2023-24 WEリーグ11節 3月20日(水・祝)14:03 マイナビ仙台レディース 0-2 浦和レッズレディース 浦和駒場
廣澤 中島
(西野)
カーラ 美和
(武田) (石坂)
太田 隅田
(パウラ)
高平 オケケ 國武 田畑
(松永)
松本
前半シュートゼロも、後半は連携からチャンス作る
サブは、齋藤、松永、パウラ、遠藤ゆめ、西野、石坂、武田。
浦和Lは、GK池田、DF遠藤、石川、長嶋、水谷、MF栗島、柴田、清家、塩越、伊藤美紀、FW島田。菅澤、佐々木繭、高橋はなは、ベンチスタート
ウィンターブレーク明け、下位チーム相手に、3戦負けなしのマイナビ仙台レディースは、中3日で、王者、浦和レッズレディースと対戦。
どこまで地力がついてきたか、占う試合。
この試合、前節メンバー外だった中島が復帰し、一応FW。その他左サイドに回ったカーラほかは、前節と同じ。
試合は前半、球際の寄せと素早い位置取りで勝る、浦和Lの前に、なす術なくシュートゼロ。
しかし、後半、メンバーと位置を代え、いい連携からのシュートもあったので、これを継続していけば、悲観する必要はない。
前半。
浦和Lの左右からの揺さぶりと、的を絞らせない、人数をかけた攻撃に、防戦一方。
オケケに触らせず、スペースを作って攻めて来る。
マイナビ仙台Lの攻撃の方は、中々前にボールを送れず。3戦連続得点中の廣澤にボールが行かない。
特にカーラは2人、3人と囲まれて、パスコースを塞がれた。
前半13分、マイナビ仙台Lの左サイド、浦和L遠藤のパスから、清家が侵入。國武をかわしてゴール隅にシュートを決め、0-1と序盤で先制される。
強い相手には、なんとか前半耐えての目論見が、早くも崩れる。
その後も、遠藤、塩越、伊藤と次々シュートを許す。浦和Lに立ち位置で、フリーを作られ、プレスをかけられない。
それでも、なんとか追加点は凌いでいたが、44分、左サイドの背後を取られ、フリーの清家からのクロスを、田畑がクリアするも小さく、これを塩越に折り返され、中央に飛び込んだ島田に押し込まれて0-2。
前半で2失点と、苦しくなった。前半だけでシュート10本を浴びた。
また、前半15分に佐々木美和が交錯で、着地で左手首を捻り負傷交代。骨折ではなさそうだが。イエローも貰う。折角、前節フル出場と、コンディションも良さそうだったのに。代わって、石坂が急遽入る。
後半。
マイナビ仙台Lは、オケケに代え右SB松永、中島に代えボランチ西野を入れる。田畑がCBに入り、太田はトップに上がる。太田の運動量で得点にからませる前節と同じか。
これで、前からプレスを強化し、右サイドから積極的にボールを奪って、速いパスでつなぎ、浦和Lを右に集め、空いた左サイドに高平を走らせる、この戦術が奏功。
3分、高平からカーラ、カーラのクロスを廣澤ヘッドで叩きつけるも、キーパー。マイナビ仙台L、この試合初めての決定機。
21分には、中央の太田が左サイドの高平に振って、クロス。廣澤の右足はもう一歩。さらに、こぼれに石坂が詰めてシュート性のクロスもキーパー、と2回ほど、連携からの決定機を作った。
浦和Lのやや攻め疲れと、積極的なマイナビ仙台Lの攻撃で、盛り返したものの、29分になると、菅澤、佐々木繭を交代投入され
中3日ということでか、遠藤ゆめは投入せず、武田、パウラを久々に終盤使ったが、なかなかチャンスメークまでは行けなかった。
後半は、マイナビ仙台Lも、武田のミドルなどシュート4本を打ち、浦和Lは5本に留めた。バーに当たったり、GK松本の好セーブもあり、後半は無失点。
後半30分頃までは、FW太田が降りてきて、楔のパスを受けたり、右サイドを活性化させることで、左にスペースを作るといった攻撃が、浦和L相手にも、一定の成果が上げた。
DAZNの解説でもあったが、マイボールの時に、素早くパスコースを増やす事が、前半から徹底されれば、まだまだやれそう。
惜しいのは、この試合でも、近い距離でパスがずれたり、キックが弱かったりで、むざむざチャンスを逃している事が、多いこと。
普段の練習
中島選手というお手本がいるので、じっくり盗んで貰いたい。
次は、ホームで、勝ち点差2で上のちふれASエルフェン埼玉と対戦。中3日連戦で厳しいが、そろそろ佐々木里緒も出て来るか?
ホームの力を背に受けて、球際厳しく、パスは強めで、再び勝ちをものにして欲しい。やればできる!
シュート数: 4-15 CK: 1-6 FK: 0-11 得点:(浦和L)清家貴子、島田芽衣 警告:佐々木美和 主審:インペイ ローレン 入場:1,725人