04節:対柏1-0、粘りの守備、金久保チャンスメーク、奥埜AT弾で勝利

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2017J1 4節 2017年3月18日(土)15:00 ベガルタ仙台1-0柏レイソル 日立柏サッカー場


石原(クリスラン)
梁  奥埜
(金久保)  
永戸   菅井
   (蜂須賀)
三田 富田
  
石川 平岡 大岩
 

サブは、 シュミット、蜂須賀、金久保、藤村、茂木、クリスラン、西村。柏は、ディエゴ オリヴェイラ、中川の2トップ。クリスティアーノ、小林、大谷、鎌田、中谷スタメン。武富、大津はベンチスタート。ハモンは怪我、増嶋はレンタルで柏戦出場不可の契約につき欠場。

前半、柏のサイド攻撃、ディエゴのキープに苦しみながらも、DF陣のシュートブロック、関のファインセーブで耐えて、スコアレス。

後半、前からプレス、永戸のロングスローなどで、攻撃のリズムを掴むと、ベガルタも前で持てるようなる。柏はカウンター狙いになって、ピンチもあったが、DF陣がここでも奮闘、ディエゴやクリスチを簡単には前を向かせない。

そして、AT。後半入った金久保がFKをクイックスタート、奥埜が素早くシュートすると、劇的ゴール。

神戸戦での完敗、水曜のルヴァン杯での大敗という流れを、苦しみながら、DF陣が奮闘して断ち切った。


前半:
開始早々、左奥35mのフリーキック。梁のキック、平岡の折り返しはクリアされるが、富田が放り込む。流れる。3分、石原がエリア内侵入、折り返すが合わず。その後、柏に、落としから、伊東にシュートされるが、関正面。その後は、柏が、ベガルタの左サイドを徹底して突いて来る。

4分、柏の侵入もファールで終了。6分、ディエゴにキープで粘られるがファールで助かる。距離を詰めた、というベガルタの守備が奏功か。8分、ベガルタようやくカウンター、左サイドを三田が上がり、石川とのワンツーからクロス、しかしシュートにつながらず。10分、柏に回され、コーナーを与える。右コーナーはクリスチアーノ。これをクリアして、永戸がカウンター、奥埜のクロス?がゴールに飛ぶがキーパー。

12分、大谷の放り込みから、伊東に侵入されるが、永戸がチェック。13分、奥埜から菅井へパスが通るが、奪われる。16分、石川がパスカットして、そのまま持ち上がり、クロス。右サイドから突っ込んできた菅井のヘッド、バーの上。ベガルタ、ようやくシュート。

17分、柏のスローインから、クリスチアーノに侵入され、至近距離でDFに当たりコースが変わる強烈シュートを、関が反応、弾き出すスーパーセーブ!18分、永戸から奥埜へパスが通り、侵入、菅井へパス、しかしボールを奪われる。19分、今度はクリスチアーノがパスカットして自分で、石川をかわして、カットインで中央フリーでシュート、ふかす。22分には、左から小池にえぐられクロス、クリスチがヘッド、こぼれるところ、大谷にミドルシュート打たれるが、バーの上と、ピンチの連続。

23分には、ベガルタゴール中央30mで柏のフリーキック。しかし、クリスチアーノのシュートは、富田が足に当て、コーナー。2本連続されるが、流れる。25分、ディエゴに折り返されるが、富田がカット。しかし、その後が続かない。柏の厳しい寄せに、カウンターがシュートまでつながらない。

28分、奥埜が入れ替わりで抜け出し、石川のクロス、こぼれたところを石原が落として、三田の枠内シュート、キーパー正面。32分、柏の高いプレス、ベガルタマイボールも、パス出しの前にカットされてしまう。34分、こぼれ球を伊東?のシュート、バーの上。36分、奥埜から菅井、クロスがカットされカウンターを受ける。しのぐ。

37分、クリスチアーノのクロスに、中川のボレーシュートは枠外。38分、小池のえぐり、ディエゴが中央からループ気味に狙うが、平岡が、ぎりぎりシュートブロックに入り、シュートはバーの上。40分、柏のこぼれ球を三田が奪って、ドリブル前進、しかしカットされる。追加時間は1分、最後は遠目からクリスチアーノのフリーキックで狙われるが、関正面。

柏のハイプレスで、左からのえぐり、右からはディエゴのエリア内侵入、ボールキープで再三攻められたが、ベガルタの守備は、ボールへの寄せが集中していて、簡単には前を向かせず、決定機は関のファインセーブがあり、スコアレスで前半終了。

