34節:ベガルタ仙台0-1秋田、秋田の守備崩し切れず

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2024 J2 34節 10月6日(日)15時03分 ベガルタ仙台 0-1 ブラブリッツ秋田 ユアスタ仙台


中山 エロン
(相良) (梅木)
中島    郷家
(マテウス)   

鎌田  松井
(工藤蒼)(松下)
石尾 菅田 小出 真瀬
    

シュート15本も及ばず

サブは、小畑、マテウスモラエス、松下、相良、工藤蒼、オナイウ情滋、梅木。
秋田は、GK山田、DF蜂須賀、岡崎、河野、才藤、MF藤山、小野原、畑、水谷、FW小松、梶谷。吉田伊吹、川村、佐藤大樹、中村、諸岡は、ベンチスタート

ベガルタ仙台30周年記念試合として、記念のグリーンユニ着用最終のホームゲーム。

試合前には、エントランスでの高速さんバンドの演奏、仙台市消防団階子乗り隊の見事な演技、陸自ヘリからのセンターサークル内への記念ボール投下など、お祭り気分での試合前だったが、あと一歩ゴールを割れず、痛い敗戦。

前半序盤に、警戒していた空中戦で、ヘッドの先制を許し、その後の秋田の固い守りに対して、様々に反撃し、最後にはパワープレーに出るなど、シュート15本を浴びせるが、悉くブロックに会い、決め切れず。

終了直前の梅木のPKも、秋田キーパーのファインセーブで止められ、万事窮す。

ただ、やれていた事もあったわけで、次の勝利に向けて、顔を上げて前に進みたい。



梶谷、ブロック、ブロック、梶谷

勝ちを意識してか、やや硬いベガルタ。

雨でスリッピーなピッチで、時折、イージーなパスミスが散見されるベガルタ仙台に対し、秋田は強いパスを、きっちりトラップで受け止める事ができていた。

さらに、秋田の方が、プレスの動き出し、こぼれ球への反応、とりわけシュートブロックが、冴えに冴えて、打っても打っても跳ね返された。

その象徴がFW梶谷で、前半7分の失点も林のセーブの跳ね返りを、力強いヘッドでねじ込んだかと思えば、交代するまで運動量豊富に、前線プレス、自陣までの戻っての守備、カウンターでドリブル前進と、要所でベガルタのリズムを分断し、「やられた」感じ。

ひょっとしたら、挑む姿勢があれば、こちらも遜色ない動きができたのかもしれない。

ほんのちょっとの差。

失点後は、追加点は許さない守備はできていただけに、序盤の失点で、余裕を持たれて、引き籠られてしまったのが痛い。



秋田の守備には、ペナ付近で潜れる名願が?

スタジアムで見た時は、先制後は、守りを固め、引き気味の秋田に対し、何もさせてもらえなかったように思われた。

が、帰って見直して見ると、ベガルタも、サイドからの仕掛け、強い縦パスからの中央突破と、手を変え品を代え、崩しにかかり、シュートまで行き、もう一歩のシーンがいくつもあった。

ただ、最後のシュートのところで、秋田DFの足がすーっと出て来る。

ゴールラインまでえぐっての攻めが少なかったのと、シュートのタイミングが見え見えで、読まれていた。

秋田に完勝した熊本は、ドリブラーがペナ内まで入り込んで、切り返しからシュートしていた。


それで、ペナへの仕掛けを期待されての、後半相良の起用だったと思うが、最近の相良は中にあまり入って行かない(行かしてもらえない?)。

高さ勝負を避け、相手に飛び込ませず、ペナ内まで持ち込んで勝負するなら、名願が、一番適任と思うが、このところ、サブにも入っておらず、調子が上がっていなかったのか。



梅木の投入のタイミングとPK

結果論ではあるが、初めから高さ勝負ということだったので、後半ビハインドでスタートなら、梅木を早めに投入する手はあったかも。

エロン、中山との兼ね合いもあるので難しいが、中山を変えるなら、相良の前に梅木投入もあったかもと思う。

もっとも、この日の秋田の守備は、ヘッドの競り合いからのこぼれに、異常に速く寄せてくるので、その対応準備ができていなければ、難しさは同じだったかもしれない。


最後の梅木のPKが止められた件は、個人的には、郷家や相良が蹴った方がいいと思ったが、現場の判断が梅木ならそうなのだろう。

ただ、「PKは準備と駆け引き」と言われているので、PKを蹴る前に、郷家と菅田が梅木に寄っていって、励ましたのかしらないが、頭や胸を叩いていたりしていたが、これはいらないのでは。

