10節対清水0-1惜敗。天気急変、大前にしてやられ今季初黒星

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2012年J1 5月6日(日)13時 ベガルタ仙台0-1清水エスパルス ユアスタ仙台



ウイルソン 太田 

梁     関口 

角田 富田
(中原)(武藤)

朴 上本 鎌田 菅井
(田村)    
サブは、桜井、内山、田村、松下、武藤、柳沢、中原。梁が今季初スタメン。清水は、大前、高木、ジミーフランサの3トップ。村松、アレックス先発。伊藤翔、高原、小林大悟がベンチ。小野は欠場。

ゴールデンウィーク最終日とあって、ほぼ満員の18,525人、試合前は初夏を思わせる日差しと暑さ。それが試合開始あたりから曇り始め、13分過ぎには、日食の様な暗い空に、雷鳴。やむなく試合が中断。雷に激しい雨、ついにはゴルフボール大の雹まで降り始める。

約50分の中断後、スリッピーなピッチに足をとられながら、シュートを雨あられの如く打つベガルタだが、清水のキーパー林のセーブやDFに阻まれ、得点できない。すると、40分再三フリーにしていた大前にロングボール1本で裏を取られ、どフリーからヘッド決められる。

ベガルタもチャンスを幾度がつくるが、ゴールを割れない。後半22分、清水のDFカルフィンファール。カード2枚目で退場。ゴール正25mでのフリーキック。太田のシュートは、枠内を捉えていたが、またも清水のキーパー林にセーブをされる。

その後も10人となって完全に引いた清水相手に、ボールは保持するものの、攻撃のリズム作れず、破できない。結局そのまま試合終了。 ャンスを数多く作りながら、決めきれず。 10試合目で今季初の黒星は、またしても清水。チ

次ぎが、大事。しっかり体をケアして、また勝ち始めるのみ。



前半。
立ち上がり、清水がボールをまわすが、ベガルタもブロックを作って、ボールを簡単には前に運ばせない。3分、大前にチュソンが裏を取られて、クロスを上げられる。クリアもコーナーを与える。これは守る。4分、ベガルタのカウンター、左サイド、関口のドリブル前進から、梁へのクロス。折り返しは流れる。その後、中盤での潰しあい。8分、ベガルタ右サイドから、清水のシュート性のクロス、バーの上。9分、ベガルタも速攻、梁からのクロス、菅井の折り返し、中央関口のヘッドは、バーの上。惜しい。

しかし、これはDFが触っており、左コーナーをゲット。キッカーは梁でなく太田。こぼれをクロスするも流れ、コーナー2本目。今度は右コーナー。太田が蹴る。これは鎌田が戻りながらのヘッド、決まらず。その後数分して、急に空が暗くなり、雨が降り出す。しばらくすると、日食のように真っ黒な空となって、ナイターのよう。雨がさらに激しくなり、ついには大粒のヒョウまで降り始める。そして、試合は前半13分で、中断。15年ベガルタの試合を見てるが、初めての経験。

(約50分の中断。14時からゲーム再開)

試合再開。当然、ピッチはスリッピー。16分、カウンターから太田がドリブル突破。エリア内で倒されるが、ノーファール。17分、今度は清水のカウンター、コーナーを与える。キッカーは大前。これはライン割る。その後、角田がトラップミス、これを大前につかれて、ドリブルで抜け出されそうになるが、今度は大前のミスで助かる。まだ、互いに濡れたピッチになじんでいないのか。20分、ウイルソンのクロスからコーナーを得る。角田のヘッドは外れる。さらに、鎌田のロングボールに、裏へ猛然と走りでる富田、もう一歩。

その後、25分まで、せめぎ合い。25分、ライン右奥40mのフリーキック。これはキーパー直。27分、相手陣内のスローインから粘るが、つながらず。28分、逆にクリアミスを拾われ、ロングシュートされる。ベガルタも関口のパスカットから、ウイルソン、富田とつなぐがキープできず。32分、コーナー付近でウイルソンがキープして粘り、コーナーをゲット。このコーナーでこぼれ球を何本かシュートするが、キーパーが飛び出た後の、がら空きゴールへのシュートも、DFにクリアされるツキの無さ。

