2024-25WEリーグ 12節 3月2日(日)14:03 マイナビ仙台レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ セイホクパーク石巻
廣澤
遠藤 大西
(津田Y)
里緒 石坂
(高平)
江崎 中島
西野 長船 國武
齋藤
新加入ボランチ江崎がフィット、高平復活
サブは、横堀、朝倉(特指)、高平、松永、佐藤にいな、佐々木美和、津田Y。
広島は、G木稲K、DF塩田、左山、市瀬、藤尾、MF上野、渡邉、小川、立花、中嶋、FW高橋美夕紀。李、柳瀬、松本、瀧澤、中村は、ベンチスタート
今回は、試合観戦記は短め、セイホクパーク石巻の感想多めですw
早い寄せ、組織的な守備とGK齋藤の好守
今年6月まで、ユアスタ仙台が、芝張替え改修等で使えないため、マイナビ仙台の後半戦ホームは、石巻開催。
この試合と16日の東京NB戦は「復興応援ユニフォーム」として、FPがオレンジ、GKがブルー系という、これまでとは違うカラーリングのユニを着用。
当日は、気温14度と4月並みの暖かさの反面、10mを超える強風に突風も加わるコンディション。
ハイボールが押し戻されたり、ゴロのパスも流れたりしたが、互いに意識してプレーする中、パスワークやドリブルでの速攻得意のS広島Rの方が、パスが乱れ、意図するプレーがあまりできず、攻撃が単発に。
マイナビ仙台にとっては、キャンプで整備してきたという守備を、じっくり構えて出すことができた。
2回くらい与えた決定機も、守備陣が体を寄せて、最後は長船がクリアしまくり。楽にはシュートを打たせず。
前半43分に上野のシュート、後半ATの中嶋のシュートの危ない場面も、GK齋藤の好守もあって、無失点。
「神風」の援軍、そして石巻ファンの加勢もあって、強豪から無失点で、勝ち点1を得た。
ホームなので勝利が欲しいのは、やまやまであるが、やっとメンバーが揃い始めた後半戦初戦なので、まずはオッケーというところか。
2月新加入選手全員メンバー入り、高平も
この試合、マイナビ仙台は、2月新加入の選手を全員、メンバー入りさせた。
大西は、既に今期始めから特別指定でレギュラー入りしていたので当然として、大卒ルーキーの江崎をいきなりボランチスタメンで起用。
さらにユースから昇格の佐藤にいな、キーパーの横堀、特別指定になったばかりの、日体大朝倉もベンチ入り。
そして、サブに、左サイドのアタッカー、高平美憂の名前も。内臓疾患で、今期長く欠場していたが、ようやくメンバー入り。
試合最終版に、15秒くらいだが、お披露目出場もあった。
新加入ボランチ江崎が、早くもフィット
この試合、互いに強風も考えて、慎重なプレーになる中、江崎が攻守に新人らしからぬ、堅実なプレーを見せた。
球際も強く、運動量豊富に危険地帯を守り、攻撃では廣澤への決定的なスルーパスを出すなど、早くもレギュラークラスのプレーぶり。
キャンプを経て、他の選手との連携もまずまずで、中島の負担も大分減らせそう。
これは今後に期待が持てる。
攻撃は単発で、これから
守備の方は、手ごたえのある結果となったが、攻撃の方の組み立ては、中々、人数をかけて攻め込む場面が少なく、ラストパスの精度も欠いてシュート4本どまり。
それでも決定機は2度あった。
前半9分、江崎のスルーパスを、右から廣澤がドリブルで運び、えぐっての折返し。
キーパーに弾かれ、ファーから走り込んできた佐々木里緒が詰めるが、キーパーの好守に会い弾かれる。
これが、S広島Rより先に作ったチャンスだったので決めたかった。ただ、トップ下の大西、遠藤ゆめではなくWBの佐々木里緒が、ここまで上がって来たのは、これまでにない動き。
また、後半30分頃には、遠藤ゆめのパスから大西が侵入折り返し、さらに、佐々木里緒のクロスにファーから石崎がヘッドなど、連動した攻撃も多少垣間見えた。