後半。
前半は引き気味に、守備重視だったが、ベガルタも前から行くようになる。2分、柏のサイドチェンジ、こぼれ球を放り込まれるが、キーパーチャージで助かる。3分、ベガルタ攻め込み、左奥でスローインのチャンス。ここで永戸のロングスロー。奥埜がこぼれを再び放り込むがシュート打てず。5分にも永戸のロングスロー、ボールがこぼれて、ゴール方向へ。菅井、すかさず、なだれ込むが、もう一歩。

この試合は、ベガルタのコーナーが1本も無い、珍しい試合だったが、永戸のロングスローで、同等のチャンスはあった。この辺りあkら柏も疲れてきたのか、両チーム間延び。ベガルタにもチャンスが出て来る。8分、石川の縦1本に、奥埜が走り出て、DFの間で一瞬フリー、シュートを打つがバーの上。決定的。

11分、石川からパスを受けた奥埜が落とし、石原がシュート、キーパー弾くが、菅井のとびこみもう一歩で、押し込めず。14分、柏は小林に代え栗澤を入れる。17分、柏の右コーナーキック、こぼれるがクリア。18分、柏に中央25mのフリーキックを与える。クリチアーノの強烈シュートは、平岡がヘッドでクリア。強烈で、一時倒れ込む。22分、三田のパスを受けた永戸が前進、しかし、小池に押し出される。23分、石原が相手ボールをカット、しかし、パスは流れる。

さらに大岩から菅井へのパス、流れる。24分、柏のカウンター、最後はクリスチアーノに飛び込まれるが、クリア。その後、三田が相手のチャージ、カニばさみ的になった事に激高、審判にも詰め寄って、イエロー。25分、梁に代え金久保入る。27分、石原がボールキープ、永戸が上がってクロス、大岩が折り返すが、バーの上。29分、柏は中川に代え武富を入れる。

30分、柏にボールを回され、フリーの伊東に飛び込まれるが、石川がクリア。さらにディエゴにもえぐられるが、しのぐ。32分、ベガルタのカウンター、奥埜から三田、三田のサイドチェンジ、大岩上げ切れず。33分、柏に、ゴール前で回されるが、最後は武富のハンドで助かる。34分、菅井に代え蜂須賀入る。

35分、永戸のロングスロー、こぼれたところを、離れていた奥埜がミドルシュート、枠外。36分、柏は、伊東に代え大津が入り、トップへ。クリスチアーノは右サイドに回る。37分、柏がカウンターで、クリスチアーノがフリーのドリブル、関が飛び出しクリア。40分、ディエゴに裏取られるが、なんとかクリア。

41分、石原に代えクリスラン入る。リーグ戦初出場。その後、柏に回されるが、辛抱のベガルタ。44分、富田が猛然と飛び出して相手ボールを奪い、そのまま前進、フリーでキーパーと1対1、しかしシュートは正面、キーパーに止められる。いいチャレンジだったが、がっかり。追加時間は4分。クリスランの投入で期待高まる。

すると、金久保が中央をドリブルでしかけ、倒され、30mのフリーキック。金久保クイックスタートで、前の奥埜に向けて強いパス出し、しかし相手DFに当ててしまう。が、トラップし損いを奥埜がすかさず奪って、かわしてすぐシュート、これがアウトにかかって変化したシュートとなり、キーパーの脇を抜けてゴール!金久保の曲者ぶりと、点を取れる場所で、とにかく狙った奥埜の嗅覚がゴールを呼んだ。

その後、柏の反撃、ベガルタゴール中央、DFの間からの大津の強烈シュート、これを関がスーパーセーブで弾き出す。今日2本目のビックプレー。これでコーナーを与える。ここはクリスランがヘッドクリア。高さが活きた。さらに、柏のカウンターから、左コーナーを与える。ここで、柏のキーパー中村が、攻撃参加。なんと、コーナーを頭に当て落とされる。こぼれはフリーの鎌田の足元へ。。。しかしシュートは枠外。

結局、ベガルタがそのまま逃げ切り。苦しい展開ながらも、チーム一丸の粘りの守備から、ワンチャンスを決め、ある意味プラン通りの無失点試合で、勝利。オーラを敵地に響かせた。これで、ベガルタ仙台は、J1通算100勝目を達成。

今日は石川が守備に、攻撃参加に活躍。平岡、大岩と共に粘り強くゴールを死守。相手決定機も関のスーパーセーブ2本で、無失点に抑えた。柏の厳しい寄せで、マイボールを、シュートにつなげない時間が多かったので、この辺りが、次への課題か。

ただ、クリスランは目途が立ち、さらに、平山やパブロもいるので、攻撃面での追加策、バリエーションは期待できる。
一方、ボランチ陣は、手薄な感じなので、一人が出られなくなると、厳しくなる。このあたりをどうするか。控え、若手陣の一層の奮起を!


シュート数:4-15、CK:0-6、FK:21-18 得点:奥埜博亮 警告:三田  主審:松尾 一 入場:9,905人