いよいよ第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)のサッカー男子が、本日7月24日から8月9日まで開催されます。女子の方は、ほぼ1日後。
日本代表(U-23)は、今夜7月25日午前2時から登場。以下、備忘録。
サッカー日本代表(U-23)日程
⚽グループステージ
グループD(日本時間/中継)Tverでも中継あり
- 7月25日(木)02時 日本 5-0 パラグアイ NHK総合
リラックスして試合に臨む日本。スカウティングが奏功したか、相手SBの背後を、次々とサイドアタッカーが仕掛け、チャンスを作ると、19分、大畑の折返しに三戸がペナ内で落ち着いてシュートを決め、1-0先制。これでパラグアイが焦ったのか、10番が平河の足首を踏みつけて退場、10人。
余裕が出た日本は、後半ゴールラッシュ。鮮やかなサイドの崩しからヘッドで水戸が決め追加点。さらにミドル、フリーキックからのヘッド、最後は相手の裏を中央からカウンターで、藤尾が決めるなど5得点。控えの選手もフルに出して、慣らし運転できる快勝だった。
目立ったのは、南米チームをきりきり舞いさせた、日本のドリブラー達のテクニック。いらだったパラグアイは、初戦の緊張もあったのかもしれないが、ほぼ攻撃の糸口もなく、踏みつけファールを繰り返すのみだった。 - 7月28日(日)04時 日本 1-0 マリ NHKBS/TBS系/Tver
マリが日本の前の試合を研究して、サイドの裏を固めて、なかなか突破できない。逆に、高さ、スピード、テクニックを備えたマリが、しばしば日本のラインを突破してくるが、キーパー小久保が、再三の好セーブで、何とか無失点に抑える。
藤田らが好機をたまに作るはものの、なかなか得点取れないまま過ぎた82分、カウンターから右サイドを細谷がひとり引きずりながら突破。これに3人選手が駆け上がって、連続シュート。ブロックされるが、最後は、こぼれを山本理仁が、DFともつれながら押し込んで1-0と先制。
しかし、試合終了直前に、ハンドでPK献上。
ここで、日本がチームとして、時間をかけ、ベンチからの情報を小久保に伝えると、相手にプレッシャーを当たえPKを外させる。そのまま日本が逃げ切り、2連勝でグループリーグ突破を決めた。 - 7月31日(水)04時 日本 1-0 イスラエル NHKBS/日テレ系/日テレBS
グループリーグ突破を決めた日本は、イエローを貰っている藤田、細谷をスタメンから外し、先発6人を入れ替え、藤尾をワントップで起用。
スピードとテクニックのあるイスラエルは、序盤からカウンターで日本ゴールに迫り、枠内シュートを多数打ってくるが、GK"国防"ブライアンがことごとくセーブ。日本も、シュート15本打つものの、決定機がなかなか作れず。
ドローも見えた残り10分で、藤田と細谷を投入。すると、AT1分に、藤田の持ち上り、右のスペースの佐藤にボールを振ると、絶妙のクロスに中央で待ち構えていた細谷がダイレクトで決めて1-0、これが決勝点。
3戦全勝無失点の日本はグループ1位となったが、準々決勝の相手はスペインと決まった。
⚽ノックアウトステージ
- 準々決勝
8月3日(土)00時 日本 0-3 スペイン NHK総合、NHKプラス
スペインにボールを回されて、カウンターのサイド攻撃でもしっかり守れられる日本。
11分、パスカットからロペス選手に強烈ミドルを決められ先制許す。
ただ、徐々に、日本もボールが回るようになり、藤田も攻撃参加。
そして、40分、藤田の縦パスから、中央で細谷がDFを背負いながら反転ミドルを決め、1-1と同点、
かと思われたが、細谷が背中を向けていた時にかかとがオフサイドというVARに判定でノーゴール。
さらにAT7分には、右からのフリーキックにファーの細谷がヘッド、もポストに弾かれる不運。
後半、スペインが前から仕掛け来る。
28分、スぺインのコーナーからこぼれを、またしてもロペスに強烈ハーフバウンドのミドルで決められ0-2と苦しくなる。
余裕の出たスペインのボール回しに、なかなかボールを奪えなくなる日本。
41分には、コーナーからエイベル選手に決められ0-3と完敗。
OAなしで、予選3戦全勝と、一定の力を見せた日本だが、上位クラスのチームとの差は見せつけられた五輪だった。 - 準決勝
8月6日(火)01時 モロッコ 1-2 スペイン
フランス 3-1 エジプト - 決勝
8月10日(土)01時 フランス3-5 スペイン