マイナビ仙台レディースのDF、佐々木里緒選手が、9月から始まる、FIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア2024の、U-20女子日本代表メンバーに選出されました。
また、元マイナビの選手で、現ノースカロライナ・カレッジ所属の松窪真心選手(2大会連続出場)もメンバー入りしています。
同期生のホットラインに期待。共に、大暴れして欲しいですねw
8月21日からトレーニング入り。佐々木里緒選手はWEリーグの序盤は公休です。
日本は、グループステージで、ニュージランド、ガーナ、オーストリアと対戦。
試合日程は以下の通り。公式動画配信のFIFA+で中継が見られるようです。
グループE(日本時間)
- 9月3日(火)10:00 日本 7-0 ニュージーランド FIFA+動画
松窪ベンチ入りも出場なし。佐々木里緒フル出場。
高地のためか、動きが鈍いニュージランドに対し、日本が運動量、動き出しで圧倒。
序盤からボールを支配した日本は、前半16分、3CB左の里緒のクロスから、右MF松永が、スルーパス。これに土方がニアに入り込んでダイクレトで決め先制。以降、ボールに食いついてしまうニュージーランドの裏を、どんどんフリーで侵入して、前半だけで4得点と試合を決めた。
後半もゴールラッシュの日本は、抜け出してはフリーで決める3得点。最後の7点目は、後半途中からIHにポジションを変えた里緒のクロスを、笹井がボレーで決めた。
里緒は、長短のパス、クロスに加え、守備でもうまく体を入れ、大柄の相手選手にも簡単にキープさせないプレーを見せた。後半はセットプレーのキッカーも務めた。 - 9月6日(金)07:00 日本 4-1 ガーナ FIFA+動画
日本は3-3-1-3で、松窪がトップ下でスタメン・フル出場。シュート狙いだけでなく、ワンタッチのさばきでパス出しもした。佐々木里緒はベンチスタート。
序盤こそ、ガーナもカウンターなどを見せ、荒っぽい球際で勝負していたが、徐々に日本のテンポの速いパス回しに、ついていけず、防戦一方に。
日本は松窪はじめ、前線の選手が、ガーナのラインを突いて、何度も背後に飛び出しゴールを狙うが、キーパーのセーブもあり、点にならない。
ようやく前半45分に、笹井が抜け出し先制ゴール。さらにAT6分、大山の縦パスに抜け出した松窪が、左足でキーパーの股間を抜く、強烈シュートで2-0とリードを広げた。
後半も、自在にガーナの甘いラインの裏をつく日本。5分に、早間フリーで抜け出し、3点目。で勝負あり。
前半42分に、3CB左に交代で入った佐々木里緒は、後半25分に大山が松永に交代すると、ボランチに入る。
後半は、高地のせいか、徐々に日本の運動量が落ち、ガーナにつなげられるようになる。さらに、大山がいなくなると、ペースチェンジもできず、受け身になる。すると38分、岡村とガーナの10番が1対1となり、抜かれて引っ張りPK献上。3-1。しかし、これで目が覚めたのか、再び勢いを取り戻した日本がボールを回し、45分に、笹井が2点目となるゴールを上げ4-1と突け離し、試合終了。1戦残して、ノックアウトステージ進出を決めた。 - 9月9日(月)08:00 日本 2-0 オーストリア FIFA+動画
日本は1位通過を狙って、ほぼガチメン。佐々木里緒、松窪はスタメン、前半だけの出場。4-4-2で、松窪はトップでポストプレーや、何度か反転からの裏抜けシュートも見せた。里緒は左SBから絞って、フリーで、どんどんクロスを供給。フリーキッカーも務めた。35mのロングシュートも枠内に飛ばした。
前半序盤は、オーストリアのチャージに攻め倦んだが、徐々にスペースを見つけると、小山のスルーパスが炸裂。土方、松窪小山らが、見事な連携で、次々、ラインの裏に出てシュート。しかし、キーパーのファインセーブなどで中々点が入らない。
38分、里緒の左コーナーキックのこぼれを、再び里緒が放り込むと、ヘッドでつなぎ、土方が頭でゴール。いい時間帯に先制。その後も、次々、裏を取って攻めるが、引いてカウンター狙いになった相手に、なかなか点にならず。
後半、ボランチの小山に代わり、大山が入る。松窪、里緒は交代。
少し疲れが出て、オーストリアのカウンターを受ける場面も、楽にシュートは打たせず。中々シュートが枠に行かなくなった日本だが、34分、素早いパス回しで、土方が、裏抜けから2点目を決め、勝負あり。
グループステージ全勝1位で、ノックアウトステージではナイジェリアとの対戦が決まった。
GSは、3戦とも相手が引いて守り、プレスをほとんどかけて来なかったが、これからの相手で詰められた時に、どうするか。これからが本番。
ちなみに、この試合、松窪は、相手のキーパーのファインセーブに、肩をたたいて称賛する、大人の対応(知ってる選手?)w
ノックアウトステージ
- ラウンド16 9月13日(金)10:00 日本 2-1 ナイジェリア FIFA+動画
日本は4-2-3-1で、大山、小山も出すガチメンバー。佐々木里緒左SB、松窪トップ下でスタメン出場。序盤こそナイジェリアも、前からプレスに来ていたが、徐々に日本の早いパス回しに、守備一辺倒になる。
佐々木里緒が右35mのフリーキックを、ゴロでキーパー前に出すサインプレーに、土方、松窪が裏に突っ込むが決まらず、というプレーもあった。
前半33分、左サイドからのクロスに、ファーでフリーの松永がヘッド決め先制。
その後、チャンスを作りながら、決め切れなかったが、後半21分には、松窪から起点から氏原のクロスを、土方が決めて2-0。その後、ナイジェリアの攻撃の不発と見て、31分に、大山、松窪が交代。すると、タメをつくるプレーができなくってきた日本に対して、大柄選手を投入のナイジェリアがセカンドを拾い続け攻勢。AT1分についに、中央からフリーで決められ2-1となるが、残るAT6分をうまく時間を使った日本が逃げ切った。佐々木はフル出場。 - 準々決勝 9月16日 08:00 スペイン
- 準決勝 9月19日 10:00 オランダ-コロンビアの勝者
- 決勝 9月23日 06:00 アメリカードイツ、ブラジルー北朝鮮の勝者