2025 J2 30節 9月20日(土)18時03分 ベガルタ仙台 3-1 モンテディオ山形 ユアテックスタジアム仙台
宮崎 郷家
(エロン)(工藤蒼)
相良 荒木
(中田) .
鎌田 松井
(武田).
奥山 菅田 井上 真瀬
(石尾) .
堀田
後半怒涛の相良、郷家、宮崎3連発で、逆転
サブは、梅田、髙田、石尾、武田、工藤蒼、山内、エロン、中田有(特指)、小林。
山形は、GKトーマス ヒュワード ベル、DF岡本、城和、安部、野嶽、MF中村、土居、田中渉、FW氣田、ディサロ燦シルヴァーノ、國分。GK長谷川、髙橋潤哉、坂本、ベカミケルタゼ、寺山、吉尾は、ベンチスタート。

雨のユアスタ、満員のスタジアムで大逆転勝利
18,317人入場、今期初、チケ完売の対山形みちのくダービー。
この試合で、ベガルタは、ホームゲーム通算700万人を突破という記念の試合。
試合開始頃から降り始めた雨が、20分過ぎには強い雨になって、また、雨脚が弱まるというコンディション。
試合は、ベガルタ不動のGK林が、コンディション不良で欠場。
そこで、ユース出身で、福島、岡山で活躍した左利き、フィードが持ち味の、GK堀田が、調子を上げてきた事で、いきなり今期初スタメン。
また、2トップに郷家、宮崎を揃え、サブには、怪我上がりの石尾も入った。
試合は、前半からスピードと球際で優ったベガルタが、押しまくるが、一瞬の隙を突かれ、先制を許す。
しかし、後半、武田、石尾を投入、前半の勢いのままに、相良、郷家、宮崎と一気に3点取って逆転、勝負を決めた。
他の上位チームに足踏みが多い中、初の逆転勝利で、再び挑戦権を得た。
ただ、まだドラマは始まったばかり。
これから楽な試合など、一試合もない。
残る8試合も、ひとつひとつパフォーマンスを上げ、勝ちを重ねて、最後の目標に挑むのみ。
荒木がマルチな活躍、運動量、巧さでスタジアムを唸らせる
試合終了後、MVPは逆転弾の郷家、敢闘賞は2点に絡んだ宮崎だったが、ゲームを見た人は、誰もが、荒木の凄すぎるプレーに、影のMVPをあげたくなっただろう。
いつも以上に、豊富な運動量、前線でのチャンスメークやシュート、中盤での球際では、鮮やかなタッチでボールを奪い、ゲーゲンプレス。
さらに、この日はコーナーやFKなども蹴り、巻いた回転の速いボールで、宮崎らに合わせた。
真瀬やボランチ陣とのコンビで、三角形を作り、裏を取っての郷家へのアシストや、自分で進入してのシュートもあった。
後半ATになっても、自陣から、相手キーパーまでプレスに行く様は、圧巻。
本当に、そろそろゴールで報われて欲しい。
宮崎同様、枠内に打ち続けていれば、早晩結果が出るはず。
ためらわず、足を振って欲しい。
燃えるダービーでも、頭は冷静、相良、郷家、宮崎
同点、勝越し、ダメ押し弾を放った、相良、郷家、宮崎だが、熱い試合の中で、シュートのシーンでは、気合だけでなく、冷静に打てたのも勝因。
相良は、こぼれを狙って、得意の、力を抜いたコントロールシュートで決めたし(今期3点目)。
郷家は、インタビューによると、荒木と前後半で調整して、パスを貰って、一旦DFの前に出て、背後に消えてからのヘッド(今期8点目)。
宮崎も、練習通りだという、左に流れてからのニアを抜く左足シュート(今期4点目)。
宮崎は、栃木時代から、左足での強烈シュートを打っているので、右利きながら、左の方がシュートは得意なのかも。
チームのポイントゲッター3人が、揃って点を取ったのは、朗報だし、今後とも彼らを軸に、攻撃陣を組み立てて欲しい。
ダービーで満員のスタジアム、どうしても勝ち点3が欲しい試合で、最後のところで冷静になれ、逆転で勝てたのは、今後にもつながると思う。
初スタメンGK堀田、フィードでチームの起点に
林に代わり、いきなり満員のユアスタで今期初スタメンとなったGK堀田。
ベガルタアカデミー出身で、プロとして30歳にして仙台に戻り、みちのくダービーで、満員のユアスタに立った気分は、どうだったろう。
多少、慌てたプレーもあったが、得意の左足フィードは、魅力的。
これは、林には無い特長で、CBを経由することなく、トップや中盤に素早く付けることができるので、相手のブロックが完成する前に、攻撃のリズムを作ることができる。
足元のうまさで、起点となることもできるし、相手が3バックの時に、その特長を岡山時代で掴んでいるので、相手によって、オプションGKとして、今後も期待できるのではないか。
怪我上がりの石尾、ゴール内のカバー、ドリブルで時間使い
この試合、怪我で戦列を離れていた石尾が、ひさしぶりにサブ入りで、後半から登場。
石尾の特長は、ドリブルでの持ち上りで、時間を作れる点で、相良とは使い使われで左でタメを作れる。
もっとも、この試合では、後半41分の自陣こぼれ球、あわやゴールというのを掻き出したギリギリの守備でも見せ、敢闘賞もの。
