2020J1 33節 12月16日（水）19:00 ベガルタ仙台3-2清水エスパルス IAIスタジアム日本平スタジアム
長沢（西村）
クエンカ 山田
（関口）（ゲデス）
石原 蜂須賀
（浜崎）
松下 椎橋
平岡 シマオ 照山
（柳）
ヤクブ スウォビィク
サブは、小畑、柳、浜崎、飯尾、関口、西村、ゲデス。
清水は、GK大久保、DFエウシーニョ、バヴァウド、立田、ファンソッコ、MF金子、宮本、竹内、西澤、FW後藤、鈴木唯人。 ジュニオール ドゥトラはベンチスタート。
直上の清水を三度リードして打ち勝ち、最下位を脱出。
中3日で、外国人2選手を欠く清水に対して、今季初ともいえる9日空けて体調万全のベガルタ。ゲデス、柳も戻ってきた。
試合は勝利した前節と同じスタメン、3-4-3で臨んだベガルタ。思惑通り、相手に持たせながらも、前からプレスで相手のミスを誘い、高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを
狙う。
清水は、この形にどまどったのか、疲れからか、前半再三パスミスが出る。ベガルタは松下、椎橋がパスコースを読んでボールを奪い、石原や山田にボールを供給。
すると16分、左コーナー松下のキックに、ファーから蜂須賀が、ヘッドで先制。
しかし、29分清水の金子のドリブルから、中央でフリーだった西澤に素早いシュートを決められ同点とされる。
それでも前半終了間際、蜂須賀のクロスのクリアを椎橋が落とし、フリーの松下がミドルレンジから、左足シュートを決めて2-1と再び勝ち越し。
後半、前半で足首を痛めて感じの長沢に代え西村を投入。しかし、前からプレスをかわされ、3枚替えでドリブラーを入れてきた清水に、受け身の時間が続く。
すると21分、ベガルタの右サイドを、ファンソッコにえぐられ、クロス。後半入ったドゥトラに、ヘッドでねじ込まれ、2-2と再び同点とされる。
前半と違い、カウンターを、シュートまでつなげられないベガルタは苦戦。しかし、41分、相手陣右30ｍで得たフリーキックを、後半出場の浜崎が、相手壁の隙と、キーパーの動きの逆をつく、鮮やかフリーキックで、曲げてねじ込み、3-2と三度リード。
浜崎はJ1初ゴールが、記憶に残る決勝弾。
最後は、うまく時間を使いながら、ボールを回したベガルタが、逃げ切り勝利。
アウエーでは4連勝、今季初の連勝、そして、湘南も敗戦により、ビリ脱出。16位に浮上。
前半。
開始40秒、左コーナー付近に、長沢詰めていくが、オフサイド。
前からプレスのベガルタ。守備では5バック気味。
1分、清水のカウンター、これは流れる。
2分、照山からのロングボール、これも流れる。
3分、松下から裏の石原への浮き球パス、フリーで石原が、ボックス内侵入も、キーパーに阻まれる。
その後、山田が左からクロス、キーパー。
4分、清水に、ベガルタゴール前で回され、シュート打たれるが、これはクリア。
5分、ベガルタが左から右へと回す。照山がロングボールも、合わず。
７分、清水がロングボール、これはライン割る。ミスが多い清水。
ベガルタも照山がダイレクトのロングパス、合わず。
9分、左サイドで、石原からクエンカがキープ、最後は平岡の浮き球パス、合わず。
10分、清水、サイドで回す。しかし、５バックで固めたベガルタの守備で、なかなか前にボールを送れない。
11分、平岡がパスカット、松下経由でクエンカ、キープして左コーナーを得る。キッカーは松下。ファーの蜂須賀狙うが、合わず。
12分、右サイドで細かくつなぐベガルタ。クエンカから椎橋が上がっていくが、トラップミス。
13分、清水が左から右、鈴木から宮本でクロス。これで清水が左コーナーを得る。西澤のキックはライン割る。
