WE04節:マイナビ仙台L0-0大宮V、シュート0も、GK齋藤の好守で勝ち点1

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2024-25WEリーグ 04節 10月5日(土)13:03 マイナビ仙台レディース 0-1 大宮アルディージャVENTUS ユアスタ仙台


佐藤楓
(岩田Y)
大西 原 美和
     (遠藤)
      
隅田 中島
(石坂)   
里緒 長船 國武 吉岡
      (猪瀬)
齋藤

初出場大西若菜、佐藤楓FWで出場

サブは、清水、佐藤松永、猪瀬、遠藤ゆめ、岩田Y、石坂、後藤。
大宮Vは、GK今村、DF落合、乗松、五嶋、金平、MF、宗形、阪口、箕輪、鈴木日奈子、FW平井、北川。井上、船木、西澤は、ベンチスタート

大西若菜デビュー、レギュラー並みの活躍

この試合、特別指定されたばかりの、日体大の大西若菜が、トップ左でスタメン出場。後半にはトップ下中央に回った。

"塩越ばり"のパフォーマンスを見せ、スタンドを沸かせた。


ブログなどを読むと、浦和Lのアカデミー時代から、プロ志向が強かったとのことで、ピッチ内練習でも、ニコニコ顔。

怪我の2年間を乗り越えて、今年なでしこ1部に復帰、WEリーグデビューの喜びを満面に表していた(ユース時代にトップでサブに2試合入った事はある)。

プレーぶりも落ち着いていて、切り返しの鋭いドリブルから、ゴールライン際をえぐったり、中島とのワンツー、原とシザーズなど、既に連携も馴染んでいるかのようで、大いに戦力になりそう。

視野も広く、左サイドから右サイドへのサイドチェンジもできていた。


ただ、WEリーグの当たりには、まだ慣れていない感じ。

なでしこリーグ1部での経験はあるとはいえ、毎年当たりの厳しさを増しているWEリーグ。

体つきはがっちりしているが、当たられても大怪我にならないように、いなす動きや、丹念なフィジカル準備を。


今のところ、タイプ的には、点取り屋というより、チャンスメーカーのようにも見えるが、今のマイナビ仙台では、得点も期待されている。

思い切った仕掛けからのチャンスメークに加え、自分でも積極的に狙っていって欲しい。



前半ボール保持も、シュートまで至らず、シュート0

マイナビ仙台は、人手不足で勝ちがない現状。

まず守備の重視はやむをえないとしても、前節のINAC神戸戦はシュート1本、この試合はシュート無しと、攻撃の課題が続いている。

シュートに近い好機も、試合も通じて2度ほどしかなく、特に前半は、ボールを持てる時間が長かったのに、侵入が少なかったのが残念。

大西が加入して、攻撃のバリエーションが増えそうなのは朗報だが、変化を付け、もっと攻撃時に人数が関わらないと、崩し切れないだろう。

サイドで三角形を作って、ペナ付近まで行くのだが、その先を突破できず、クロスの精度もいまいちだった。

両サイドバックの吉岡、佐々木里緒が何度か、ハーフスペースを上がっていくチャレンジを見せたが、いずれもリターンパスが返ってこない。

マイナビ仙台には、中堅選手に、ミドルを持っている選手もいることから、きれいに崩せなくても、どんどん打って、こぼれを狙うなど、まずシュートを打って、リズムを作っていって貰いたい。

シュートを打たないと、勝ち点3の可能性はゼロである。



守備の粘り、GK齋藤のファインセーブで勝ち点1

攻撃はまだまだだが、守備の方は、寄せのスピードが上がって、チーム全体としてよくなっている。

特に前半は素早く奪って、攻撃につなげる事ができた。

問題は、疲れてきた後半で、この試合では、大宮Vのシュート精度に助けられた感があるが、連携が崩れて単騎での守備になると、厳しい。


それでも、スコアレスドロー、勝ち点1。

これは、GK齋藤の活躍によるもの。

以前は、前に出るのに躊躇があったが、試合を重ねて、DF陣との呼吸も合い出し、思い切って飛び出してのパンチングもあった。

後半は、シュート10本の猛攻を受けたが、36分、大宮V井上がペナ内でひきつけて、フリーの鈴木日奈子に、至近距離からの強烈枠内シュートを打たれても、素早い反応で防いだ。

