20節:ベガルタ仙台0-0C大阪、シマオ、新GKクバが安定の守備

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2019J1 20節 7月20日(土)19:00 ベガルタ仙台0-0セレッソ大阪 ヤンマースタジアム長居


ハモン 石原直
   (ジオゴ)
関口   道渕
(石原崇)(兵藤)
松下 富田

永戸 平岡 シマオ 蜂須賀
     
ヤクブスウォビィク

サブは、川浪、金正也、石原祟兆、飯尾、椎橋、兵藤、ジオゴアコスタ。C大阪は、FWブルーノメンデス、奥埜、MF清武、水沼、藤田、木本、DFマテイヨニッチ、瀬古、丸橋、松田、GKキムジンヒョン。山田、高木はベンチスタート。柿谷は欠場。

共に中央での守備の堅さと、ところどころめくれてる芝状況で、両チームシュートが枠に行かない。ベガルタは新キーパーヤクブスウォビィク(クバ)が安定のセーブとキック、シマオと平岡が、中央での強さを見せて、再三のピンチを救う。攻めではハモン、石原に決定機あったがシュートが枠に行かず、スコアレスドロー。それでも連敗ストップの勝ち点1をアウエーで得た。

雨の影響か、芝が剥げているだけでなく、所々、えぐれている長居。グラウンダーのパスは弱くなりそう。

前半。
互いに4バックのミラー。1分、永戸のクロスは流れる。2分、左サイド攻めるが、シュートまでいけず。その後、C大阪が、ベガルタ左エリア横で、フリーキック。キッカーは藤田。これはファールで終了。5分、永戸から道渕へのパスは、もう一歩。ベガルタ、前から囲んでボールを取りに行っている。

6分、石原が戻ってボールを奪い、ハモンから道渕、クロスの関口、最後は永戸がシュートも、ヒットせず、キーパー。7分、C大阪が、ベガルタの右から左に展開、関口をかわして松田陸のクロス、しかし中央でクリア。8分、松下のパスを、ハモンが頭で落とすが、つながらず。9分、松田のクロスは流れる。10分、C大阪のロングボール、奥埜が走りこんで、折り返し、清武がクロス、ブルーノメンデスへのボールは、平岡クリア

11分、C大阪の左コーナー。キッカーは藤田。これは平岡がヘッドでクリア。12分、水沼のクロス、シュート性これは、クバがキャッチ。13分、石原がパスカットして、ドリブル前進、シュートするが、枠外14分、C大阪のカウンター、メンデスがマテをかわして、左からのクロス。右からフリーの清武がダイレクトのシュート、枠外。危なかった。

16分、ベガルタ、左ラインでスローイン連続。永戸のクロス、これで左コーナーを得る。永戸のキック、こぼれを富田が放り込み、ここはファールで終了。20分、C大阪が左から松田のクロス、セカンドを拾って回すC大阪。最後は中央から奥埜が反転シュート、クバ正面。21分、C大阪エリア中央35mでフリーキックを得る。ゴール前のこぼれ球、石原が左足でシュート、枠外。

23分、松田のクロスに奥埜が中央からシュート、枠外。シマオが寄せていた。24分、C大阪の左コーナー。こぼれ球を奥埜がクロス、中央マティヨニッチがフリー、高い打点でヘッドも、バーの上。危なかった。25分、関口がドリブル前進、左コーナーを得る。永戸のキックは低いボール、平岡がニアに走りこんで、バックヒールのシュート、枠内もキーパー正面

26分、C大阪のロングボール、奥埜走りこみ、ペナ内で倒れるがノーファールの判定。27分、ベガルタ左から藤田のロングスロー、これはクリア。28分、清武がドリブルでペナ内侵入、シマオがクリア。29分、ハモンから道渕、ドリブルから関口へ。関口のクロスはキーパー。30分、ハモンが、相手キーパーのパスをカット、自分でドリブルで持ち込み、DFの間がからシュートも、3人に寄せられ枠外

これで、左コーナー。永戸のキックはキーパーパンチング、こぼれを松下がミドルシュートも、クリアされる。32分、関口から、左にいたハモンへパス。ハモンがドリブルからのクロス、キーパー。33分、関口が奥埜に倒され、左奥40mのフリーキックを得る。すぐつなぐがシュート打てず。34分、メンデスがペナ内侵入も、平岡が寄せ、クバがボール抑える。

その後、蜂須賀のクロスのこぼれ、ハモンがシュートも枠外。36分、永戸のクロス、流れる。27分、C大阪のカウンター、ロングボールで、シマオの裏をメンデスが取るが、平岡がカバー。38分、C大阪の右コーナー。これはクリア。そのあと、松田がミドルシュート、クバ、パンチング。そのこぼれをC大阪が回して、清武シュート、枠外。

40分、C大阪のゴール前浮き球、ハモン、石原と頭で競るが、シュートは打てず。41分、水沼が、松下の軸足にチャージしてボールを奪い、クロス、クリア。42分、C大阪の左コーナー、ブルーノメンデスのファールで終了。ファールの多いメンデス。44分、蜂須賀のクロスに、石原がDFの前に頭をねじ込みヘッド、枠外。もう一段出られなかった。追加時間1分。結局前半は、C大阪が優勢もスコアレス。

後半。
前半は、C大阪のゴール前の芝の痛みが激しかったが、後半は逆。ベガルタ若干有利か。1分、清武がパスミス。2分、ベガルタが右から石原、道渕のクロス。これで右コーナーを得る。ショートコーナーでつなぐが、シュート打てず。C大阪のカウンター、しかし、ボールを取返し、道渕からハモン、ハモンがミドルシュート、キーパー。

