18節:ベガルタ仙台0-1浦和レッズ、粘りの守備も天敵に失点、終盤10人で攻め見せる

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2019J1 18節 7月6日(土)19:00 ベガルタ仙台0-1浦和レッズ 埼玉スタジアム2002


長沢 石原直
  (富田)
関口   道渕
(石原崇) 
松下 椎橋
(ハモン)
永戸 平岡 シマオ 大岩
     
シュミット

サブは、川浪、照山、梁、石原崇、富田、兵藤、ハモンロペス。浦和は、FW武藤、興梠、MFエヴェルトン、青木、長澤、DF宇賀神、槙野、マウリシオ、岩波、橋岡、GK西川。杉本、ファブリシオ、山中、マルティノスはベンチスタート。

前半、ベガルタは浦和の攻めに対して、時に6バックのスペース潰しの粘りの守備も、42分に武藤に興梠へのスルーパスを通され失点。後半、椎橋が2枚目イエローで退場するも、10人で耐えて、最後はハモンを入れて点を取りにいくが、最後パスがつながらず、悔しい敗戦。

蜂須賀は怪我のようで、ベンチにも入らず。大岩が右サイドバックでスタメン、サブには照山が入っている。浦和は柏木欠場。

前半。
立ち上がりは前から行くベガルタ。浦和にボールを持たれると、5から6バックとしてサイドを埋め、守りを固める。2分、右から槙野のクロスは流れる。その後、シュミットダニエル(ダン)のゴールキックから、長沢がヘッドで落とし、道渕がドリブルで上がっていくが、ファール取られる。3分、ベガルタの右サイドから興梠、ここは、シマオマテがバックパス。4分、ベガルタの右ライン際40mで浦和のフリーキック。戻して回す浦和。5分、シマオのロングボール、流れる。

6分、浦和が回してクロス、ダンキャッチ。7分、ベガルタ回すが、シュート打てず。浦和のカウンター、シマオのクリア。8分、ベガルタエリア中央やや左30mで、浦和のフリーキック。ヘッドを枠内に打たれるが、勢い無く、ダンは片手でキャッチ。その後ベガルタが回す。11分、平岡から関口、さらに裏の道渕へとパスを出すが、キーパー。12分、浦和がベガルタゴール前で回し、セカンドボールも拾って支配続ける。

ベガルタようやくカウンターも、石原直樹はファールで止められる。13分、石原がキープ。浦和エリア右奥30mのフリーキックを得る。キッカーは永戸。15分、長沢とエヴェルトンが交錯、エヴェルトンが肩から落下して脱臼?18分、ヴェルトンに代わり、ファブリシオが入る。19分、宇賀神のミドルシュート、枠外。20分、岩波のクロスは、ダンキャッチ。22分、浦和が左サイドで回す。しかしベガルタも押し返す。すると浦和は右に展開。この時、ベガルタは、ボランチもラインに入って、一時6バック。

24分、ファブリシオが中央で反転シュート、枠外。そのあと、ベガルタ回すが、シュート打てず。25分、浦和クロスのクリアボールを青木が、ダイレクトでミドルシュート、ダン正面。その後、ベガルタも永戸が右足でのクロス、キーパー。27分、松下キープし切れず、ファール取られる。ベガルタ左奥40mで浦和のフリーキック。青木のクロスはライン割る。

28分、左から中央に流れた関口から、パスを受けた道渕がドリブルからのシュート、西川が弾く。ファーサイドに人がいないので、詰め切れず。ベガルタ、ようやく初シュートか。30分、ベガルタ回す。シマオから道渕、さらに長沢、収まらず。31分、また浦和がボールを回す。

ボールが行き交う展開。32分、ベガルタペナ左角30mで浦和のフリーキック。キッカーは武藤。フリーでヘッド打たれるがダン反応。浦和のファールで終了。34分、椎橋が右から裏へのロングボール、通らず。35分、宇賀神が右からのクロス、シマオクリア。36分、浦和が右コーナー。武藤のキックはクリア。その後も浦和が回す。浮き球ルーズボール、シマオがヘッドでダンにパス。一瞬びっくり。

38分、松下がパスカットされ、ファブリシオに、ミドルシュート打たれるが、枠外。39分、裏にクロス出されるが、シマオクリア。そのあと石原のカウンターはブロックされる。40分、永戸から長沢、落としてで石原、つながらず。41分、道渕がパスカットして、そのままドリブル、石原へパス、クロスに長沢、もう一歩。