15分、平岡から松下、回転して左のクエンカへ。さらに石原、これは合わず。
その後、左から石原がカットイン・シュート、ブロックされる。
⚽16分、これで左コーナーを得る。松下のキックに、ファーサイド大外から蜂須賀がエウシーニョにかぶりながら、体ごとのヘッド、決まって先制1-0！
松下のキックがどんぴしゃ、蜂須賀も気迫のプレー。
18分、中央クエンカが、ドリブルで上がってのシュート、キーパー。
19分、松下からクエンカ、追い越した石原のクロス、中央は合わず。
20分、右から蜂須賀のクロス、キーパー。
椎橋のパスカットから、クエンカ、中央石原とつなぐ。その後も、ベガルタが回す。
最後は、平岡からの斜めのパスを、中央長沢がフリック、しかし山田には合わず。
21分、椎橋がパスカットもつながらない。
22分、ベガルタがカウンター、松下から山田、クロスに長沢、もう一歩。
＜＜飲水タイム＞＞
25分、清水がカウンター、これはファールで止める。清水は自陣からフリーキック。
27分、清水が回すが、ゲイン無し。
28分、左サイドで清水が回す。
⚽29分、清水金子がドリブルから西澤へ。西澤が平岡をかわしながら、速い振りでのシュート、ゴール隅に決まって1-1、同点とされる。
寄せる前に、打たれた。
30分、右から蜂須賀のクロス、これで右コーナーを得る。キッカー松下。ニアで山田がヘッドもクリアされる。2本目。これはパンチングされ、こぼれは打てず。
32分、清水が回して左へ展開も、オフサイド。
33分、ベガルタが右サイドの攻め、長沢がドリブルから倒され、ペナすぐ外でフリーキックを得る。キッカー松下、近過ぎて、ふかす。
37分、蜂須賀からクエンカ、さらに山田が落とし、クエンカ打てず。
清水がカウンター、こちらも合わず。
38分、清水が右サイドで回すが、パスミス。
39分、長沢から山田合わず。清水のカウンターも、合わず。
41分、パスカット応酬。ボールが行き交う。
42分、清水、後藤の落としから、鈴木が右からのクロス、裏にフリーで清水の選手が2人いたが、パスが流れる。
43分、石原がキープ、斜めのクロスを入れるが、中央クリアされる。
44分、ベガルタがゆっくり回す。
追加時間は2分間。
⚽蜂須賀のクロスのクリアのこぼれを、椎橋が丁寧に中央に落とすと、フリーの松下が、左足アウトにかけた、低い弾道のシュート、ゴール隅に決まって2-1、再び勝ち越し。
いい時間帯。
前半は、ボール持たせながらも、前からプレスでミスを誘い、要所は攻めて、2-1で終了。
後半。
ベガルタは、前半ゴール前で足首を蹴られた長沢が、西村に代わる。
清水は、鈴木に代えジュニオールドゥトラ、宮本に代え河井、金子に代え中村を入れる、3枚代え。
1分、清水左からのクロスは流れる。その後、清水のカウンター、パスミス。
ベガルタもカウンター、山田が上っがて行くがカットされる。
2分、清水中村が、裏に入ってくるが、クリア。
4分、清水CBからのパスを、西澤がキープ、ゴール前で左足ループで狙ってくるが、バーの上。
5分、清水右から後藤のクロス。これで右コーナー。西澤のキックのこぼれはクリア。
6分、立田のスルーパスは流れる。その後、西澤のドリブルからのシュート、クリア。さらに右から中村のクロスはライン割る。
8分、ベガルタ左サイドで回すが、ライン割る。清水がカウンター、エウシーニョから西澤さらに右へ。
10分、石原がパスカット、クエンカへ。しかし、取られて清水がカウンター。
11分、清水ファンソッコのクロスに、竹内のヘッド、これはキーパー。
さらに中村がドリブルから後藤へ。クロスは西澤には合わず。
