梁選手が、2010ワールドカップ本大会代表最終候補に

ベガルタ仙台の主将、MF梁 勇基選手が、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会の朝鮮民主主義人民共和国代表として選出されました。この素晴らしいニュースは流すわけいかないので、エントリーに。

河北などによると、今回24名が選ばれて、5/20からスイス合宿、その後全員で南アフリカまで行くそうです。23名枠の登録期限は6月1日ですが、まずチケットはゲット。

ベガルタ育ちの選手が、W杯本大会代表となるのは勿論、初めての事です。移籍選手では、ゴッツェ選手が、J2の合間に、マケドニア代表でヨーロッパ予選に出たことがありますね。

W杯出場経験者なら、ドイツの主将として優勝経験もあるリティことリトバルスキーが、ブランメル仙台時代に在籍していましたが、なぜか、その履歴の中で「ブランメル」の名前が出ることは、ほとんどありません。

今大会では、昨日予備登録が締め切られ、各国の代表候補も続々発表されていますが、ブラジル代表の中にチアゴ・ネーヴィスの名前はありませんでした。残念ですが、ドイツではいまいちだったからでしょうか。


さて、梁選手に話しを戻すと、報道があったように、2004年に阪南大学からテスト生として入団し、すぐズデンコに様々なポジションで起用されました。いろいろ問題の多い監督でしたが、若手の積極起用はしていました。

当時の梁選手は、うまい選手ではあったけれど、フィジカルがあまり強くなく、どうなるかと思っていましが、次第に筋力をつけ、重心の低いプレーでレギュラーを不動のものにし、2008年から主将として、チームを引っ張っています。最近の活躍はご存知の通り。

努力で築いた、技術とフィジカル、そしてチャンスで決める強い精神力は、きっと本大会の場でもチームにいい結果をもたらすでしょう。北朝鮮の監督には、是非使ってほしいと思います。