19節:ベガルタ仙台2-3C大阪、西村2ゴールで一時逆転も、終盤で押し切られる

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2020J1 19節 9月27日(日)13:00 ベガルタ仙台2-3セレッソ大阪 ユアスタ仙台


ゲデス
(長沢)
西村 道渕
関口
(真瀬)
椎橋 浜崎
(兵藤)  
パラ 平岡 シマオ 柳
(石原)   
ヤクブ スウォビィク

サブは、川浪、金、真瀬、石原、佐々木匠、兵藤、長沢。
C大阪は、GKキムジンヒョン、DF松田陸、瀬古、片山、マテイヨニッチ、MF 木本、レアンドロデサバト、柿谷、坂元、FWブルーノメンデス、奥埜。高木、藤田、清武はベンチスタート。

ベガルタは、C大阪のサイド攻撃に対抗のため(平瀬氏)か、3試合ぶりに4-2-3-1に戻す布陣。道渕が久々にスタメン、ベンチには匠も入ったが出場機会無し。

4バックの守備で、連動してのプレスも時折見せ、C大阪の両サイドの上がりには手を焼いたが、前半は42分までは失点を抑えた。しかし、43分に柿谷の絶妙左足クロスを、ニアでメンデスに、頭でねじこまれ失点。苦しい展開。

後半、疲れからC大阪にも時折パスミスが出る。それを西村などがつつくがゴールはなし。しかし、11分、パラがうまくDFの間の西村にパスを通すと、逆足の右足インサイドで押し込み同点。さらに、21分にはPKゲットから、西村が自分でど真ん中にPKを決めて2-1と逆転。久々の勝利かと思われた。

しかし、その後ギアを上げたC大阪の攻撃の前に防戦一方。35分、清武のCKにマテイに豪快にヘッドで決められ2-2同点、さらに追加時間、右サイドを上がった清武が、柳をかわして、角度無いところからのシュートを曲げて、決められ2-3と逆転された。

ホームで連動した守備、プレスを見せたり、サイドをえぐる攻撃もできたが、終盤での守備の詰めの甘さを、個人技で突かれた。

4バックに戻しても、バランスは悪くなく、整理はできてきた感じ。ただ、上位相手では、まだ、終盤のゲーム運び、集中とも、一段と上げる必要があるようだ。それでも、パラがいい動きを見せ、西村は2ゴールで、ようやく起動。これから取りまくってほしい。

