたが、開始早々の失点で、ベガルタの集中が切れてしまう。8分には、蜂須賀がボールを奪われ、FC東京のシュートをシュミットが一旦弾くが、阿部に押し込まれ3点目を失う。これで、完全に相手に余裕を持たれてしまった。

10分、金久保がサイドチェンジに茂木がもう一歩。11分、パスカットされ、ネイサンにシュートされるが、シュミット。11分にもFC東京のカウンター、中島にシュートされるが、シュミット。12分、野沢がロングシュート、枠外。14分、常田に代わり永田を入れる。蜂須賀は3バックの左へ。15分、柏はネイサンに代えを入れる。16分、またまた中島のシュート。シュミット抑える。中島の、飽くなきゴールへの執念は見習いたい。

17分、西村がボールキープして侵入、三田にパスを回すが、つながらず。その後FC東京のカウンター、左コーナーを与える。19分、中島から阿部にパスを出されるが、オフサイド。20分、前田に代わり、ピーターウタカが入る。ベガルタも、金久保、野沢に代わり、佐々木匠、クリスランが入る。二人とも、今季初出場。

25分、左奥で、永田がロングスロー、しかし、跳ね返され、カウンターを受ける。ウタカがキープしてタメを作るので、振り回される。26分、左サイドで、クリスラン、匠、永田とワンタッチでつなぎ、チャンスメークを図るが、クリスランもう一歩。28分、小川?に持ち込まれ、大岩がハンドでPK献上。ウタカが何なく決めて4点目を失う。30分、ベガルタがコーナーを得る。左コーナー三田が蹴るが、ファールで終了。シュートが無いベガルタ。

33分、柏は、高萩に代え橋本入れる余裕の交代。34分、相手のパスミスを拾って、西村がシュート、相手クリアでスローインを得る。匠がつないで三田に出したところを倒される。中央35mのフリーキック。三田のキックは触られ、コーナーを得るが、シュート無し。38分、ウタカのシュートの後を、橋本に決められ、5点目を失う。

42分、FC東京のカウンター、ラインを裏を取って、中島とウタカーのワンツーで、やすやすとフリー、中島が今日2点目のゴールで6失点目。反撃のためラインを上げていたとはいえ、二人だけで崩された。それでも43分永田のクロス、キーパー。追加時間は4分。なんとか一矢報いてほしいのだが。。。

またFC東京のコーナー。こぼれを中島にミドルで狙われるが、シュミット抑える。さらに蜂須賀がウタカに裏を取られ、ドリブルからシュートされるが、シュミット抑える。最後に、ベガルタがカウンター、クリスランがドリブルから狙ってコーナーを得るが、決まらず、6失点で試合終了。出場機会を得た選手には厳しい洗礼となった。

ワン・プレー、ツー・プレーでも、それぞれに持ち味を出してほしかったが、何もできずに、20本のシュートを浴び完敗。

ずるずるとラインを下げ、かわされるのを恐れたか、当たりにいく選手もなく、ミスを拾われて、次々とカウンターから、中島らにフリーで飛び出され、チャンスを作られた。

三田がすぐ囲まれて展開もできず。連携不足は、やむを得ない面もあるが、ちょっと全体にパス・スピードが無い感じなのが気になるところ。

ピッチの屈辱は、ピッチで晴らす。ここでの反省を活かして、次に進んでほしい。

クリスランは、後半途中出場、匠とのワンツーで片鱗は見せたものの、ほとんどボールに触れなかったので、まだ馴らし中。リーグ戦で本領を発揮してほしい。

シュート数:3-20、CK:4-7、FK:13-13 得点(FC東京)阿部2、中島2、ピーターウタカ、橋本 警告:常田、増嶋  主審:榎本一慶 入場:8,424人

今年は早めスタートの、ナビスコ杯改めルヴァン杯。今年から、21歳以下の選手を1名以上先発させるのが、原則となったということで、ベストメンバー規定の頃とは、隔世の感がある。

また、グループステージの後に、各グループ2位、3位によるプレーオフが設定され、予選3位でも逆転で、決勝Tへ進めるチャンスがある。

尚、この試合は、DAZNでの中継はなく、フジテレビNEXT(スカパー/オンデマンドもあり)での中継。尚、フジテレビNEXTsmart(インターネット中継)は月額1296円で、ベガルタでは、この試合のみ生中継。その他は録画で中継の模様。