25節:ベガルタ仙台1-2サガン鳥栖、道渕の先制活かせず、後半受け身で逆転負け

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2019J1 25節 8月24日(土)19:30 ベガルタ仙台1-2サガン鳥栖 駅前不動産スタジアム


長沢 石原直
   (ハモン)
ジャーメイン  道渕
(石原祟)(阿部)
松下   富田

永戸 シマオ 平岡 蜂須賀
ヤクブスウォビィク

サブは、川浪、金正也、石原崇兆、椎橋、兵藤、阿部、ハモンロペス。鳥栖は、FWクエンカ、金崎、金森、MF三丸、原川、松岡、安、DF金井、高橋秀人、高橋裕治、GK高丘。豊田、小野、高橋義希、石川慧はベンチスタート。

まずは、九州北部豪雨で被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。

前半はジャーメインや道渕の裏を取る動きでチャンスを作り、19分、ジャーメインから蜂須賀のクロス、石原のシュートブロックされた浮き球を道渕がボレーで決めて先制。その後も、長沢からジャーメインがキーパをかわしてのシュート、しかし枠外。

後半なると、鳥栖のパス回しに防戦一方。カウンターでも前でキープできず、反撃を受け、消耗。また、小野が入って自由に動かれると、ペナ内にどんどん侵入されるようになる。

ついに30分、ペナ内で金崎のキープに松下が引き倒してPK献上、同点。さらに勢いづいた鳥栖の前に、防戦一方となり、35分、左右にヘッドで揺さぶられ、最後は、フリーになっていた金崎に頭で押し込まれ、逆転許す。

その後は、慌てた攻撃なり、鳥栖の時間使いに嵌り、敗戦。気持ちで負けた試合となった。道渕は2試合連続ゴール。

前半。
1分、金崎がベガルタの裏に出て来るが、シマオマテ抑える。2分、永戸のクロスは長沢の頭上通過。3分、鳥栖が、ベガルタ右からのクロス、クリア。4分、ジャーメインのドリブルから長沢の落とし、最後は道渕のシュート、枠外。5分、鳥栖ゴール前で回し、最後はジャーメインがシュート、さらに長沢、打ち切れず。6分、ベガルタエリアでの鳥栖のスローインから、金崎の侵入、キーパー。

8分、ベガルタが回す。松下の浮き球パスは流れる。鳥栖のカウンターは、松下が戻って奪い返す。さらにジャーメインがドリブル前進、長沢へのパスはオフサイド。9分、道渕の落としから松下がミドルシュート、枠外。10分、松下が裏の長沢に出すがブロックされる。しかし、これで右コーナーを得る。永戸のショートコーナー、読まれてボール奪われるが、取返し、石原へ。さらに道渕、左足のシュート、枠外。

12分、ベガルタ左から安のクロスはクリア。しかし、こぼれを金崎にシュートされる。GKクパが触って枠外へ。これで右コーナーを与える。クリア。15分、鳥栖のサイドチェンジで、ベガルタの左から道。しかし、鳥栖がパスミス。17分、中盤のせめぎあい。18分、左から安のクロス、クリア。さらにもう一本もクリア。その後、蜂須賀のクロス、長沢がファーで落とすも、中央合わず。

17分、道渕がドリブル前進、石原へのパスは合わず。⚽19分、ジャメが侵入、蜂須賀のクロスに、石原のシュートはブロックされるが、浮いたボールをフリーの道渕がボレーで決めて先制、1-0。鳥栖は、一瞬ボールウォッチャー。この間、石原が、DFに内股蹴られて(ファールではない)ミミズ腫れ。23分、ベガルタ左奥35mでフリーキックを得る。こぼれは道渕が守備。

24分、ベガルタエリア右奥35mで鳥栖のフリーキック。これはクリア。26分、クエンカのドリブル仕掛けで、右コーナーを与える。高橋のヘッドはクパ正面。28分、松下からジャーメイン、ペナ内打てず、キーパーブロック。29分、ベガルタ左から、安のクロスはライン割る。31分、鳥栖が左から右へサイドチェンジ。クロスはクリア。その後、ベガルタエリア中央35mで、鳥栖のフリーキック。ヘッドの落としを、金井に押し込まれてゴール?オフサイドで救われる。

32分、長沢から裏のジャーメインへパスが通り、右に流れながら、キーパーもかわしてどフリー、しかし、右足で流し込み狙ったシュートは枠外。角度は無かったが決定的。34分、永戸から道渕へのパス。トラップできず。35分、鳥栖がボールを回すがパスミス。37分、また鳥栖が回すが、クエンカがファール。ベガルタの攻め、長沢の落とし、石原キープできず。38分、鳥栖のカウンター、原川のクロスは流れる。

39分、安のクロスはクリア。さらに鳥栖のクロスは蜂須賀クリア。40分、鳥栖の右コーナー。キッカー原川、こぼれを安のシュート、道渕が寄せて枠外。42分、クエンカのサイドチェンジ。43分、原川が右からのシュート、枠外。追加時間は2分間。鳥栖のクロス、エリア内、クリア。そのあと、ベガルタのカウンター、ジャーメインから長沢。鳥栖ペナすぐ外でフリーキックを得る。永戸が曲げるが枠外。

