2020J1 32節 11月18日(水)19:00 ベガルタ仙台2-2FC東京 ユアスタ仙台
長沢(赤﨑)
クエンカ 山田
浜崎 匠
(松下)(兵藤)
椎橋
(石原)
パラ 平岡 金 飯尾
(蜂須賀)
ヤクブ スウォビィク
サブは、川浪、シマオマテ、蜂須賀、石原、兵藤、松下、赤﨑。
FC東京はGK児玉、DF中村拓海、森重、ジョアンオマリ、中村帆高、MF東、高萩、安部、FW内田、永井、レアンドロ。田川、原、三田、アダウィトンはベンチスタート。オリベイラは欠場。
中2日で、5人を代えてきたFC東京に対し、ベガルタは中3日で前節と同じ布陣。ベンチには怪我明けの、蜂須賀、兵藤、松下が入る。柳はFC東京からレンタルで、契約上出場できない。
試合は、永井や安部、そして東のパスを受けた中村帆高らが、再三侵入してくる。ベガルタは、パスカットでカウンター狙うも、その後取り返されるプレーが続き、防戦一方。18分には、永井にえぐられ、折り返しをレアンドロの技ありゴールで先制を許す。
FC東京は守備でも戻りが早く、ベガルタの前半はシュート1本にとどまり、また悪い時のような試合展開になるかと思われた。しかし、前半終了間際、FC東京のどフリーシュートを、GKクバが詰めてブロック。流れを押しとどめた。
すると、後半1分、匠に代わり入った兵藤が、早速ドリブルで左に流れて、クロス。これを長沢がヘッドで決めて1-1同点。ベガルタもクエンカ、山田の動きなどで、チャンスを作れるようになる。
両チーム、プレスが激しくなり、イエローも増える。18分、FC東京にフリーキックのクリアをつながれ、高萩に押し込まれ、1-2と再びリードを許す。
飲水タイム後、蜂須賀に加え、浜崎に代わり松下、長沢に代え赤崎を投入。さらには、34分、椎橋に代え石原も入れて、連戦続く選手を代え、クエンカの左サイドを中心に、ボールを保持するベガルタ。
すると39分、右サイドで、ボールをキープした山田が折り返し、中央やや右でフリーだった松下が、ミドルシュートを放つと、これがワンバンで決まり、2-2同点。再び追いついた。
その後も、アダウィトンのカウンターを阻止しながら、ボールをつなぐベガルタが、後半のシュート10本と攻めたてるが、決めきれず、ドロー。
しかし、ボールの支配率、シュート数とも互角に渡り合い、前節勝利の流れを引き継いだ試合となった。
長沢は、2試合連続、今季7ゴール目。松下は1年ぶりの今季初ゴールだった。
以下、経過。
前半。
1分、FC東京、森重のロングボールは流れる。
2分、飯尾がドリブルで上がり、当てるが、コーナーは取れず、ゴールキック。
4分、パラのロングボール、浜崎には合わず。
6分、ベガルタがつなぎ、浜崎のクロス、長沢の落とし、匠はシュート打てず。
7分、FC東京のカウンター、レアンドロから東、左からのクロスは、GKクバ。
8分、FC東京高萩のミドルシュート、枠外。
9分、FC東京が、右のドリブルからのクロス、ゴール前横切るが、シュートは打たれず。
10分、FC東京の右コーナー。キッカーはレアンドロ。ヘッド合わせられるが枠外。
11分、長沢がブロックして、匠がクロス、ファーのクエンカには合わず。さらにパラがクロス、これはキーパー。
13分、FC東京中村帆高が侵入、右コーナーを与える。これはクリア。
⚽14分、自陣右サイド、匠がパスカットするも取り返され、永井がドリブル侵入、椎橋をかわして折り返し、中央のレアンドロが、たたきつけるシュート、決められ0-1。先制許す。
16分、FC東京右からのスルーパス、永井はオフサイド。
18分、パラがパスミス、つながれる。
19分、金正也が右から長いスルーパス、長沢が落として、クエンカが左からの折り返しに、長沢中央にキレ込んで、ダイレクトシュート、枠外。タイミングは合っていた。
21分、パラのクロス、合ず。
22分、FC東京が回す。左から中村拓海のクロス、流れる。
<<飲水タイム>>
25分、永井がドリブルで上がり、クロス。これはカット。
26分、FC東京が、ベガルタエリア左角35mでフリーキック。キッカーは東。さらに右コーナー。キッカーはレアンドロ。クバがパンチング。セカンド拾ったFC東京が後ろで回す。
28分、FC東京、永井へのスルーパスはライン割る。
30分、クエンカが左からクロスも、クリアされる。
32分、FC東京が中央35mでフリーキック。キッカーはレアンドロ、シュートはバーの上。
33分、左の浜崎から右の山田へ、もう一歩、
36分、中央のごぼれ椎橋ドリブルで上がるが、シュートは打てず。最後は右から飯尾のクロス、キーパー。
37分、ベガルタ、左奥30mでフリーキックを得る。浜崎のキックはクリア、こぼれをカウンターされそうになり、匠がファールで止める。匠にイエロー。FC東京は自陣からのフリーキック。
38分、飯尾が上がってキープ、しかしボールを奪われる。
40分、右から左へと回し、浜崎のクロスに、長沢のヘッド、クリアされる。
さらに、パラのアーリークロス、山田にはもう一歩。
41分、FC東京東のスルーパス、パラクリア。
42分、匠に永井がチャージ、40mのフリーキックを得る。きまらず。
43分、長沢の落としから、パラのクロス、長沢の足でのシュート、枠外。
44分、FC東京、ベガルタの右から斜めのクロスに、裏を取られ、どフリー。内田が1対1、しかしクバが前に出て、ビックセーブ!
