19節:ベガルタ仙台0-4鹿島アントラーズ、裏取られ続け完敗

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2019J1 19節 7月13日(土)19:00 ベガルタ仙台0-4鹿島アントラーズ ユアスタ仙台


長沢 石原直
(ハモン)
関口   道渕
(石原崇) 
松下 富田
   (梁)
永戸 平岡 大岩 蜂須賀
     
シュミット

サブは、川浪、照山、金正也、梁、石原崇兆、兵藤、ハモンロペス。鹿島は、FW土居、セルジーニョ、MF白崎、レアンドロ、レオシルバ、三竿、DF小池、町田、犬飼、永木、GKクォンスンテ。伊藤翔、金森はベンチスタート。

激しいチャージでボールを取られては、ベガルタのサイドの裏を突かれ、ゴール前での左右に速いパスや、ライン裏への飛び出しをされ、4失点。ベガルタにもチャンスはあったが、枠内シュートが少なく完敗。長沢が前半で足を痛め、担架で交代したのが気になる。

梅雨の合間に久々に晴れた仙台。それほど気温は高くないが、蒸し暑い。

久々の大入りで、コンコースはむせかえる暑さ。まずは今日がベガルタでの最後の試合となる、シュミットダニエル(ダン)選手への寄せ書きコーナーに立ち寄る。試合が始まる頃には、陽も落ちて大分涼しくなるが、例によってピッチに散水。選手は、相当蒸し暑いと思われる。

前半。
立ち上がりから、ベガルタゴール前で、ボールを回続ける鹿島。1分、スローインから裏に出た土居から、最後はレアンドロのシュート、枠外。3分、ベガルタの左から土居のクロス、中央でクリア。ベガルタ、カウンターもカットされる。5分、ベガルタが左サイドでつなぐが、シュートは打てず。6分、鹿島小池のサイドチェンジ、レアンドロはオフサイド。

9分、道渕がパスカットからドリブル前進、長沢へのパスはもう一歩。10分、鹿島のカウンター、フリーでシュート許すが枠外。触っていて、右コーナーを与える。ここはしのぐ。平岡のキックミスを拾われて、スローインから左コーナーを与える。ヘッドは枠外。2本目のコーナー、これはクリア。⚽15分、鹿島の速攻、土居から右へのクロス、これををダンが弾くが、これを、前にいたセルジーニョにダイレクトで押し込まれ、0-1と先制許す。ボールへの反応が速い鹿島。

18分、松下がチャージされ、ボールを取られる。19分、ベガルタが攻め込み、中央でこぼれ球が関口の前へ、フリーでシュートもバーの上。21分、ベガルタのカウンター。鹿島ゴール中央32mでフリーキックを得る。この間、長沢が交錯したのか、足を痛め担架でピッチ外へ。フリーキックは、永戸が直接狙うが、枠外。23分、長沢に代え、ハモンロペスが急遽入る。

その後、ベガルタが鹿島の攻めをしのいで、関口が縦パス、しかしカットされる。鹿島の裏へのパスも流れる。26分、こぼれ球を大岩がチャージして奪い、ハモンへ。ハモンがシュートも枠外27分、鹿島が回してレアンドローの強烈ミドルシュート、枠内も、ダンが左手1本で弾き、左コーナーを与える。コーナーからのこぼれ球押し込まれて、ゴール、もオフサイドで、ノーゴール。

29分、左サイド、永戸がドリブル前進も、パスはカットされる。30分、鹿島のゴールキックをカットした蜂須賀、そのままミドルシュート、枠内も、キーパー。32分、石原がパスカットして、ドリブル、左コーナーを得る。シュートは枠外。33分、関口からハモン、ドリブルエリア内侵入、パスはカットされる。さらに右から蜂須賀がドリブル、右奥30mでフリーキックを得る。

ヘッドはキーパー、パンチング、こぼれを関口シュートもキーパー。36分、関口ボールキープも、後ろからレアンドロにボールを奪われる。鹿島のカウンターからクロス、これは流れる。37分、鹿島の右コーナー。しのいでベガルタカウンター、蜂須賀から道渕、クロスはキーパー。38分、ベガルタ回して、永戸上がったところで、鹿島にボールを奪われ、永戸の裏にロングボールを蹴りこまれる。40分、鹿島の左コーナー。セカンドも鹿島が回す。

42分、蜂須賀のクロスからベガルタもボールを回すが、ハモンから道渕、パスミス。43分、蜂須賀のクロスのこぼれ、永戸がシュート、これで左コーナーを得る。ハモンがヘッドですらし、ファーの蜂須賀、ボールに届かず。追加時間2分間。⚽AT1分目、レアンドロから左の土居へ。ダイレクトで中央へ折り返し、ダンが倒れて触るも前にこぼし、これをセルジーニョに押し込まれ0-2。パスの早さに翻弄された。ベガルタにも、攻撃の時間が出てきたところで、嫌な時間帯で追加点を奪われ、前半終了。