34分、さらに、太田のクロス。36分には、カウンターからフリーで太田が裏に抜けるが決められず。 その後、今度は、清水のカウンター、左からのクロスに大前どフリー、ヘッドは林がワンハンドで、枠外へ。 次に、梁はライン際からのクロス、ウイルソン決められないが、コーナーゲット。決まらず。そして、39分、清水高木の左からのクロスで、ラインの裏を大前につかれ、どフリー。ヘッドでたたきつけられ、決められ失点。攻め込んで、決めれ切れなかった後の時間帯での失点で、痛かった。41分、右ライン際35mのフリーキックは決まらず。清水の高いDF陣の前にセットプレーからのシュートが、なかなかできない。44分、清水のフリーキック。これはしのぐ。前半は、1点リードされて終了。

後半。
3分、ベガルタはカウンターから梁、ウイルソンとつなぐが、コーナー。決まらず。6分、清水はジミーフランサに代え伊藤翔を入れる。7分、大前が後ろからチャージでイエロー。ベガルタ、再三大前にちぎられていたチュソンに代え田村入る。8分、関口が相手のパスカットからドリブルで前進、しかし、パスはつながらず。11分、梁が倒され、カルフィンにイエロー。ゴール中央30mでフリーキックをゲット。ここで、梁の浮球に走りこんだ菅井がダイレクトシュート、しかしキーパーのセーブに合う。コーナー。しかし決められず。

13分、今度は清水エリア左横でフリーキックをゲット。梁のキックからのこぼれを打てず。 15分、高木にイエロー。17分、カウンターから清水の伊藤に裏をとられ、フリーでヘッドを許すが枠外。ベガルタも梁からスルーパスに太田、もう一歩。さらに太田のクロスからコーナーをゲット。決まらず。その後、関口がドリブルで前進、梁からの折り返しに、DFを背負ったウイルソンの、高速反転シュート。キーパー正面。惜しい。20分、またも大前にラインの裏でどフリーとされ、シュート打たれるが、林が触って枠外へ。コーナーを与える。

21分、清水、河井に代え小林入る。ベガルタ、菅井からウイルソンへのパスもそこまで。22分、清水陣内中央で、カルフィンがファール、2枚目イエローで退場。清水10人。ゴール正面25mの絶好の位置でフリーキックをゲット。梁がキックフェイント、後ろから太田の壁の上から落とすシュート、枠内!しかしキーパーのセーブに合う。惜しい。清水は高木に代え広岡を入れ、ゴール前にラインを作って守りを固める。

26分、ベガルタがボールまわして、最後は梁のミドルシュート、枠外。29分、冨田が足首蹴られ負傷退場、小林にイエロー。32分、富田に代わり武藤が入る。梁がボランチ、太田が右サイド、武藤はFWへ。その後、ベガルタは後ろで回してから、サイドへ振って攻め込もうとするが、清水の壁を破れない。それではと、中央へクロスを入れると、高さのあるDFに跳ね返されるの繰り返し。上本のゆっくりキープも、裏を狙う前の攻撃のリズムと合わない感じ。

36分、それでも、ボールをエリア外でまわして、最後は田村のヘッド。枠外。さらに、太田の右サイドからのクロスに、武藤のヘッド、ヒットせず。キーパー正面。40分、角田に代え中原を入れ、パワープレーに入る。中原ヘッドで競り勝つが、こぼれを拾えないベガルタ。43分、コーナーのチャンスから、ウイルソンのシュート、キーパー。さらに、梁の左足ループシュートもバーの上と、ゴールを割れない。

結局、10人の相手に1点を守り切られ、今季10試合目にして、初黒星。

攻めている時間もあっただけに、押し込めなかったのは残念。高木やフランサは抑えていたが、どうにも大前を捕まえきれず、どフリーを何回も許したのが敗因か。この辺をチェックして、次の試合からまた勝ち点を稼ぎにいくのみ。3連戦で疲労が来たのか、角田や上本あたりがいまいちだったのも痛かった。スタッフに抱えられて負傷退場した富田の足首の様子も気になる。

ただ、梁が待望のフル出場。雨のピッチでも、きっちりとボールをキープして運べるのはさすが。まだ強いシュートなどが打てないようだが、試合勘も完全に戻してくれば、すこし下り気味のチームに、再びエネルギーを注入してくれると思う。まずは、疲労回復から。

シュート数:13-7、CK:10-4、FK:22-14  得点: (清水)大前元紀 警告:(相手)大前、ヨンアピン2=退場、高木、小林 主審: