34節:対神戸2-3、10人0-3から2点返す。戦いはまだ続く。

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2018J1 34節 2018年12月1日(土)14:00 ベガルタ仙台2-3ヴィッセル神戸 ノエビアスタジアム神戸

ジャーメイン 石原
    (ハモン)
関口   古林
    (菅井)
野津田 奥埜
富田

板倉 大岩 平岡
    (阿部)
シュミット

サブは、 関、矢島、中野、菅井、椎橋、阿部、ハモンロペス。神戸は、FW古橋、ポドルスキー、MFイニエスタ、三田、郷家、DFティーラトン、宮、大崎、伊野波、三原、GK前川。長澤、田中順也、渡部博文はベンチスタート。

前半、立ち上がりは、ハイプレスから、押し気味に展開しながらも、決めきれずにいると、ポドルスキーの横の揺さぶり、イニエスタの縦のスルーパスで、エリア内に受け手に入り込まれ、次第に押し込まれていく。34分、ポドルスキーからつながれ、フリーの古橋に先制許すると、神戸ペース。

42分、奥埜2枚目イエローで退場になると、神戸がゆとりをもって回す。後半8分には、イニエスタがワンツーから侵入して2点目、18分にもゴール前でつながれ、郷家に3点目を許す。ベガルタはハモン、安部、菅井を入れて4-4-1から、28分ハモン、終了間際にもジャーメインが決めて、10人で2点返し、力負けの中でも、水曜の天皇杯につなげた。

ハモンは移籍後、初ゴール。ジャーメインは、リーグ戦3ゴール目。


前半。
立ち上がりは、ハイプレスをかけるベガルタ。神戸の展開を簡単には許さない。3分、ベガルタがゴール前で回すがファール。神経質に笛を吹かれる。イニエスタには富田が付いている。3分、関口が、カットインからのミドルシュート、バーの上。ここまでは、神戸に持たれながらも、シュートは打たせないベガルタ。

6分、ベガルタゴール前で、神戸がつなぐ。ポロドルスキーのパスはカット。7分、富田からジャーメインへのパスはオフサイド。9分、ベガルタのカウンター、富田が持ち上がるが、キープできず。神戸もカウンター、裏の三田から古橋。10分、これを抑えて、またカウンター、古林のクロスに関口がシュート、ブロックされる。さらに、こぼれを石原シュートも枠外

12分、ジャーメインから古林へのクロスはブロックされる。14分、ベガルタの左から、ポドルスキーが、イニエスタとのワンツーからシュート、枠外。危ない。16分、関口のクロスを、神戸DFがクリアミス、エリア内、フリーのジャーメインの前にボールが来るが、打ち切れず、枠外。決定的。17分、奥埜、イニエスタからボールを奪い、関口へ、さらに石原から、侵入した関口へとつなぐが、打ち切れず。

19分、平岡が裏へのパス、ジャーメイン狙うがキーパー。その後、イニエスタが縦パスで、中央を狙ってくるが、なんとかしのぐ。22分、板倉が左から上がり、サイドチェンジ、古林のクロスも、キーパー。23分、イニエスタからパスを受けたティーラシンが侵入、シュートはブロック。24分、奥埜がドリブル前進、クリアされ、右コーナーを得る。キッカーは野津田。奥埜のヘッドは枠外。

28分、ベガルタのカウンター、ジャーメインから奥埜、クロスに野津田が、ダイレクトシュート、枠外。29分、関口がえぐってクロス、古林がヘッド競るがファール。31分、神戸にパスカットされ、三田が古橋とのワンツーからシュート、これはポスト!危なかった。

そして、33分、奥埜にイエロー。33分、ポドルスキーが、左から裏へのパス、郷家がすらしヘッド、最後は古橋にダイビングヘッドで押し込まれ、0-1と先制許す。ここまで、なんとか互角にしのいで来たが、ここは完全に崩された。35分、三原が交錯で、急遽藤谷に交代。36分、エリア内侵入され、シュート打たれるが、シュミット抑える。

37分、ベガルタの右45度から、イニエスタに侵入され、シュート打たれるが、ポスト。こぼれもポドルスキーに打たれるが、シュミット抑える。38分、古林の裏を、ティーラシンに抜け出され、エリア内侵入、ここはシュミット出て抑える。その後、シュミットの頭を蹴ったとして、ティーラシンにイエロー。 

41分、古橋を中心に神戸がボールキープ。42分、奥埜がポドルスキーにチャージ、これがイエロー、2枚目となって退場。まだ前半、1点ビハインドで、ベガルタは10人となってしまった。42分、エリア中央25mで神戸のフリーキック。ポドルスキーのキックは、壁に当たる。追加時間は2分間。神戸エリア近く、ルーズボールに飛び込んだ石原、イエロー貰う。
前半は0-1とリードされ、後半は10人での戦い。

後半。
1分、自陣からのカウンター、ジャーメインがドリブルで上がるが、止められる。2分、神戸にゴール前でパスをつなげられる。4分、ティーラシンが、ワンツーからフリーで侵入、しのぐが、右コーナーを与える。キッカーはポドルスキー。ショートコーナーからつながれ、最後は三田の右足シュート、枠外。