後半。
2分、蜂須賀から道渕ドリブル前進も、弾き飛ばされる。その後、蜂須賀のクロス、キーパー。3分、左奥35mでフリーキックのチャンス。決まらず。4分、蜂須賀のクロス、走りこんだ道渕シュートも枠外。5分、鹿島のクロス、白崎ヘッドもダン正面。カウンター、関口のクロスに石原ヘッド、枠外。

7分、鹿島が回し、右コーナーを与える。これはクリア。9分、ベガルタのカウンター、蜂須賀のクロスにハモンのヘッド、枠外。10分、鹿島が回し、レアンドロのクロス、流れる。12分、ベガルタ攻め上がるが、関口がパスミス。13分、永戸のクロス、合わず。15分、裏にハモンが抜け出すがオフサイド。16分、関口がえぐってのクロス、こぼれを蜂須賀シュート。さらにゴール前、松下スルーするが、誰もおらずボールを取られる。

17分、ベガルタカウンター、道渕ドリブル、最後はハモンがカットインからシュートも、キーパー正面。20分、松下パスミス。⚽21分、ベガルタの左から、レアンドロがえぐってのクロス、セルジーニョのヘッドはダン弾くが、こぼれを白崎に押し込まれ、0-3。とどめを刺される。22分、ベガルタは、富田に代え梁を入れる。24分、道渕が粘ってクロスを入れるが、流れる。

25分、右奥35mでフリーキック。関口蹴るが、流れる。26分、左コーナー。ハモンのシュートのこぼれ、石原狙うがブロックされる。27分、鹿島はレレアンドロに代え名古が入る。28分、ベガルタ回して、永戸が右足でのクロス、ハモンのヘッドはバーの上。⚽30分、縦パスでセルジーニョに裏を取られ、左からゴール前の横パス、右から土居がフリーで決めて、0-4。ゴール前にベガルタのDF陣は揃っていたが、戻りながらの守備。

32分、中央を松下から道渕、ドリブルからシュートのバーの上。その後、鹿島は土居に代わり、伊藤を入れる。33分、左コーナーを得る。きまらず。34分、道渕をハモン、ワンツーで侵入するが、キーパ出て来る。この後、ベガルタは関口に代わり、石原祟兆が入る。36分、名古にイエロー。ベガルタ自陣からのフリーキック。

39分、鹿島のカウンターからシュート、右コーナーを与える。こぼれを伊藤がシュート、枠外。40分、鹿島は永木に代えブエノが入る。41分、パスを取られるが取り返す。左コーナーを得る。永戸のキックに蜂須賀のヘッド、枠外。44分、松下から左の石原祟のクロス、右コーナーを得る。こぼれを回して、最後はハモンが反転右足でシュート狙うが、枠外

追加時間3分間。鹿島ペナ左角から永戸が右足シュートも、枠外。その後、セルジーニョがシュートも、ダン止める。結局0-4と完敗。ホーム連勝も6で止まる。

後半はベガルタも攻めて行ったが、ペナ外から、間合いが分かるミドルシュートばかりで、えぐっての崩しが少なかった。鹿島は徹底的に、ベガルタのサイドバックの裏を突き、左右からの速いパスと、こぼれ球への寄せ、ベガルタDF陣の反応を上回った。

そして、今日は、これまで、ベガルタ攻撃のリズムを変えてきた道渕、関口が相手の激しいプレッシャーの前に、ボールを奪われるなど、対策を取られてきた。人数をかけた攻撃・守備の切り換え換えの早さと言う点で、鹿島との差が出た。


シュート数:13-16 CK:7-8 FK:19-10 得点:(鹿島)セルジーニョ2、白崎、土居  警告:クォンスンテ、名古  主審:山本雄大 入場:17,639人

尚、試合後には、ベルギー1部のシントロトロイデンVVへの移籍が決まっている、GKシュミット ダニエル選手が、の壮行セレモニーがあり。J2時代や、シルビーニョと写真に納まった子供の時代、などの映像紹介。「いままで挫折を超えてきたように、これからも挫折があっても乗り越え、大きくなって帰ってくる」との挨拶があった。
また、サポからの寄せ書き2枚の贈呈。母校の東北学院中、高の生徒さん、GK仲間の関、川浪、石野コーチと、監督からの花束贈呈が。そのあと、場内を一周、最後は胴上げもあった。

この日の復興ライブは、試合前とハーフタイムに石井明美さん。グルメにもダンがらみメニュー。