この試合は、今年一番のキレがあった気がする。

当面は、なんとか失点を防ぎ、勝機を探る試合が続きそうなので、長船を中心とするDF陣と連携を高めて、がんばって欲しい。



岩田へのスルーパスが来ない

さて、この試合はカップ戦に続き、16歳3か月の高1岩田が、34分からワントップで出場。

まだ、味方との距離間の取り方に戸惑いあるように見えるが、慣れていくのみ。

ちょっとだけユースの試合を見てた感想では、持ち味は、ドリブルでの抜け出しからのシュート、と思われるが、何せパスが来ない。

大宮Vがラインを上げ、背後にスペースがあったので、1本でもスルーパスが来れば、らしいチャレンジが見られたと思うのだが。

岩田も諦めず、何度でも動き直してパスを呼び込んで欲しい。



前半

マイナビ仙台は、4-2-3-1、大宮Vは4-4-2。
津田、菊地がU-17女子W杯でいないので、ワントップには10年ぶりFWという、長身の佐藤楓、トップ下左には、特別指定で加入したばかりの大西若葉がスタメン出場。

大宮Vは、井上、船木など元マイナビの中堅をベンチに置き、若手を前に持ってくる布陣。ボランチには、マイナビ仙台レディースユース出身で早稲田大在学中の宗形みなみが、貫禄あるプレーで、フル出場。


大宮Vは、コンパクトなサッカーを目指しているという事で、ラインを上げ、ロングボールなどで、背後を狙ったり、両サイドからのクロス、仕掛けを狙って来る。

特にマイナビ左サイドの箕輪、右サイドの鈴木には、試合を通じて、何度もドリブルやクロスで攻撃を展開された。


マイナビ仙台は、中盤の選手が良く動き、前半10分過ぎから35分頃まではボールを保持。

大西が左サイドの仕掛け、右からは佐々木美和が、なんとか粘りクロスまではいくが、中央に合わない。

中盤でつなぎ、パス交換から崩していこうという狙いは見えるが、大宮Vの中央が堅く、なかなかシュートに行けない。


前半で最も可能性があったのは、18分。

楓が左コーナー付近でボールをキープ。そこから大西、原のフリック、隅田のパスから、右サイドペナ前まで上がってきたSB吉岡が、ダイレクトで打てるチャンスがあったが、パスを選択。

ちょっと合わせずらかったかもしれないが、チャンスがあれば、パスだけでなく、自分でも打ってほしい。


35分過ぎからは、大宮Vに両サイドを走られ、シュートも打たれた。

前半、マイナビ仙台のシュート0、大宮Vは3本。


後半
パスの寄せが厳しくなった大宮Vの前に、マイナビ仙台は防戦一方になる。

次々シュート、クロスを浴び、クリアだけになり、セカンドも拾われる。

プレスかからず、カウンターも間延びしていて、カットされる。

7分、大宮Vにパスカットされ、北川から左サイドの箕輪、シュートも、GK齋藤がセーブ。


13分、マイナビ仙台、ボランチ隅田に代わり石坂入る。佐々木美和が左に回り、石坂は右MF。ボランチには原が回る。

14分、大宮V、FW平井に代わり井上が入る。
井上入るなり、ロングボールに抜け出し、右から浮き球をボレーシュート、ゴールを割られるが、オフサイド。

19分、大宮V、井上がドリブルで抜け出し、シュート、枠外。

20分、マイナビ仙台、足攣りの右SB吉岡に代わり、猪瀬が入る。

31分、大宮V、ボールを回し、最後はサイドバックの落合がシュート、GK齋藤キャッチ。


32分、マイナビ仙台、佐々木里緒のスルーパスに、ペナ内フリーで抜け出す大西、しかし、シュート直前に、背後から足をだされクリアされる。
これが後半唯一のシュートチャンス。

34分、マイナビ仙台、FW佐藤に代わり岩田、佐々木美和に代わり遠藤ゆめが入る。
大宮V、FW北川に代わり船木、MF箕輪に代わり、奥津が入る。

36分、大宮V、パスカットから、井上がペナ内侵入、引き付けて、右フリーの鈴木へ。鈴木がペナ内からシュートも、GK齋藤が、反応良くクリア。最大のピンチをしのぐ。大宮Vは右コーナー。こぼれを宗形がミドルシュート、枠外。

40分、大宮V、鈴木日奈子に代わり西澤、阪口に代わり杉澤が入る。


追加時間は4分。

4分、大宮V、カウンターから船木が抜け出し、ドリブル前進。右からのクロスに、上がってきた奥津がシュート、GK齋藤も動けず。
しかし、シュートはポストに当って外。直後に笛。

後半、マイナビ仙台のシュート0、大宮Vは10本。

からくも無失点で、シュート0ながら、今期初の勝ち点1を得た。


シュート数:0-13  CK:1-4  FK:11-11   得点:なし  警告:なし  主審:杉野杏紗   入場:1,166人

尚、この試合は、仙台市出身のサックスプレーヤー熊谷駿さん、ボーカリストCha'Rさんのミニミニライブも行われた。