梅木だって、プロ。緊張はあっても、緊迫の場面も十分経験しているはず。

普通、PKは、キッカーには寄らないで、本人の集中、間合いを妨げないものだと思う。

もし、何かアシストするとすれば、相手PKの方に話しかけて、集中の邪魔をするような事の方が良かったと思う。

いずれにせよ、枠内に蹴っているのだし、GKのファインセーブとするしかない。

次は決めてくれるだろう。



次節、対横浜FC戦、松井は欠場も、むしろ化学変化で

この試合で松井がイエローを貰って、1週空いての次節、対横浜FC戦は欠場となった。

相手もまだ昇格確定でないので、当然ガチで来るだろう。

強敵であるが、横浜FCの選手だって、昇格がチラついた時、いつもでないプレーになる事があるやもしれない。

ベガルタは、ただ前を向くだけ。

清水に勝った時のように、ホームで、チャレンジャー精神で、勝ち点3を毟り取る気持ちでやって欲しい。

おそらくボランチには、工藤蒼が入ると思うが、好調に見えるし、鎌田と松井だと、かぶり気味の役割が、はっきりと整理され、却って流れがスムーズになると期待したい。

残り4試合、まだまだ挑戦できる。

POを、何とかホームで1試合はやりたいもの。

ひとつひとつ勝ちましょう。



前半
ベガルタ、秋田共に4-4-2。

ベガルタは石尾が左SBでスタメン。菅田は前節の頬骨強打で、バットマンのマスク。

⚽7分、秋田、ベガルタゴール前で小松がキープ、右からのクロスに、ファーから畑がヘッド、GK林が片手で払ったボールが、前に上がり、勢いをつけた梶谷のヘッドで秋田が先制、0-1


7分、ベガルタ、右サイドから松井のクロスを、郷家がダイレクトシュート、ブロックされる。

先制した秋田は無理に来ずに、カウンター狙い。時折、梶谷や畑からのクロスで脅かされる。

20分、ベガルタ、秋田ゴール中央、相手パスをエロンが寄せて、郷家がカットし縦パス。エロンがフリック、こぼれを中山が拾って、中央からグラウンダーのシュート、わずかに枠外。前に誰もいなかったので、この試合最大の決定機。

25分、秋田、ベガルタ中央のパスをカットされ、左から蜂須賀のクロスから、ミドルシュートを打たれ、コーナーを与える。ここは林がキャッチ。

31分、秋田、梶川が自陣からドリブルで上がる、松井が追いかけファール。
32分、ベガルタ、松井にイエロー。次節、出場停止。

34分、ベガルタ、ラインを上げ、中央から菅田が速い縦パス。エロンがフリック、中山がワンタッチでエロンへ。エロンがシュートも、ブロックされる。

AT1分、ベガルタ、小出がキープ。中島からの斜めのパスを、郷家が落とし、中央から小出がミドルシュート、ブロックされ、右コーナー。決まらず。

前半、ベガルタのシュートは9本、秋田は3本。


後半
ベガルタがスピードを上げて、反撃に出、シュートまでいくが、悉くブロックに会う。

3分、郷家のシュートはブロックされ、コーナーのこぼれも押し込めず。

8分、秋田、畑のクロスは、小松の頭上。タイミングは危なかった。

11分、秋田、カウンターからの連動で最後は左から梶谷のクロス、合わず助かる。


13分、秋田、水谷に代わり佐藤大樹、FW小松に代わり吉田伊吹、藤山に代わり諸岡が入る3枚代え。

17分、ベガルタ、中山に代わり相良が入る。中島がトップに回る。

17分、ベガルタ、石尾の横パスをカットされ、あわや。菅田がフォロー。

18分、秋田、ボールをつなぎ、最期は畑のクロスに、吉田のヘッド、林正面。

22分、ベガルタ、林のキックから、左サイドの相良がカットイン、ニアへのシュート、キーパーこぼすも、エロンもう一歩。

25分、秋田、畑に代わり河村が入る。

27分、ベガルタ、鎌田にイエロー。

29分、松井がカニばさみのファールを受けるが、秋田にカードは出ない。

30分、ベガルタ、石尾のクロスを、エロンがフリックヘッド、裏に侵入の真瀬、もう一歩。これでコーナー。

31分、ベガルタ、エロンに代わり梅木、松井に代わり松下、鎌田に代え工藤蒼が入る。松下がすぐコーナーを蹴るが、ボールが低い。

37分、秋田、FW梶谷に代わりDF喜岡が入る。5バックか。

37分、ベガルタ、松下が中央でボールをカット、腹トラップからのミドル、ブロックされる。

38分、ベガルタ、右の松下からのパスを、中央にいた石尾がダイレクトのシュート、ヒットせず、キーパー。

40分、ベガルタ、中島に代わりCBマテウスモラエスが入る。菅田を前に上げ、パワープレー開始。

自陣の小出にボールを集めて、ロングボールを次々放り込む。競り勝ち、落とすところまではいくが、シュートはブロックされる。

最期はマテウスも前線に上げるが、味方とかぶったり、焦りが見える。

追加時間は5分間。

2分、ベガルタ、相良のシュートのこぼれ、松下が右に出して、フリーの真瀬がシュート、ゴール同点!と思われたが、オフサイド。

4分、ベガルタ、真瀬が右から侵入、佐藤大樹にイエロー(審判がカード出したはずが、訂正になったのか、記録上では取り消しになっている)で、PKゲット。

梅木が、枠内に蹴り込むが、GK山田のセーブしたボールがポストに当たり、外。

直後に笛。

涙にくれる梅木を、大学先輩の菅田がなぐめている。

秋田の堅守を崩し切れず、30周年の記念試合を勝利で飾れなかった。秋田には、初の黒星。

後半のシュートは、ベガルタ6本、秋田3本。

シュート数:15-6  CK:11-3  FK:10-10  得点:(秋田)梶谷政仁  警告:松井、鎌田  主審:俵元希  入場:13,477人