15節:ベガルタ仙台2-1群馬、前半で2点先行、後半しのいで、3連勝

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2024 J2 15節 5月11日(土)14時03分 ベガルタ仙台 2-1 ザスパ群馬 ユアスタ仙台


郷家(菅原)
 中島
 (エロン)
相良    情滋
(名願)   (真瀬)
長澤 松井
   (松下)     
石尾 菅田 小出 髙田

前半の松井、相良のゴールで2得点先行

サブは、小畑、真瀬、内田、松下、名願、菅原、エロン。
群馬は、GK櫛引、DF田頭、酒井、城和、菊地、MF玉城、高橋勇利也、山中、天笠、FW佐藤亮、高澤。佐川、平松、杉本、は、ベンチスタート

2試合、後半追い上げられながらも連勝中のベガルタ仙台。

今節は、現在最下位で、監督が大槻氏から武藤コーチに交代したばかりの、ザスパ群馬と、ホームで対戦。

"解任ブースト"は、固くお断り申し上げます!


前半は、30分までに相手を押し込み、松井相良の2得点で2-0先行と、完璧な流れだった。

試合開始から、ワイドな展開に、松井が加わった三角形で相手を崩し、次々にチャンスを作った。

一方、後半になると、群馬に押し込まれ、パスのずれが出始め、カウンターでボールがつながらない苦しい展開。


14分に、裏に抜けられ松井がファールで止めると、中央20mフリーキック献上。その跳ね返りを、高橋勇利也に頭で押し込まれ1-2と1点差。

ちなみに、髙橋有利也は、東北高校出身。元ベガルタのキーパーで、森山監督と共にユース年代代表のGKコーチだった、高橋範夫さんの息子。

その後も、選手を変えながら、ボールをキープ、反撃を狙う群馬だったが、ベガルタも球際勝負では粘り、両サイド裏の守備、中央は堅く、シュートまでは打たせず。

楽な展開ではなかったが、相手の決定力不足にも助けられ、2-1で逃げ切り、2年ぶりの3連勝を飾った。


この時点での3連勝は大きいし、序盤で2点リードは、今季、山形戦以来の勝利を呼び込む展開で、また一歩前進。

勿論、2-0とリードした後、マイボールでのパスミス、ゴール前に行く前にボールロストで、自ら難しくした点は、上位対決に向けての課題。

また、この試合で松井、長澤がカードを貰って、二人とも3枚目でリーチ。監督も気にしていた。

厳しく当たるボランチに、カードが増えるのは、やむを得ない面もあるが、工藤蒼も怪我のようだし、夏場対策もある。

松下、鎌田、工藤真人といったところも、ハードワークできるように、上げていって貰いたい。

<前半>
群馬は3バック。その脇を狙うベガルタ。

右サイドの背後に情滋を走らせ、左からは相良だけでなく、石尾も上がってくる。サイドチェンジも多用のベガルタ。

中盤では、松井が移動しながら、加わった三角形で、相手を崩し、次々チャンスを作る。


6分、髙田のスルーパスに情滋がドリブル侵入、クロスで右コーナーを得る。
⚽8分、長澤の右コーナーキックを、菅田がヘッド、キーパー弾くところ、詰めていた松井が押し込み先制、1-0
松井は移籍後初ゴール。

11分、左から相良がドリブルシュート、キーパー正面。

13分、郷家のサイドチェンジ、相良が左からのクロス、情滋が折り返し、上がった髙田がシュート、ふかす。

17分、群馬、天笠のミドルシュート、林正面。


18分、菅田のロングボールを、情滋がつなぎ、最後は侵入した中島がダイビング・ヘッド!キーパー正面。

20分、ベガルタ、中央やや右30mでフリーキックを得る。長澤のキックのこぼれ、石尾が右足で狙うが、バー!

22分、石尾からの斜めのパスを、中央中島が反転左足シュート、キーパー正面。

⚽29分、群馬のトラップミスを拾った情滋がサイドチェンジ。
フリーで受けた相良が、得意の左45度で、右足を振り抜くと、シュートはドロップしてゴール。
キーパー1歩も動けないミドルが決まって、2-0。相良、今季5点目。


31分、群馬、ベガルタゴール前、林のパスミスを拾った高橋がシュート、枠外。危なかった。

36分、情滋にイエロー。

このあたりから、群馬もボールをつなぎ出すが、ラストパスにミスがあり、シュートまでいけない。

ベガルタの方も、シュート無し。

AT1分、群馬のペナ横でフリーキックのチャンス。中島のキックはクリアされ、その後も決まらない。

前半は2-0とベガルタがリードして終了。

前半のベガルタはシュート8本、群馬は1本のみ。もう1点欲しかった。

<後半>
ハーフタイム、ベガルタは情滋に代え、真瀬を入れる。
群馬は、玉城に代え、187cmと長身の佐川が入る。

後半は、群馬がボールを保持。ベガルタは両サイド裏、中央と締めるが、カウンターが嵌らない。

2分、石尾から中島のクロス、真瀬が上がっていくが、もう一歩。


14分、中央をドリブル突破されそうになり、松井がファールでイエロー。

⚽17分、アーク中央すぐ外から、群馬佐藤のフリーキック。バーに当たって落ちるところを、高橋にヘッドで押し込まれ、2-1と1点返される。

直後、ベガルタも左から相良がゴール前を横切るパス、真瀬もう一歩。そこからシュートを連発もブロックされ、最後は、こぼれを長澤がミドルシュート、バーの上。

21分、真瀬がドリブルで侵入、倒されるが、ノーファールの判定。


以降、徐々に群馬がボールをつなぎだし、守備に追われるベガルタ。ただ、群馬もシュートまでは中々いけない。

29分、群馬、佐藤亮に代え和田、山中に代え杉本が入る。

35分、群馬右からのクロスのこぼれ、高橋シュートも、キーパー。

36分、ベガルタの左コーナー。長澤のキックに菅田のヘッド、枠外。


41分、群馬、高澤に代え平松、田頭に代え大畑が入る。

42分、ベガルタ、相良に代え名願、郷家に代え菅原が入る。

43分、ベガルタ、長澤にイエロー。

45分、松井に代え松下が入る。

追加時間は4分間。

AT3分、中島に代えエロンが入る。

群馬は得点以降、ボールを支配するものの、決定機が作れず、2-1で終了。



シュート数:10-4  CK:3-0  FK:13-19   得点:松井蓮之、相良竜之介 (群馬)高橋勇利也  警告:オナイウ情滋、松井  主審: 石丸秀平 入場:11,956人