42分、ベガルタ左サイド、岩波から武藤への縦パス、永戸とシマオが、カットにいくが、かわされ、、武藤に一瞬早く裏にスルーパス出される。これをラインぎりぎりで飛び出た興梠が、フリーでキープ、ダンが飛び出たところを、ループで決められ、0-1。ここまで、良く浦和の攻撃をしのいでいただけに、一瞬の隙を突かれたのが残念。またしても天敵にやられた。

44分、椎橋にイエロー。追加時間は3分間。浦和の40mのフリーキックは、シマオクリア。最後、ベガルタが回して左コーナーを得るが、クリアされる。前半は圧倒的に浦和にボールを持たれるが、しのいだ。だが、最後に興梠に決められ、0-1で終了。

後半。
橋岡がドリブル侵入、クロスはシマオが体で止める。2分、シマオが足を痛め、靴を脱ぎ、一時ピッチ外。3分、シマオ戻る。浦和の攻撃はオフサイド。4分、大岩にイエロー。5分、浦和に回され、椎橋アフターになり、2枚目イエローで退場。ベガルタ10人。ビハインドの状況で10人は厳しい。

7分、浦和のクロスはライン割る。ベガルタは、10人でやむなく、FWの石原を下げ、ボランチの富田を入れる。10分、松下から道渕、クロス。こぼれをさらに回す。11分、浦和ペナ左すぐ外で、フリーキックを得る。20m。永戸のキック、今度は左コーナーとなる。これも永戸が蹴る。ここで浦和は、どこか痛めたか、バツを出していた武藤に代わり、杉本が入る。

コーナーから、浦和のカウンター、松下が戻って、クリア。14分、浦和の左コーナー。ファブリシオのヘッド、ダン弾いたところ、その後抑える。16分も浦和が回す。右から槙野の低いクロスに杉本のヘッド、枠外。18分、裏に飛び出た道渕からの折り返し、大岩も上がっていて狙うが、合わず。さらに右サイドでボールをつなぐが、シュート打てず。

その後、浦和は橋岡と興梠が、ワンツーからのシュート、バーの上。20分、松下自陣でパスミス。左からつながれ、最後は杉本のヘッド、枠外。21分、今日は、もっぱら守備で動いた関口に代わり、石原祟兆が入る。23分、浦和が、ベガルタゴール前で、細かくつなぐ。飛び込めないベガルタ。

24分、道渕がボールキープ、ファール貰って、自陣からのフリーキック。25分、道渕からパスを受けた長沢キープできず。26分、浦和のバックパスが緩くなるところ、道渕がキーパー前に突っ込むが、もう一歩。後半、一番のチャンスか。27分、石原崇からのクロスは流れる。29分、松下トラップミス、左から浦和にクロスを入れられるが流れる。

その後も浦和が回して、ファブリシオのシュート、枠外。30分、疲れの見えるMF松下に代え、FWハモンロペスを入れる。富田アンカー、石原崇と道渕がインサイドで、4-3-2のような感じか。点を取りにく。31分、大岩のクロスは流れる。その後、シマオがファールを取られ、その後の異議でイエロー。32分、宇賀神のクロスは流れる。

35分、ファブリシオのシュートは枠外。ファブリシオと杉本は、打ってくれた方が安心な感。このあたりから、ベガルタが前から取に行く。37分、中央40mでフリーキックを得る。永戸の少し巻いたボールを、シマオが頭でなんとか合わせるが、枠外。惜しい。

38分、ベガルタがカウンターも、浦和もすぐ戻る。40分、橋岡が左からのクロス、左コーナーを与える。ここで浦和は興梠に代わり、阿部が入る。浦和はセカンドと拾うとキープに入る。42分、浦和のコーナー。しのぐ。44分ベガルタ回して、最後は大岩枠外。

追加時間は4分間。道渕がキープしてくが、疲れてキックミス。2分、ファブリシオがボールを持つが、パスカット、自陣からのフリーキック。さらにコーナー、フリーキックも決まらず。最後は道渕のクロスに長沢のヘッド、合わず。結局、そのまま逃げ切られ、0-1。今年も残念ながら、埼玉スタジアムで勝利ならず。


浦和の猛攻をしのいで、決定機は、失点とあと一つ位に抑えたたけに、なんとか攻撃につなげたかったが、守備で疲弊した。シュートはわずかに3本。蜂須賀不在、椎橋の退場で、反撃するのが厳しかった。それでも、最後まであきらめず、ハモン投入で、終盤、敵陣まで攻め込む姿勢は見せた。数的不利ではここまでか。最後の闘志を次のホーム鹿島戦につなげたい。

シュート数:3-14 CK:2-4 FK:12-20 得点:(浦和)興梠  警告:椎橋2=退場、大岩、シマオマテ  主審:飯田淳平 入場:28,904人