これでFC東京の左コーナー。追加時間は2分間。
これをしのいで、ベガルタカウンター、椎橋からクエンカも詰められる。
前半は1点リードされるも、ベガルタも長沢を中心にチャンスは作る。
後半。
ベガルタは、佐々木匠に代え兵藤を入れる。FC東京は中村拓海に代え、小川を入れる。
⚽1分、椎橋から山田とつなぎ、パスを受けた兵藤が左へとドリブルで流れる。さらに兵藤、パラとのワンツーでえぐってのクロス、長沢一旦DFの背後に消えてから、フリーでヘッドをたたくと、キーパー児玉がお手玉、そのままゴールインで、1-1。
怪我明けの兵藤が入るなりアシスト、長沢も点を取るタイミングを、前節から完全に掴んで、いい時間帯で同点。
2分、FC東京、右から裏へボールを送るが、キーパー。
3分、ベガルタ陣内、飯尾から金へのバックパス合わず、右コーナーを与える。レアンドロのキックは、クバ、パンチング。
さらにこぼれを左からクロスされるが、クリア。
4分、スルーパスに、山田が入れ替わろうとしたところを、倒される。小川にイエロー。
これで、右奥40mのフリーキックを得る。平岡がヘッドで折り返すが、シュートは打てず。
5分、その後のFC東京のカウンターを、平岡が阻止するが、ファール。平岡にイエロー。
6分、パスカットしたクエンカからパラ。クロスは流れる。
さらに、パラから長沢の頭の落とし、右の浜崎とつなぎ、最後は飯尾のクロス、当ててコーナー。
7分、右コーナー。こぼれを椎橋が中央からミドルシュート、バーの上。
11分、FC東京が回す。FC東京のパスが主審に当たり、ドロップボール。
12分、FC東京、東のクロスから左コーナー。ここは粘ってクリア。
13分、パラに代え、蜂須賀を入れる。
14分、長沢がパスカット、山田のクロス、長沢が遠い位置からのヘッド、キーパー。
16分、ベガルタが回して、クエンカから裏の長沢への浮き球パス、オフサイド。
この間、東にイエロー。
⚽17分、FC東京がベガルタBOX右角でフリーキック。キッカーはレアンドロ。
ベガルタ一度はクリアも、小さく、再びヘッドで前に送られると、これを高萩に決められ1-2、再びリードを許す。
20分、ベガルタがプレスを始める。
21分、左の蜂須賀からクエンカ、シュートはキーパー正面。
22分、左から浜崎がクロス、長沢のヘッドはブロックされる。
23分、ベガルタのロングボール、長沢挟まれる。
<<飲水タイム>>
ベガルタ、浜崎に代え松下、長沢に代え赤﨑を入れる。
FC東京も、東に代え三田、永井に代えアダイウトンを入れる。
26分、FC東京にボックス内でつながれるが、クバ抑える。
27分、ベガルタが左サイドで回す。クエンカのクロスに、山田は打てず。
30分、FC東京のカウンター、アダイウトンは押さえる。いつもよりスピードないか。
32分、飯尾のバックパスが狙われ、危ないが、クバがかわしてボールを送る。
その後、飯尾のクロスがCBの頭越え、松下がフリー、しかしシュートはふかす。
34分、ベガルタが左サイドで回すが、抜けない。
その後、椎橋に代え石原が入る。FC東京は、レアンドロに代え、田川を入れる。
35分、FC東京のカウンター、アダイウトンがドリブル前進していくが、トラップ大で助かる。
36分、松下から飯尾、クロスで右コーナーを得る。
37分、アダイウトンのカウンターを止め、クエンカにイエロー。
⚽39分、右の兵藤、さらに飯尾からパスを受けた山田がキープ、前を向くとみせて反転、右45度でフリーの松下へ。松下が、ブレ球気味のシュートを、キーパー前でバウンドさせると、イレギュラーに跳ね上がり、決まって2-2。
またも、怪我明けの松下が仕事をして、再び同点。
40分、FC東京は、内田に代え原を入れる。
41分、山田から蜂須賀のクロス、キーパー。
42分、クエンガが右でのワンツーからシュート、キーパー正面。
43分、松下が裏に侵入も、もう一歩、
追加時間は、6分間。
2分、平岡がドリブルキープ、さらに松下がキープから石原へ。えぐっての折り返しに、中央赤崎が合わせるも、シュートはキーパー正面。
4分、FC東京のカウンター、左からのクロス、クリアをさらに放り込み。これはクバ。
5分、FC東京、右から小川のクロスに、ニアに飛び込んだ田川のダイビングヘッド、枠内も、クバがワンハンドはじき出す!今日も、2点は阻止したクバ。
その後の、FC東京の右コーナーはライン割る。
6分、ベガルタカウンターも戻りオフサイド。追加点は奪えず。ドロー。
2-2となってからのFC東京の守備は堅く、勝ち越し点は奪えなかったが、クエンカ、山田が調子をあげ、長沢が得点感覚を維持。
兵藤のチャンスメーク、松下の技ありゴールもあって、2度追いつき、怪我明けの選手も持ち味を出して、次につながる勝ち点1。
ただし、クロスを安易に入れられる前半は、要注意である。
シュート数: 11-9 CK:2 - 7 FK: 10- 13 得点:長沢 駿、松下佳貴 (FC東京)レアンドロ、高萩 警告:パラ、佐々木匠、平岡、クエンカ (FC東京)小川、東 主審:村上伸次 入場:3,030人