4分、C大阪のキーパー、キムがキックミス。今日はミスが多かった。5分、ベガルタが、C大阪のペナ横左でフリーキックを得る。永戸のキックのこぼれ、関口がクロス。こぼれて、さらに関口、左コーナーを得る。決まらず。この後、平岡と奥埜が激突。平岡の腹に入り、しばらく立てず。11分、松下から道渕、ドリブルから回して、最後は蜂須賀のクロス、キーパー。

12分、C大阪がベガルタエリア左奥25mでフリーキック。丸橋の直接枠内シュート、クパが横っ飛びでセーブ。こぼすが抑える。15分、C大阪がロングボールから左コーナー。ここで、C大阪は藤田に代えデサバト、奥埜に高木俊幸を入る。以降、時々デサバトに、ロングボールで展開される。17分、ベガルタのカウンター、関口シュートも枠外。

18分、ベガルタの左から、クロスを入れられるが、シマオがクリア。19分、C大阪のゴール前、ハモンがDF脇から強引シュート、枠外。21分、ベガルタゴール前でつながれ、シュート打たれるが枠外。これで右コーナーを与える。キッカーは清武。2本続く。これはしのぐが、デバサトから水沼、クロスのこぼれ、高木が至近距離からシュートも、クバ体に当てて止める

22分、C大阪の左コーナー。こぼれはクバ抑える。24分、C大阪がボールを回し、最後はメンデスのパスに、中央、フリーで水沼がダイレクトシュート、枠外。決定的。ここでベガルタは、関口に代え石原崇兆を入れる。25分、松下がロングボール、これはキーパー。26分、永戸がドリブルからのクロス、右コーナーを得る。2本連続。2本目ファーで蜂須賀が頭で折り返し、ハモンのシュートはブロックされる。

腹に当てたC大阪DF、一時倒れる。だんだん間延びしてくる両チーム。30分、C大阪のカウンター、清武のクロスはシマオがヘッドでクリア。31分、右にいたハモンから道渕、ドリブルからのクロス。これで右コーナーを得る。この後、道渕に代わり兵藤が入る。コーナークリアされ、スローインへ。蜂須賀のクロスに、ハモンのヘッド、枠外。そのあとC大阪のキムのミスキック。33分、ベガルタ回して、石原のクロスにハモンが右足シュート、枠外。

35分、ボールの蹴りあい。36分、ベガルタのカウンター、石原崇から石原直樹ドリブルも、シュート打てず。37分、C大阪が侵入、清武フリーもハンドで終了。この間、清武からメンデスフリー、シュートはシマオが足でブロック。シマオマテ、足蹴られ、一時ピッチ外。39分、石原直樹に代え、ジオゴアコスタ入り、早速初出場。

40分、中央35mでフリーキックをる。こぼれを永戸が再びクロス、流れる。ここで、C大阪は木本に代わり山下入る。ベガルタは、シマオがピッチに戻る。41分、アコスタがカウンターからミドルシュート、バーの上。ちょっと急ぎ過ぎたか。42分、C大阪のスルーパス、高木にはシマオを寄せる。これで左コーナーを与える。キッカーは丸橋。キックにクバはパンチング、こぼれを清武のシュート、枠外。

44分、C大阪のクロスはクバ。そのあとベガルタがカウンター、松下ドリブル前進も、途中でファール。イエローを貰う。C大阪は、自陣からのフリーキック。追加時間は5分間。1分、ベガルタのカウンター、アコスタがドリブルもファールを受ける。ハーフ付近からフリーキック。ベガルタボールを回すが、シュートは打てず。

3分、またハーフ付近からフリーキック。ハモンが強引にシュート狙うが枠外。そのあとC大阪のカウンター。しかし高木がドリブルでのミス。ゴールキックとなる。最後、C大阪にクロス、シュートを打たれるが、クリア。結局スコアレスドロー。

芝の状態が特にゴール前で悪いため、両チーム共、バウンドしたボールを、うまくたたけない上、共に、中央の守備は堅いので、シュートを急いで打って、枠外となる場合が多かった。決定機なシュートは、C大阪に多かったが、奥埜、清武、水沼が悉く外す。ベガルタも石原直樹、ハモンが決めきれなかった。

ベガルタの守備では、ブルーノメンデスにシュートは打たせなかった、シマオマテと平岡の守備がピンチを低減した。しかし、相手FWに引き付けられて、清武がフリーになっている場面もあり、そこは要チェック。

左サイドで、元C大阪の関口と松田のマッチアップがあったが、やや松田か。一方、右の蜂須賀が、この試合では、クロスの精度が高く、決定機を演出していた。ひとつ年を重ねたせい?w

勿論、勝利なら、もっと良かったが、アウエーで早々に失点して、リズム崩すこれまでから、しのぎながら反撃し、新GKクバとシマオを始めとする守備の感触を得て、今後につながる勝ち点1だったと思う。

この試合、ベガルタの新戦力、GKクバ、FWジオゴアコスタが、登録即、スタメンと途中出場を果たす。クバの安定感と大きな声のコーチングは、十分任せられそう。ジオゴの方は、まだ間合いとか、キレの部分はこれからのようだが、高さとドリブルはあるようで、連携高まれば面白そう。


シュート数:15-12 CK:7-9 FK:11-10 得点:なし  警告:松下 主審:笠原寛貴 入場:15,574人