WE21節:マイナビ仙台L1-1N相模原、宮澤で先制も、PKで追い付かれドロー

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WEリーグ2022-2023 21節 6月3日(土)13:03 マイナビ仙台レディース 1-1 ノジマステラ相模原 ユアスタ仙台


宮澤 松窪

廣澤   矢形
(田畑)    
中島 隅田
   (市瀬)

佐々木 楓  國武 松永
    (高平)(万屋) 
松本

追加点が奪えずドロー。4位確定。

サブは、齊藤、市瀬、高平、万屋、田畑、茨木、猪瀬。
N相模原は、GK久野、DF井上、大賀、畑中、平野、MF隅田、石田、藤原、FW松本、南野、浜田芽来。笹井、浜田遥、池尻凪沙はベンチスタート。

WEリーグも残り2節。マイナビ仙台レディースの、ホーム最終戦。

気温は夏日近くまであがり、選手の頭上から、真夏のような陽ざしが降り注ぐ。ピッチ上は30度位になっていたのではないだろうか。

マイナビ仙台Lとしては、連勝を飾り、かつ、引退表明をした市瀬、万屋選手を勝利で送り出したいところ。

その市瀬、万屋もベンチ入りしている。

対戦相手は、ノジマステラ相模原。12節以来勝ちから遠ざかっているが、ベンチには元ベガルタ仙台レディースの、浜田遥、池尻の名前もある。

試合は、前半早々に、宮澤が裏に抜け出し今季初ゴールで先制したが、33分にPKを献上して同点とされ、その後、互いに攻め合うが、決め切れず、ドロー。


前半、相手の勢いでラインが下がってきたのと、全体で押し上げ、ゴール前に人数をかけるシーンは少なかったのが、追加点が取れなかった原因か。

FW松窪だけなく、左SB、MFの佐々木も、果敢な上がりでシュートを打つが、急ぎ過ぎで、角度の無いュートが多く、切り返したり、フェイントでかわせるようになると、もっと確率が上りそう。パンチ力はあるだけに、ひと工夫欲しい。

惜しかったのは、中島のコーナーキックに、國武がニアに走り込んで、バックヒールでワンタッチゴールを狙ったシーン。

今日の國武は、特に後半、攻守にアグレシッブさが出ていてよかった。

ちなみに、DAZNで見直してみると、この試合、松窪真心(まなか)に松本茉奈加、そして松本真未子もいて、実況も大変そうだったw

前半
互いにプレスをかけあう試合。

⚽開始4分、松窪のパスで宮澤が裏に抜け出し、フリーでドリブルで運び、先制。

宮澤はようやく今季初ゴール。

そのまま勢いに乗るかと思われたが、藤原松本茉奈加を中心とする、運動量豊富なN相模原に、徐々に押され、次第にラインが下がる。

両サイドから攻められ、ピンチの連続も、GK松本の好守もあり、しのぐ。

18分、佐々木が起点、廣澤がドリブル前進、阻まれたこぼれを佐々木が再び奪って侵入、シュート、サイドネット。惜しかった。

⚽しかし、33分、N相模原松本の仕掛けに、たまらず背後から廣澤がファールでPK献上。これをPK職人の大賀が決め、1-1同点とされる。

PK直後にも、N相模原が中央でキープから藤原がシュート、これはGK松本抑える。

その後は、互いに攻め合うも、決め手を欠く展開。

43分、カウンターから宮澤がドリブルで上がり、左奥の松窪へ。松窪右足シュート、こぼれを中島、宮澤シュートと連続するが、決まらない。

前半は1-1、シュートは、マイナビ仙台L6本、N相模原5本ながら、N相模原の攻勢が目立つ展開だった。


後半。
マイナビ仙台Lは、隅田、廣澤に代え、市瀬、田畑を入れ、矢形を左に回し、宮澤をトップからボランチ、中島をトップに上げるなど、人とポジョンを変える。

また、再びラインを上げ、國武ら果敢にボールを狩るようになると、ペースを掴む。
しかし、何度かあったチャンスに決め切れず。

一方、N相模原の方も、カウンターから時折チャンスを掴む、これまた決め切れず。

5分、左コーナー、中島のキックに國武がニアに走りこんでのバックヒール、わずかにバーの上。

7分、中島がペナ内ボールを奪って、フリー、即シュートもキーパー。

10分、N相模原、藤原がマイナビのパスミスを拾ってフリーでシュートも枠外。

18分、宮澤から中島、最後は佐々木が左足シュート、枠外。角度無し。

22分、N相模原松本が、ドリブル侵入、シュートはブロック。その後左コーナーもGK松本キャッチ。

24分、N相模原南野が右45度から、フリーでシュート、バーの上。

27分、N相模原はDF井上に代え伊東、FW浜田芽来に代え、浜田遥を入れる。

28分、マイナビ仙台Lも、DF松永に代え万屋を入れ左SBへ。佐々木が左MF、右SBに田畑が下がり、矢形が右MFに戻る。

30分、左サイドで回し、宮澤のロングボールに佐々木が上り、タイミング図ってのクロス、松窪スライディングで狙うが合わず。

33分、マイナビ仙台L、國武に代わり高平が入る。

35分、宮澤がこぼれを拾って、左から右へと斜めドリブル、回り込んでのシュート、触られたか、わずかに枠外。その後のコーナー2本も決め切れず。

41分、N相模原は、FW松本、南野に代え、笹井、平田を入れる。

追加時間は3分間。
2分、N相模原は、藤原に代えDF小林を入れる。

結局、試合は1-1のドロー。それでも勝ち点1を積み上げたマイナビ仙台Lは、今季の4位が確定した。

シュート数:11-9  CK:4-12  FK: 11-5  得点:宮澤ひなた (N相模原)大賀理紗子=PK  警告:なし  主審:兼松春奈  入場:1,985人

試合後は、ホーム最終戦セレモニーで、社長、監督の挨拶。そして、市瀬、万屋の引退セレモニー。

ご家族からの花束贈呈と、両選手の挨拶。まさに「仙台一筋の市瀬、万屋選手。お疲れさま」

あと一試合あるので、勝利に貢献してもらい、次の目標に向かって羽ばたいて貰いたい。