12分、ベガルタのカウンターも、西村のドリブルはカットされる。
清水、中村のサイドチェンジのボールは流れる。
13分、左サイドクエンカがえぐりクロス、蜂須賀には合わず。
15分、蜂須賀がパスカット、ロングボールはミス。
17分、立田と山田がもつれ、小競り合い。
18分、ベガルタは、クエンカに代え関口を入れる。
19分、清水後藤が裏に抜けフリー、切り返してシュート狙うところをブロック。こぼれの中村のシュートはふかす。
20分、右奥40ｍでフリーキックを得る。こぼれを石原が左足シュート、クリアされる。
⚽21分、清水にゴール前で回され、最後はファンソッコが、右サイドをえぐってのクロス、平岡の背後から、ジュニオールドゥトラに頭で決められ2-2、また同点。
＜＜飲水タイム＞＞
23分、平岡に代わり柳が入る。
26分、ベガルタカットしてカウンター、左から右へと回す。しかし最後シュートは打てず。
28分、ベガルタのカウンター、松下からのパスは流れる。
しかし西村が拾って、バランス崩しながらもシュート、決まらず。
29分、右コーナーを得る。キーパーパンチング。その後、関口と中村が小競り合い。両者にイエロー。
30分、石原に代わり浜崎、山田に代わりゲデスが入る。椎橋アンカー、浜崎、松下インサイドの、4-1-2-3にチェンジか。
31分、清水後藤がベガルタボックス内侵入、倒れるが、シミレーション取られる。
33分、浜崎にイエロー。
35分、西村にイエロー。次節出場停止。ベガルタゴール中央35ｍで清水のフリーキック。キッカーは西澤。決まらず。
清水は、後藤に代え西村恭史を入れる。
39分、右から浜崎のクロス、クリアされる。
⚽41分、清水エリア右奥30ｍでフリーキックのチャンス。ボールには松下と浜崎。清水は松下のキックを想定してか、左よりの壁で、右を空ける。
ここで浜崎が、明後日の方向に右足でキックミス、かと思われたが、巻いたボールは、ポストの外からゴール内に入る技ありシュート、決まって3-2、また勝ち越し。
清水キーパー大久保が、左に体重移動した瞬間を逃さなかった。浜崎J1初ゴールは、貴重な勝ち越し点。
42分、関口から蜂須賀ぶつけてコーナー取る。右コーナーは浜崎がキッカー。ここで清水は西澤に代え吉本を入れる。コーナーはキーパー。
清水がカウンター、右からクロスもクリア。
44分、清水が左からクロスもクリア。清水ＧＫ大久保のキックは、ベガルタのＧＫクバが直接キャッチ。
追加時間は5分間。
右奥40ｍでフリーキックを得る。きまらず。
1分、清水が自陣からのフリーキック。
2分、松下がキープ、左サイド、スローイン連続で時間を使う。
3分、清水のゴールキックからクロスを入れてくるが、クリア。
4分、関口がドリブルからのキープ。しかし取られ、左から清水のクロスは、ゴール前で清水のバウトがファール。
5分、GKクパがゴールキックの位置を間違えたとして、イエロー。しかし、しのまま試合終了3-2。ベガルタの3点、清水の2点も気持ちが入ったいいゴールだった。
直上の清水に、アウエー日本平で勝ち切ると共に、順位を2つあげ、久々に最下位脱出。
次節ホームの最終戦で勝利、横浜ＦＣがマリノスに敗戦で、15位の目も出てきた。
ホーム初勝利と、降格圏脱出をかけて、行ける人はユアスタへ、行けない人はゴールド作戦（グッズ購入でスタジアムのチアペーパーでコレオ）で後押しを。
シュート数: 7-5 CK: 6- 2 FK: 13- 12 得点:蜂須賀孝治、松下佳貴、浜崎拓磨 （清水）西澤、ジュニオールドゥトラ 警告:関口、西村、浜崎、ヤクブ スウォビィク （清水）平岡監督、中村 主審:飯田淳平 入場:5,023人