以下、経過。

前半。
前節から中3日、ゲデス、西村、パラなどは同じで、道渕がスタメン。守備陣をいつものメンバーとして、4-2-1-3に戻したベガルタ。

C大阪の方は、9連戦の最後でもメンバーをほぼ固定。今日は柿谷スタメン、清武がサブというメンバー。

ベガルタはあまり激しく行かず、割り切りの守備で立ち上がる。

1分、C大阪がベガルタ右サイドでフリーキック。これは決まらず。

2分、C大阪が右からのクロス、パラがクリア。ベガルタがカウンター、ゲデスには通らず。

3分、C大阪片山のクロス、椎橋クリアも右コーナーを与える。クリア。

4分、パラのクロス、道渕の頭上、最後は柳のファール。

5分、C大阪が回す。左の松田からのクロス、メンデスには合わず

7分、ベガルタがC大阪ゴール前でつなぎ、左の西村から右の道渕、さらに柳のクロスも、ブロックされる。

8分、C大阪右サイドのパスは流れる。

その後、柳のスルーパスに、道渕がドリブル、裏へのスルーパスにゲデス、もう一歩

9分、C大阪左の松田からメンデス、オフサイド。

10分、左から西村がかわしてのクロス、ブロック。

12分、道渕と柳がワンツー、柳がえぐってのクロス、ゲデスはもう一歩。ヨニッチがクリア。

これでベガルタが右コーナーを得る。キッカーは浜崎。低いボール(わざと?ミス?)スローインへ。

13分、C大阪がカウンター、椎橋がクリア。

C大阪柿谷が大きなサイドチェンジ、パラクリア。

14分、さらに柿谷が裏を取ってのクロス、クリア。

15分、C大阪奥埜から裏の柿谷へ、オフサイド。盛んに柿谷が柳の裏を攻めてくる

16分、西村が中央から左足のミドルシュート、決まらず

さらにベガルタがC大阪ゴール前で回すが、道渕が押し出される。

17分、ベガルタが回すが、浜崎のトラップが大。クリアされる。
その後、柿谷にシュート打たれるが、クバ

18分、浜崎のサイトチェンジ、誰もいない。

19分、C大阪の坂元のクロス、流れる。

20分、中央で道渕がキープ、自分でミドルシュートも、キーパー

21分、松田から中央奥埜、フリーでシュート打たれるが、枠外

22分、柳がドリブル前進からのクロス、右コーナーを得る。浜崎、また低いボール。つながらず。

23分、ゲデスが左に流れて、クロス、コーナーで残っていたシマオがヘッド、枠外
その後、C大阪、柿谷からメンデス、クロスはシマオがヘッドクリア。

24分、ベガルタがゆっくり回す。C大阪が堅いブロック。ベガルタ関口から柳のクロス、右コーナーを得る。
平岡ヘッドも枠外。

<<飲水タイム>>

28分、メンデスが右から横パス、クリア。
これで右サイドから、片山がロングスロー、ゲデスがキープしてパラへ。

29分、C大阪柿谷から左へ、さらに中央、左と振り回してくるC大阪。

30分、坂元がえぐってクロスは平岡が押さえる。これで左コーナーを与える。キッカーは柿谷。こぼれを、フリーの奥埜が左足ボレー、バーの上

32分、浜崎から裏の柳に出すが、たちまち囲まれる。
その後、C大阪のパスミスを西村がカット、ミドルシュート、キーパー弾く。惜しい。

33分、今度はゲデスがパスカット、関口がシュートするが、キーパー

34分、C大阪坂元攻めてくるが、つながらない。

35分、C大阪メンデスキープから、木本がシュート、枠外

37分、C大阪のロングボール、オフサイド。

38分、C大阪が後ろで回す。平岡が奥埜にチャージでファール取られる。

40分、C大阪、松田から奥埜、もう一歩。しかし、危険。

42分、C大阪松田が上がって、左での落とし、フリーの柿谷がシュート、枠外。危ない。

43分、C大阪松田からパスを受けた柿谷が、右で柳と競りながら、左足で回し込むようなクロス、ブルーノメンデスが、ニアでヘッドで叩きつけ、決められる。0-1

ここまで、C大阪の攻撃をしのいできたが、柿谷の精度、メンデスの決定力にやられた。

45分、平岡から柳、反転して侵入、えぐってのクロス、クリアされる。

追加時間は2分間。
ベガルタの右コーナー。浜崎のキック、こぼれを道渕シュート、さらにパラのシュートも枠外。

前半は0-1で終了。


後半。
1分、パラのクロスから柳のクロス、もヒットせず。
その後、C大阪のカウンター、これはしのぐ。

3分、右サイドC大阪がパスミス。

4分、ゲデスから道渕へのクロスはもう一歩。C大阪のカウンターは止める。

5分、C大阪メンデスが反転シュート、これはクバ

6分、C大阪が右コーナー付近でフリーキック。柿谷にキックは、シマオがヘッドでクリア。
こぼれをC大阪、マテイヨニッチのヘッド、クリアで、右コーナーを与える。

ショートコーナーから、松田のシュート、枠外

8分、浜崎のサイドチェンジ、流れる。
その後、ベガルタのカウンター、道渕ドリブルから西村、裏の道渕がクロス。これで左コーナーを得る。

9分、浜崎のコーナーキックは、またも低いボール。こぼれを打てず。

10分、ベガルタ回すが、囲まれる。

11分、左サイド、平岡からパスを、間で受けたパラが、ピンポイントのパスを、DFの間の西村に送ると、そのボールの勢いのままに、右足インサイドでコースを変えるシュート、決まって同点、1-1。西村ホームで久々のゴール。