8分、イニエスタが、まだも右45度から、古橋?とのワンツーで侵入、そのままダイレクトなシュート、巻いてファーに決められ、2点目を許す。後半早い時間の追加点を浴び、イニエスタの技を見せられ、ベガルタやや消沈。それでも9分、カウンターから、板倉がドリブル前進、石原から関口、ジャーメインとつなぎ、左足シュート、枠外。

12分、カード貰っていることもあり、石原に代えハモンロペス、CB平岡に代えFW阿部を入れる、2枚代え。ハモンのワントップ、その下にジャーメイン、阿部、ボランチ野津田、富田を並べ、WBを下げての4バック、4-4-1体制。早速GKシュミットから、ハモンへキックでつなぐが、収まらない。

14分、ハモンが左に流れて、えぐっての得意のクロス、これで左コーナーを得る。キッカーは関口。クリアされる。15分、神戸のカウンター、ポドルスキーに侵入されるが、掻き出す。そのあとは、神戸が回す。ゴール前の混戦、シュミット一度は弾くが、拾われ、最後は郷家に押し込まれ、3点目を許す。ダメ押し。

20分、ベガルタがカウンター。ジャーメイン、ドリブルで上がっていくが、自分では行かず、味方の上がりを待つ。21分、左奥30mのフリーキックから、すぐつなぎ、古林のクロス、流れる。さらに攻め込むが富田がカットされる。22分、今度は神戸のカウンター、ゴール前で回される。23分、ベガルタも攻め、古林のクロス、キーパー。神戸がカウンター、パスカットして、ベガルタがつなぎ、関口からジャーメインも、キープできず。

26分、ベガルタのカウンター、阿部のドリブルからジャーメイン、ハモンが入っていくがキーパー。28分、神戸の速攻、三田がシュートするもサイドネット。28分、古林に代わり菅井が入る。久々の出場。すると阿部のキープから、ジャーメイン、パス出しして、すかさずハモンロペスが、左足シュート。キーパー動けないシュートが決まって1-3。ようやく1点返した。ハモンロペスは、移籍後初ゴール。

29分、続いてベガルタがゴール前で回すが、攻めきれず、神戸のカウンターを受ける。板倉戻って背後からクリア。その後も、疲れの見える神戸相手に、ベガルタが10人ながら、ボールをつなぐ。ジャーメインは盛んにスルーするが、味方と合わず。

31分、阿部からジャーメイン、シュート、相手が触って、左コーナーを得る。キッカーは関口。これは決まらず。32分、阿部がスローインからのボールを、イニエスタに取られるが、その後ファールで止める。その後、互いに間延びしてボールが行き交う展開。34分、ハモンが左からのクロス、ジャーメインがシュートも、やや力んで枠外。36分、今度が神戸に攻め上がられ、折り返しのパスに、ポドルスキーがシュートも枠外。助かった。

37分、ハモンが突っかけ、左コーナーを得る。コーナーなら人数関係ない。こぼれを大岩が放り込み、板倉がフリーでヘッド、枠外。さらに、菅井からハモン、最後はジャーメイン、キープできず。38分、古橋ドリブル前進、富田が抜かれてシュートされるが、ブロック。右コーナーを与える。シュートコーナーされるがしのぐ。

40分、中央でイニエスタの前進を、富田が一発で止める。流石に疲れてくると、キレが落ちるのか。42分、神戸にゴール前に持ち込まれ、侵入許し、古橋のシュート、これはシュミット。44分、伊野波にイエロー。その後、神戸につなげられ、どフリーシュートも、シュミット止める。シュミット、相手決定機を、2本連続のセーブ

45分、郷家にイエロー。追加時間は3分間。左奥40mのフリーキック。平岡がクロスを入れる。なんとかつなぎ、中央阿部がヘッドでパス、左からジャーメインが、キーパーの脇を抜くシュートを決めて2-3。ぎりぎりで1点差まで追い詰めた。
しかし、そのまま試合終了。


前半で10人となり、ポドルスキーやイニエスタが元気なうちに、追加点を取られた。それでも後半の後半、4-4-1の構成から、阿部がいつもと違って、つなぎ役として粘り、ジャーメインを活かした。ハモンも最終戦ではあるが、本領発揮。天皇杯に出られないのは残念だが、「仮想〇〇」として、力を貸してくれるだろう。奥埜は、9日に備えよ。

リーグ最終戦としては、直下の神戸に抜かれて11位、退場者も出して、いい結果とはいえないが、天皇杯への道としては、石原、古林を休めさせ、ジャーメインに得点感覚を思い出せ、10人3点ビハインドから、久々2点取ったのは、必ずつながるはず。

まずは休養を取って、水曜の天皇杯準決勝を勝ち切りたい。

尚、神戸のワンゴール・ワンアシストの郷家選手は、宮城県出身の19歳で、ベガルタ仙台ジュニアユースから、青森山田中・高を経て、今年神戸入りしたとのこと。もう恩返しは十分だからw


シュート数:13-16 CK:4-2 FK:13-117 得点:ハモンロペス、ジャーメイン良 (神戸)古橋、イニエスタ、郷家  警告:奥埜2=退場、石原 (神戸)ティーラトン、伊野波、郷家 主審:東城 穣  入場:24,517人