今後は、キープはパスかの判断を含め、連携を高め、人数をかける攻撃を増やしていきいたい。
試合経過
【前半】
強風の中、マイナビ仙台が風上。
マイナビ仙台が連動する守備と、球際の粘りで、S広島Rのリズムを作らせない。シュートは、マイナビ仙台2本、S広島R3本。
【後半】
S広島Rが風上。
8分、S広島R、立花に代わり柳瀬入る。
14分、S広島R、高橋に代わり松本、上野に代わり中村が入る。
35分、S広島R、小川に代わり瀧澤が入る。
AT2分、マイナビ仙台、大西に代わり津田が入る
AT7分、マイナビ仙台、佐々木里緒に代わり高平が入る。高平今期初出場。
シュートは、マイナビ仙台2本、S広島R4本。
シュート数: 4-7 CK:2-5 FK:8-8 得点:なし 警告:なし 主審:小野田 伊佐子 入場: 1,553人
セイホクパーク石巻(石巻総合運動公園)
さて、実は、今回は初めてセイホクパーク石巻に行きました。
当方車でないので、路線バスの休日の便が少ないと、これまで行くのをためらってましたが、今回は、ミヤコーさんの臨時バスを1往復出してくれたので、リクエストした以上、一度は義理は果たさないととw
そもそも石巻に行くのも、何年ぶりでしょうか。
仙台からは、石巻まで快速で1時間、朝の特快なら45分で着く。
今回は、仙台駅に早く着いたので、特快に乗れて、石巻にも早く到着。
そこで、まだ行ってなかった石ノ森萬画館へ。
喫茶で、「鯨丼」があったので食しましたが、コメントは控えさせて頂きますw
ここでの駅と萬画館の往復徒歩と、サイボーグ009展を見て回ったので、試合観戦の後は、足が攣りそうでした。
石巻駅から、タクシーまたは路線バス、ミヤコーバス 石巻専修大学線で、10分(290円)。ですが、今回は臨時便(有料)が出て、ノンストップで運動公園へ。
この日の、セイホクパークは、しょっちゅう来てる方からしても、今まだかつてない風だったそうで、たまさか温暖な日でなかったら、寒くて大変だったでしょう。
運動公園自体が、木も建物も無い、だだっ広い平地で、風はもともと強そうではあります。
今回は、突風も舞って、試合開始前には、危険防止のためか、広告看板を全部撤去するという、珍事。
マイナビサボの弾幕も大きくはためいていたが、補強されていたのか、飛ばなかったのは、さすがです。
さて、ホーム自由席が芝生席と思わず、かつ、無料招待の観客が大勢いたので、足を伸ばせず。アウエー側のゴールも一部しか見えないスタンド。
芝生席で見るのもン十年ぶりです。
しかしながら、スクリーンは立派で良く見えましたw。
これから観戦で行く方は、可能なら、メインとバックに少しだけある、スタンド席を利用される事をお勧めします。ファンクラブの特典の引換券も一部使えます。
マイナビサポの応援は、バックスタンドのホーム自由席(芝生席)でやってますね。芝生席は、ピッチからの高さがなく、砂被りで、選手に近いのはいい点。
さて、臨時バスは、路線バスと違って、無停車のシャトルバスで、Suicaなども使えて良かったです。この日は往復とも30人位の乗車か。
もっとも、無料駐車場が、最大800台分あるので、車の方は、こちら一択。
飲食は、キッチンカーなどーが出て無ければ、パーク入口にあるローソンで調達でしょうね(7-8分位歩きます)。
尚、トイレは、パス停や駐車場から離れた屋外に一カ所、メインスタンドの下に一カ所あるだけみたいなので、早めに対処を。
帰りの臨時バスは、会場に1500人入った関係で、会場出口から信号にかけての車列が長く、ちょっとした渋滞もありましたが、石巻駅まで10分程度なので、気にはなりませんでした。
そして帰りの仙石線石巻発の快速は、偶然にも、マンガッタンライナー。ラッキー。
Youは何しに石巻へ?w