さらに、左のパラから右柳で、カウンターも決まらず。

14分、浜崎がボールを奪われ、柿谷がドリブルキープ、裏に出た坂元がシュート、バーの上。危ない。

15分、右サイド奥35mでフリーキックを得る。これは決まらず。

16分、西村が左からのクロス、流れる。

18分、浜崎のサイドチェンジ、カットされる。C大阪のカウンター、奥埜から片山、シュート打たれるが、ブロック

19分、浜崎からのボールをマテイヨニッチがトラップミス、ボックス内で西村がキープ、松田が背中で押し返すプレーがファールとなり、PKゲット

21分、PKキッカーは西村。ど真ん中に強烈に蹴って、決まり、2-1逆転!前回のPKミスを払拭する同点弾。

リードされたC大阪は、奥埜に代え豊川、柿谷に代え清武を入れて来る。

24分、C大阪が中央30mでフリーキック。キッカー清武、ここはふかす

<<飲水タイム>>

27分、坂元がカットインからのクロス、流れる。

28分、ベガルタ、ゲデスに代え長沢を入れる。

30分、C大阪が右からのロングボール、流れる。

31分、C大阪、右からのクロス、こぼれを木本がシュート、クバ

32分、C大阪坂元がドリブル侵入、シュート、これで左コーナーを与える。ショートコーナー、これは抑える。

33分、C大阪、木本に代え藤田、松田に代え小池を入れる。

左から片山のロングスロー、これはしのぐ。

34分、C大阪が回すが、下げさせる。

35分、C大阪左サイドでメンデスがキープ、左コーナーを与える。
清武のキックに、マテイヨニッチのヘッド、決められ同点、2-2

36分、C大阪坂元が、切り返しからのクロス、椎橋がクリア。これで左コーナーを与える。
クリアして、関口がカウンターに上がるが、止められる。

37分、中央35mでC大阪のフリーキック。すぐつなぐ。

38分、C大阪、片山のクロスで、左コーナーを与える。こぼれをシュートされるが、粘って守備。ゴールキックとする。

40分、関口から真瀬、椎橋から兵藤、パラから石原と3枚代え。

41分、C大阪がカウンター、坂元のクロスから、清武がフリーでシュート、枠外

42分、C大阪右から小池がドリブルで上がるが、ここは柳が体を入れて、ゴールキックとする。

43分、ようやくベガルタ、左サイドの石原から道渕、さらに兵藤につなぐが、ライン割る。

追加時間は4分間。
1分、C大阪がボールを回す。右サイド、清武が柳をかわして、ボールをキープ、角度ないところから曲げたシュート、決められ2-3、再逆転許す
悪い時間帯。

1分、C大阪、ブルーノメンデスに代わり、藤尾が入る。

3分、道渕がドリブル前進もトラップ大きくなり、ボールを失う。C大阪は清武から藤尾、ドリブル侵入され、右コーナーを与える。
そのまま、試合終了2-3。

パラのナイスパスとPKの西村の2ゴールで、一時は逆転したが、その後、清武らのC大阪のフレッシュが選手入ると、防戦一方になり、CKから失点。

連敗中で、下を向いてしまい、残り5分の3枚代えでは、すぐに、試合に入っていけず、最後は、清武の個人技を止めきれなかった。

4バックの変更で、バランスを取りながらの攻撃もあり、パラの躍動、西村の覚醒は一歩前進。だた、疲れが出て来る後半での、試合運びが次への課題。

それでも、関口に加え、パラ、道渕、柳と推進力のある選手が揃い、西村に得点が出始めたので、引き付けて、他の選手のゴールのチャンスも出てくるのではないか。前を向いて、最後まで粘りを。

シュート数: 8-16 CK:5 -8  FK: 7-11  得点:西村拓真2(PK1)、ブルーノメンデス、マテイヨニッチ、清武  警告:なし  主審:西村雄一  入場:2,789人