2022 J2 37節 9月18日(日)13時01分 ベガルタ仙台 1-1 徳島ヴォルティス ユアスタ仙台
中山
中島 遠藤
フォギ 松下
蜂須賀 真瀬
キム 瑶大 若狭
小畑
サブは、杉本、平岡、内田、梁、石原、名倉、富樫。スタメン前節同じ。
徳島は、GKスアレス、DF田向、カカ、安部、MF白井、新井、杉本、児玉、杉森、西谷、FW一美。藤尾、エウシーニョはベンチスタート。
中山
(富樫)
中島 松下 フォギ
(石原)(梁)(名倉)
蜂須賀 真瀬
(内田)
キム 瑶大 若狭
小畑
前節、栃木に6試合ぶりに勝ち星を挙げ、ホームで連勝を狙う徳島戦。
ただ、徳島は14試合連続負けなし、失点数は36試合で26と、ベガルタの約半分、リーグダントツ1位の守備力を誇るチーム。
この試合、ベガルタは新監督の元、前節から取り入れた、守備時5バックから攻撃時4バックへの可変システムにも慣れてきた。
前からプレスで相手を追い込み、テンポいいパス回しと、攻撃時の、真瀬のえぐってクロス、蜂須賀の仕掛けなどで、チャンスを狙う。
選手間の距離、立ち位置が嵌り、守備の堅い徳島相手にも、迷いなくパスを出せているのが、少し驚きだった。
一方、徳島は、ベガルタのプレスをかわすように、後ろからのロングボールで、サイドから裏に抜けてチャンスを作ってくる。
ベガルタは、前半41分、遠藤が2枚イエローで退場で、守備時5-4-1-から5-3-1への変更を余儀なくされるが、フォギーニョ、中島、松下の前3人で運動量を上げ、粘る。
しかし、後半4分、左からのクロスを、西谷に頭で折り返され、瑶大と小畑が重なったところを、一美に押し込まれ失点。
今季、先制されると劣勢になるベガルタ。
しかも10人という厳しい状況となったが、12分、若狭のパスから積極的に攻め上がり、松下、中山とつなぎ、最後はキムのクロスに、真瀬がヘッドで決めて1-1と追いついた。
さらに、18分には、石原の折り返しから、ゴール前で、連続シュートして、勝ち切るチャンスもあったが、徳島の堅い守備に守られる。
その後は、互いにメンバーを代えていくが、徳島がエウシーニョを入れると、次々にゴール前に斜めのパスを入れられ、そこから振られてサイドをえぐられる。
終盤は、徳島に連続で決定機を作られるが粘り、最後はオフサイドにも助けられ、10人でビハインドから追い付き、勝ち点1を死守。
失点シーンは、最初に真瀬と若狭、次に瑶大と小畑が重なる、ミスといえば、ミスだが、これまでのように、ボールを見失ったり、諦めて寄せなかったりするのとは異なる、積極的にボール関わろうとした上での失点なので、中味が違う。
遠藤の退場は、距離不足で1枚目を貰った後、ボールを見ずに体を当てに行くプレーで2枚目という、ベテランらしからぬプレーだったので、そこは頭を冷やして、次の試合での相手の嫌がるプレーを、若手に伝授しておいて欲しいw
ベガルタ、徳島、互いに持ち味を出し、ベガルタは、中3日のメンバーで、10人になっても守り一辺倒にならずに果敢に攻めて、見ごたえのある試合だった。
それだけに、勝ちをつけて上げたかったが、残念。切り替えて、次での勝利を目指すのみ。
前半
ベガルタは、中3日でスタメン前節同じ。守備時5-4-1から、攻撃時真瀬が前に出張る4-2-3-1的な可変。さらにフォギーニョ、若狭が攻撃参加したり、蜂須賀がインサイド入ったり、バリーエーションがある。徳島は4-3-3が基本のよう。
開始早々、徳島がロングボールでベガルタの裏を狙ってくるが、GK小畑が飛び出し、ヘッドでクリア。
ベガルタは積極的に前からプレス。ボランチの白井は中山やフォギーニョらがマーク。
4分、中山からパスを受けた真瀬がドリブル前進、えぐっての折返し、フォギーニョのシュートは枠外。
6分、徳島左の新井からのパスがリフレクションで、中央の西谷に足元へ。フリーでシュート、GK小畑が触って、バー。危ない。
7分、瑶大が飛び出してパスカット、そのまま上がり、ボールを回すがシュートまえいけず、。
10分、徳島児玉がキープしして運び、一美から新井のシュート、DFが当てて、最後は小畑抑える。
13分、徳島がボールを回し、最後は左から杉本のクロス、クリア。
17分、左サイド中島がドリブルでキープ、倒され、徳島新井にイエロー。左ライン際45mのフリーキック。蜂須賀が侵入も合わず。
20分、若狭も上がって攻撃参加。パスカットして、遠藤がタメ、回す。蜂須賀が侵入して、左コーナー。遠藤のキックのこぼれを松下が上げ、蜂須賀ヘッド、枠外。
23分、中央で若狭がキープ、真瀬の右からのクロスに、ファーサイド中島がヘッド、バーに当たり外。DFに寄せられた。
25分、徳島、DFから一美経由、杉本のスルーパスに、西谷が裏抜けシュート、ゴール、かと思われたがオフサイド。
