13節対札幌1-1ロスタイムに追いつかれる

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2006年5月3日(水・祝) 14:00 ベガルタ仙台1-1コンサドーレ札幌 札幌厚別



ボルジェス

チアゴ  ロペス
(渡辺)(萬代)
熊林 千葉 梁
(中田)
磯崎 白井 木谷 菅井

高桑
サブは萩原、渡辺、中田、金子、萬代。札幌は相川、フッキの2トップ。

ベガルタ右サイドバック菅井が自ら先制すれば、札幌は左の西谷があげたクロスからの同点弾。互いにサイドの攻防で裏取り合ったゴールで引分け。ベガルタは、パスミス、シュートミスと動きが悪く、得意のカウンターの切れ味が悪い分、ボール保持の札幌をつけ放すことができなかった。

強い風の吹く厚別は、前半ベガルタが風下。前半はいつものような押され気味の展開ながら、近距離でシュート打たれず。札幌は砂川を中心に、中央からのやんツーもといワンツーでフッキを絡ませたり、サイドの展開するが、例によって、ベガルタは分厚いカバーでフリーではシュートさせない。さすがに、フッキにはもたれて、せまいところからシュートされるが、コースを限定、高桑正面。しかたなく、ミドルをふかす札幌。
一方、ベガルタは動きが重く、ロペスやチアゴがボールが足につかず、早いカウンターが仕掛けられない。13分、札幌の大塚が負傷交代して、ベガルタ有利になるかと思われたが影響少ない。

16分、ロペスからボルジェスにようやくスルーパスが通るが、最後菅井へはパスミス。20分にも、チアゴから菅井にパスが通るがシュートコースに入られ逆にカウンター許す。31分にはフッキにエリア内を侵入されるが、粘っこく守る。32分、ゴール正面からフッキにフリーキックを打たれるが、高桑正面、38分にもロングシュート打たれるが、これはバーに当たり助かる。39分ベガルタのカウンター、ボルジェスまで通るがシュート態勢でDFに止められる。44分、札幌のロングシュートがバーで助かる。ミドルレンジはふかすくせに、ロングは風にのせて枠近くに飛ばす札幌。ベガルタはシュートまでいけないまま前半終了。


後半。風上。カウンターにサイドやクマ、梁が絡みだし、リズムをつかんだベガルタは、菅井がリスクをとって思い切りのいい上がり。そして5分、高桑のフィードから簡単につないで、クロスがこぼれるところ、左から上がってきた磯崎の強いクロスを、DFがクリアミスしたところを、キーパー前まで上がっていた菅井が、キーパーと接触しながら右足でたたきつけて落ち着いて決め先制。菅井は2試合連続、今季。通算3点目。

これで引いてカウンター、ベガルタの形と思いきや、いつもはゴール近くのシュートは確率高く枠に飛ばす、チアゴやロペスがシュートをふかすなどして追加点奪えず。20分チアゴにイエロー。逆に前がかりの札幌にコーナーやフリーキックで攻めたれられ、希望を持たせてしまう。ベガルタは梁が相手ボールをカットして、中央をスピードにのってドリブル突破するのだが、深くひいたベガルタの選手やボルジェス、ロペスも足がついていかず、速攻にできない。44分、ロペスにに代え萬代、そしてロスタイム、右サイドフリーとなった札幌の西谷からいいクロスを放り込まれ、石井に高桑や白井と交錯ながらも頭で押し込まれ、同点とされる。熊林に代え中田が入る。残り時間わずかでミドルを放つもバーの上。そのまま試合終了。[スクリーン観戦記]

ミスが多く、動き出しもいまいちで修正点多々。中3日はお互いさま。取るべきときに取らず、守りでの一瞬の集中切れが命取り。しかしながら、 札幌から見れば、押しながら差が縮められなかったわけだから、アウエーで悪いながらも勝ち点1は無駄ではない。勝ち点を取りづづけていれば、近いうちにいいこともやってくる。それとふかしてしまったけど、チアゴが2本「右足」でシュートした。今まで、かたくなに左1本だったけど。これは次につながる。動きは良くなかったが、そういう点もあり。とにく、 大事なのは次をしっかりホームで取ること。ハッパをかけたきゃスタジアムで。第2クール中2日、切り換えて選手とともにがんばりましょう。


シュート数:8-15、CK:2-8、FK:12-29 得点:菅井直樹 (札幌)石井 警告:チアゴ (相手)なし 主審:大西弘幸