リードしてからは、キープしながら左で時間を使い、勝ち切りに貢献。
フルに出られれば、これからの難敵との戦いでも、大いに活躍できる選手なので、コンディションを整えて欲しい。
試合経過:前半。攻勢で、リズムを掴むが失点
試合は、立ち上がりから、荒木、相良を中心に走りまくり、相手CBには郷家、宮崎がプレスで、ロングボールを蹴らせる。
相手にカウンターを受けても、途中で奪い返す寄せの速さ、球際のボール扱いのうまさで、山形の自由を奪い、ベガルタペースへ。
SBの真瀬や、ボランチの鎌田も時折ペナ内侵入で、ラストパスを繰り出す。
また、この試合では、荒木がフリーキックも担当。直接ゴールにはつながらなかったが、巻いたボールで、あと一歩まで迫った。
しかし、前半の決定機は、26分の左サイド、宮崎のパスから、前方の郷家が左足でシュートのシーン位で、6本のシュートを放つも枠外が多かった。
すると35分から、ややベガルタが引き気味に構えたところで、山形が繋ぎだし、自陣に下っていた田中渉から、長いグラウンダーのパスを、右の國分がすかさず、左の菅田と奥山の裏に通す斜めパス。
これを、抜け出した氣田が即シュート。GK堀田が手に当てたがゴールインとなり、先制許す。
先に失点になったが、山形CBには楽につながせず、この場面以外では、田中渉や土居に自由にパスを出させなかったのは、その後につながった。
今期、これまで逆転がなく、このところは、引き分けが多いベガルタであったが、今日は前半から非常に動けていたので、逆転を信じ、後半へ。
後半、怒涛のゴールラッシュで大逆転。
後半頭から、調子の良かった松井に代え武田、左SBの奥山に代え久しぶりの石尾を入れ、勝に行く姿勢。これが当たった。
ビハインドでも、前半の勢いを維持したままのベガルタは、相手の攻撃からボールを奪い、右の真瀬、左の石尾の両SBもドリブルで上がり、攻め続ける。
ペナ前では、武田がうまく真瀬や荒木と絡み、次々スルーパス。
6分、自陣から荒木の縦パスに、抜け出した宮崎がドリブル前進キープ。
すると、郷家、真瀬が猛スピードでペナ内まで上がる。
宮崎の折返しに、真瀬は合わなかったが、鎌田が中央に走り込んで、シュート。
ブロックされるが、こぼれるところを、今度は中央の相良が、力を抜いたインサイドキックのコントロールシュートで、ゴール隅に決め同点!
前半の勢いを維持しながら、ゴール前に一気に人数をかけ、後半早々に追いついたことで、スタジアムのぼボルテージも上がる。
さらに、武田、荒木のシュートと攻め続ける。
11分、右サイド、井上からパスを受けた真瀬が上り、武田に戻すと、ポケットに走り込んだ荒木にスルーパス。荒木がタイミングを計って、クロス。
ニアでCB前にいた郷家が、背後に回って、ヘッド、決まって2-1、逆転!
たまらず山形は。土居と國分を高橋、坂本に交代。
しかし、ベガルタは、山形のコーナーをしのぐと、22分、右のスローインから鎌田、相良がヘッドで前の宮崎につなぎ、宮崎は左に流れながら、DFをハンドオフして、左足でニアをぶち抜くシュート!これが決まって3-1と突き離す。
その後は、やや守備重視になったベガルタ、時間を使いながら相手に当てて、スローインやコーナーを取っていく。
しかし、40分には、山形の高橋のシュート、これはブロック。
41分には、右から坂本のシュートを堀田が弾くが、ゴール方向へボールがころがる。
髙橋に詰められそうになるが、石尾がゴール内に入って先に蹴りだし、失点を防ぐ。
最後は、エロン、中田、工藤蒼を投入。
時間を使いながら、エロンが惜しいヘッドをバーに当てるなど、点も狙いながら、勝ち切った。
前半
18分、山形、城和にイエロー。
28分、山形、故障?のGKベルに代わり長谷川入る。
⚽39分、山形、氣田のゴールで0-1。
42分、山形、野嶽にイエロー。
前半のシュートは、ベガルタ6本、山形2本。
後半
ベガルタ、奥山に代わり石尾、松井に代わり武田が入る。
4分、ベガルタ武田にイエロー。次節出場停止。
⚽6分、ベガルタ、相良のゴールで1-1。
⚽12分、ベガルタ、郷家のヘッドで2-1、逆転。
15分、山形、土居に代え高橋潤哉、國分に代わり坂本が入る。
⚽25分、ベガルタ、宮崎のゴールで3-1。
31分、山形、ディサロに代わりベカ ミケルタゼ、田中渉に代わり寺山入る。
38分、頭部打撲の宮崎に代わりエロンが入る
45分、ベガルタ、足攣りの相良に代わり中田が入りトップへ。
AT3分、足攣りから回復していたが、郷家に代わり工藤蒼が入り、鎌田がトップへ。
後半のシュートは、ベガルタ9本、山形5本。
シュート数: 15-7 CK: 7-5 FK:10-12 得点:相良竜之介、郷家友太、宮崎 鴻 (山形)氣田亮真 警告:武田 (山形)城和、野嶽 主審:田中玲匡 入場:18,317人