27分、遠藤が右サイド奥からの巻いたロングボール、ペナ側から抜け出した蜂須賀がフリー、しかし、シュートはブロックされる。
さらに、こぼれを中島ミドルシュート、キーパー。
33分、徳島田向が仕掛けてくるが、真瀬が体を入れ、守備。
34分、フォギーニョが、相手陣中央でボールを奪い、フリー、前方の中山の落としを受け、左前に中島もいたが自分で左足シュート、ブロックされる。惜しい。
35分、徳島の相手陣のフリーキックに、遠藤距離不足でイエロー。
36分、真瀬から遠藤、戻して、真瀬のクロス、クリアされる。この時、若狭も上がっていた。
39分、徳島田向、裏へのクロス、これはキーパー。
40分、中央付近で、浮球に遠藤がボールを見ずに体を寄せ、腕が顔面にヒットしてしまい、2枚目カードで、退場。
これでベガルタは5-3-1に変更。中山の下に中島、松下、フォギーニョを並べて守備。
43分、徳島西谷が右からのクロス、一美がシュート、枠外。
追加時間は3分。
2分、中山にカカが足裏でチャージでイエロー。
このフリーキックから真瀬、裏に出しフォギーニョ走り込むが届かず。
前半はスコアレスで終了。しかし、後半は10人での戦いとなる。
後半。
徳島はイエロー1枚のカカに代え、石井を入れる。
2分、徳島の杉本がキープから攻めてくるが、松下がチェック。
⚽4分、徳島左から、新井のクロスに、右ポスト際で、若狭と真瀬がかぶった裏から西谷がヘッドで折り返し、瑶大がゴール向きに足を出し、小畑の突っ込んでかぶり、ボールがこぼれたおころ一美に押しこまれ、失点。0-1。
6分、右からスルーパスを通されるが、キムテヒョンが追いかけ、ボールを奪う。
7分、蜂須賀のクロスはキーパー。
10分、徳島はベガルタを引き付けて、裏へのロングボール、しかしここは小畑。
⚽12分、若狭のパスを受けた松下から中央中山へ。中山が上がってきたキムテヒョンに落とすと、キムが巻いたクロスを右から入ってきた真瀬にどんぴしゃ。真瀬が競りながら、強く頭を振ったヘッドが、ポストに当たりゴール!1-1同点。
場内のベガサポのチャントのボリュームが一段と上がる。
13分、中島に代え久々の石原が入る。
15分、徳島の一美が中央からシュート、ブロック。
16分、右から児玉のクロスに、新井がフリーでヘッド、しかしバーの上。
17分、徳島は田向に代えエウシーニョ、一美に代え藤尾を入れる。
18分、石原が左サイドからえぐっての折返しのパス、右から真瀬が突っ込んでダイレクトシュート、弾かれ、また打つがブロックされる。さらにフォギーニョもシュート狙うが、ブロックされる、
その後、スローインから松下がミドルシュート狙うが、枠外。
20分、松下に代え梁、フォギーニョに代え名倉が入る。
21分、前からプレスでボールを奪った徳島がパスミス。杉本のクロスが流れるなど、徳島も疲れか。
23分、エウシーニョが裏へのスルーパス、ここは小畑。
24分、ベガルタゴール前でつながれ、裏に出られるが、瑶大、小畑が体を張り、こぼれは真瀬がクリア。集中した守備でしのぐ。
25分、徳島はMF杉本に代え玄、MF杉森に代え浜下が入る。
25分、玄が裏に侵入してくるが、梁が体を入れキーパーに。
28分、梁からパスを受けが蜂須賀が上り、クロス、ライン割る。
29分コーナー、30分フリーキックと、徳島がエウシーニョのキックで攻めるが、瑶大が体を張ったり、小畑のパンチングでしのぐ。
33分、中山に代え富樫、蜂須賀に代え内田が入る。
34分、真瀬のスルーパスに富樫もう一歩。
35分、徳島西谷が中央からシュート狙うが、瑶大頭から突っ込みクリア。
36分、中央でパスを受けた石原がサイドチェンジ、パスカット応酬から、最後は富樫にスルーパスでるが、トラップし切れず。
37分、徳島白井のシュートで、右コーナー。なんとかクリア。
40分、キムテヒョンからパスを受けた石原がサイドチェンジ。41分、ベガルタペナ内にスルーパスが出るところ、梁が読んでカット。
41分、徳島浜北のえぐりのクロスは、瑶大クリア。これで左コーナー、ニアでヘッド合わさせられるが、枠外。
44分、GK小畑のキックが前線の富樫に通るが、キープし切れず。
追加時間は5分。
2分、徳島がミドルシュート、中央で藤尾がワンタッチで合わせるが、若狭が寄せ、枠外。
4分、佐藤瑶大にイエロー。
4分、徳島ゴールキックから簡単につないで、左サイドから裏へのスルーパス、右から抜け出されゴールされるが、オフサイドの判定。
結局試合は、1-1ドロー。
シュート数: 10-11 CK: 2-3 FK:23 -12 得点:真瀬拓海 (徳島)一美和成 警告:遠藤2=退場、佐藤瑶大 (徳島)新井、カカ 主審:清水修平 入場:7,727人
タグ:真瀬拓海