夢を諦めない

年間チケットを今年も買いました。正直、今年ほどためらいがあった年はありませんでした。12連敗した「暗黒」のときも、降格したときも、好きな選手が抜けたときでも、次へまた切り換えて、夢を求めてホーム全試合いけるかなと思いつつ、何のためらいもなくチケットは買っていました。

しかし、今年は、「責務」とか「義務」、「約束」ということばが、ひとによってはとても軽いことが、信じられない思いでした。結果だけでなく、そこに至るプロセスをサポーターは見ていることを、分かってもらえていないのが、悲しいかった。
サッカーでは、何でも思い通りにはいかないから、失望はつきものであっても、次への希望や、そこに向かう誠実さというのが、自分の場合、チケットを買いスタジアムに向かう源泉なんです。このチケットは、一体何を売りにしているのでしょうか?

それでも。新しいチーム、選手、監督に期待を込めて、また来季もできるだけ試合に行こうと思います。フロントも、けじめをもった言動でチームを後押ししてほしい。口約束でも契約に準じる場合があることは、専門の方の方がご存知のはず。

選手は、「選手は監督の求める結果を出すだけでなく、それ以上を見せる、それがプロだ」来年、ライバルになる、あるチームの中堅選手の言葉ですが、そいう選手たちであってほしい。
練習だけでなく試合の場で、自分たちの力を発揮できるようにならなければ、あの監督いやだ、この戦術嫌いとかダダをこねていても結果も出ないし、自分たちも面白くないでしょう。
経験したことのない、新しいもの全てが自分の血肉になると考えて、シーズンに向かって下さい。

自分に対する厳しさ、勝負に対する拘り、必死さかげん。これらはスタンドにいてもびんびん伝わります。倒されても、諦めずに、何度でも立ち上がって前を向こう。そしたら、感動の波動が、声となって、歌となって後押しするはずです。