前半は、ベガルタが少ない決定機を、道渕が落ち着いて決め1-0。ただし追加点のチャンスは逃した。

後半。
鳥栖は、松岡に代わり小野が入る。後半一方的に攻める鳥栖に対して、クリアのみになるベガルタ。1分、鳥栖のクロスから左コーナーを与える。シュートのクリアを再び放り込まれるがGKクパ。2分、左から金崎のシュート、枠内もクパが足でクリア。3分、鳥栖が、安から小野でシュート、これは枠外。4分、鳥栖の右コーナー。これはしのぐ。5分、小野にえぐられるが、クリア。さらにロングボールで、裏に金崎に走られるが、クパ。

6分、ようやくベガルタがボール回す。蜂須賀のクロス。コーナ付近で粘る。7分、右コーナーをえるが、クリアされる。9分、ジャーメインがパスカット、長沢に出すがパスが流れる。ベガルタ、間延びしてくる。10分、鳥栖の右コーナー。高橋のヘッドは枠外。11分、鳥栖が回す。小野のクロスに金崎、これはファールで終了。14分、小野が右からカットインシュート、枠外。小野が自在に動いて、ベガルタ混乱。

15分、右から鳥栖がスルーパス、これはシマオがクリア。17分、ベガルタのカウンター、永戸がドリブル開始、倒され、安にイエロー。ベガルタ自陣からのフリーキック。平岡。18分、鳥栖がベガルタゴール前で、ワンツーから小野が侵入もミス。20分、鳥栖は金森に代え豊田を入れる。この間、クエンカがファールの判定に執拗に異議で、イエロー。21分、クエンカがドリブルからのカットイン、これはクリア。

22分、小野のサイドチェンジ、金井のヘッド、はクパ。23分、また鳥栖がボールを回す。24分、ベガルタ、ジャーメイン良に代え、石原祟兆を入れる。26分、鳥栖が回して、金崎がクロス、クリアで左コーナーを与える。いったんクリアも、こぼれをクエンカにシュートされる。しかしクパ正面。27分、クエンカのクロス、中央は合わず。その後、蜂須賀から長沢のクロスはキーパー。

28分、鳥栖が回す。29分、安のクロスで左コーナを与える。スローインにさせる。ここっでベガルタは、石原直樹に代え、ハモンロペスを入れる。⚽このスローインから、ペナ内侵入の金崎に粘りに松下が抱え込んでしまいPK献上。金崎に決められ、1-1。押せ押せ状態からの得点で、鳥栖のホームは大興奮。32分、松下から石原、最後はハモン、シュートは枠外。

33分、金崎が反転ミドルシュート、バーの上34分、小野にペナ内侵入され、中央で安がシュート、バーの上。ここで安に代え藤田が入る。35分、ベガルタが中央40mのフリーキックを得る。キッカーは平岡。折り返すが、キーパー。シュートが打てない。⚽そして38分、鳥栖にベガルタペナ付近で、左右にヘッドでつながられ、ベガルタDFはボールウォッチャー、最後は右でフリーの金崎にヘッドで決められ1-2。逆転許す。

38分、道渕に代え阿部を入れる。39分、ベガルタのカウンター、阿部から石原祟、これで右コーナーを得る。決まらず。40分、長沢が競り合いから熱くなり、相手選手に詰め寄ったりして、無駄に時間を浪費。42分、鳥栖は、右サイドで時間を使う。43分、ハモンが受けたパスをスルー、長沢には合わず。それでもペナ内でボールとつなぎ、阿部のクロス、長沢打てず。

44分、左コーナーを得るが、打てず。45分、ハモンが左からのクロス、流れる。追加時間は5分間。鳥栖は時間使いのプレー。2分、ベガルタ自陣からのフリーキック。蜂須賀のクロスを阿部が頭で流すが、つながらず。3分、ベガルタ自陣からのフリーキック。石原崇のシュート?は枠外。結局、そのまま試合終了。

前半は、ジャメの仕掛けや裏への攻撃を織り交ぜ、道渕の落ち着いたシュートで先制したが、後半、相手の動き回る攻撃に、守備一辺倒になり、記録的には後半のシュート数が、鳥栖13本、ベガルタ0本。見ての通りである。

ここ何試合、1点取ったら、試合終了間際でもないのに、1点リードすると、追加点を取ることより、守りに入るメンタルが、上回ってしまうようである。

勝ち星から遠ざかっているせいも、あるのだろうが、今日の鳥栖のように、貪欲に追加点狙いのゴールに向かっていってほしい。まずは次、対札幌、アウエーでも、まずは勝ち点3を狙いに行きたい。

シュート数:8-18 CK:4-8 FK:14-7 得点:道渕諒平 (鳥栖)金崎2(PK1)  警告:安、クエンカ 主審:山岡良介 入場:15,194人