WE20節:マイナビ仙台L 1-3 C大阪L、攻めの姿勢みせるも3失点、大西が一矢

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2024-25WEリーグ 20節 5月4日(日祝)14:03 マイナビ仙台レディース 1-3 セレッソ大阪ヤンマーレディース ヨドコウ桜スタジアム


津田Y

茨木 中島 美和
(遠藤)(にいな)(大西)
隅田 江崎

里緒 西野 長船 國武
(高平)       
横堀

ルーキー183cmのGK横堀がデビュー

サブは、齋藤、高平、吉岡、大西、遠藤ゆめ、佐藤にいな、後藤。

C大阪Lは、GK山下、DF荻久保、中西、中谷、浅山、MF脇阪、百濃、高知、宮本、FW矢形、田子。和田、田中智子、丸井、米田は、ベンチスタート。

マイナビ仙台は、ルーキーで183cmと長身のキーパー、国士館大出の横堀を初起用。また、左MFに茨木、右SBを國武とする布陣で臨んだ。

C大阪Lは、後期、強豪相手に善戦しながらも、3分け5敗と勝ち無し。2分6敗のマイナビ仙台同様、勝ちから遠ざかっている。

試合は、最近の試合では一番、積極的に攻撃な姿勢を見せたマイナビ仙台だが、要所で決め切られ、3失点。

それでも、0-3から、佐藤にいなのCKを、大西が決め、一矢報いた。



前半、立ち上がりは展開、ペースを掴むが、早々の失点

強風の吹くヨドコウ。マイナビ仙台は前半、風上。

立ち上がりから津田、中島や、サイドの佐々木美和、茨木も、時に前プレスでボールを取りにいき、大きな展開、早めの動き出しでパスコースを作り、ボールをつなぐマイナビ仙台。

ラインも高めでコンパクトを目指す。

しかし、ラストパスの呼吸が合わず、シュートまでいけない。

すると11分、C大阪Lに左からのロングボール、百濃の斜めのランニングで、背後を取られ、國武が寄せる前にシュートを打たれ失点。

いい流れで来ただけに、先に失点すると、今のマイナビ仙台は苦しい。以後は一進一退に。


それでも19分、左サイドの佐々木里緒の縦パスに走り込んだ津田が、囲まれながら、左足シュート、これはサイドネットも、ようやくチームの初シュートを放つ。

両チーム、中々シュートが決まらない中、38分、マイナビ仙台右サイドでフリーキックを得て、佐々木美和がキック。

ペナ内で隅田が落とし、津田がシュートもバーの上。前のDFが気になったか。

終盤、中島や隅田がミドル狙うが、枠外。

前半は0-1で終了。


後半、何度も遠藤ゆめがえぐり攻撃も、受け手不足

後半。
マイナビ仙台は、一気に3枚代え。中島に代わり佐藤にいな、佐々木里緒に代わり高平が、佐々木美和に代わり大西が入る。

しかし、開始4分、右から中盤に出されたボールがルーズになって、茨木と宮本が蹴り合いも、勢いのままに宮本に運ばれ、長船も寄せ切れず、ミドルシュートをゴール隅に決められ、0-2。

今日は、これまでになく攻撃的な姿勢で、チャンスも掴めそうな中で、またしても早々の失点で、相手に余裕を持たれてしまった。

それでも、にいなや、大西が前から積極的にプレスし、ゴール前に上がっていくが、なかなかシュートまで持っていけず、


16分、茨木に代わり、遠藤ゆめを投入。

遠藤ゆめは、相手DFの強度がいまいちnのを見ると、積極的に左サイドをえぐり、ボディアタック、ダブルタッチと、相手をかわしながら、6本のマイナスの折返しを繰り返して、チャンスを作るが、中央での受け手と合わず、シュートに中々つながらない。

すると34分、C大阪Lが、マイナビ仙台右ライン際30mのフリーキック。脇阪のキックは巻きながら、ゴール方向へ、GK横堀、右手1本のパンチングを選択するが、ヒットせず、背後に流れゴール。0-3。



大西が見せたゴールへの積極性

遠藤ゆめのクロスはシュートに中々至らなかったが、その仕掛けでコーナーを取っていて、チャンスになっていた。

3点リードされた直後の、37分、佐藤にいなの左コーナーに、DFの背後から走り込んで前に出た大西が、左足ボレーで打ち込んでゴール、1-3。

大西は今期3点目で、遠藤ゆめと並びチームトップタイ。後半戦は、怪我なのか、ほとんど出番がなかっただけに、うれしいゴールだったろう。


3試合ぶりにマイナビ仙台のゴール。

こういう積極的に、自分が打つという意気込みで、準備の動きをする選手が増えれば、もっとチームとして点に近づくと思う。

津田以外の選手も、ボールが来たら、パスでなく、自分がゴールを狙うという姿勢と準備を増やしてもらいたい。



初陣、GK横堀ほろ苦デビュー、ナイスセーブも1本

長身で、将来を嘱望されている横堀だが、やはり緊張はあったのだろう。

開始早々の失点は、やや正面だったが、前に國武がいて、ボールが見えにくく、やや反応は遅れたが、これは仕方ないかも。

2点目は、相手のゴラッソで、ノーチャンス。

そして3点目は、脇阪のフリーキックが巻いてゴール方向来て、おそらく両手で行くか一瞬まよってワンハンドのパンチングにしたが、ボールの回転に負けて後ろにそらしてしまった。


それでも、その前には、セレッソのポイントゲッター矢形の至近距離のシュートを、逆を突かれながらも、ナイスセーブ。

また、体を活かしたロングキックの飛距離は、逆風でもかなりあり、精度が高まれば、起点になれる。

今後は、新人であっても、味方へのコーチングは必須なので、やや当たりが遅れがちなDF陣には、遠慮なく声をかけ、経験値も上げていって欲しい。

こういうチーム状況だが、残り2試合、INAC神戸とAC長野、コーチングでしっかり声を出していけるなら、横堀の起用もありうると個人的に思っているが、どうだろう。


前半
⚽11分、C大阪L、左サイドから中西のロングボールで、百濃がラインの背後に走り込みシュートで0-1。

前半のシュートは、マイナビ4本、C大阪Lが6本。

後半
マイナビ仙台、中島に代わり佐藤にいな、佐々木里緒に代わり高平が、佐々木美和に代わり大西が入る。
45分以上、中島不在になるのは今期初。

⚽4分、C大阪Lの宮本が、中盤の茨木の蹴り合いで勝ち、長船が寄せる前に、ミドルをゴール隅に決め、0-2。

15分、C大阪L、MF高和に代わり丸井、FW田子に代わり田中智子が入る。

16分、マイナビ仙台、茨木に代わり遠藤ゆめが入る。

21分、C大阪L、丸井にイエロー。

⚽34分、C大阪L、脇阪がマイナビの右ライン際からのFK。巻いたボールに、GK横堀のパンチングが後ろにそれて、直接ゴール。0-3。

⚽37分、マイナビ仙台、佐藤にいなの左コーナーから、大西が左足ダイレクトボレーで決めて1-3。チーム3試合ぶりの得点。

40分、C大阪L、宮本に代わり松本、中谷に代わり米田に入る。

AT1分、C大阪L、MF百濃にか代わり、FW和田が入る。

後半のシュートは、マイナビ5本、C大阪Lが5本。コーナーはマイナビ仙台4本、C大阪L1本。。



シュート数:9-11  CK:6-3  FK:6-13   得点:大西若菜 (C大阪L)百濃実結香、宮本光梨、脇阪麗奈  警告:(C大阪L)丸井  主審:小泉朝香  入場:2,061人