WE17節:マイナビ仙台L1-1千葉L、テンポ良くなり中島先制弾、惜しいドロー

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WEリーグ2022-2023 17節 5月7日(日)13:03 マイナビ仙台レディース 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ゼットエーオリプリスタジアム


宮澤 松窪 

猪瀬    矢形
(廣澤)   (船木)
中島 隅田

佐々木 市瀬  國武 松永
  
松本

雨中の打ち合いは、10番同士のゴールでドロー

サブは、高平、ポンピルンプラワン、田畑、茨木、船木、廣澤
千葉Lは、GK清水、DF蓮輪、鶴見、市瀬千里、藤代、MF今井、岸川、大熊、藤尾、FW大澤、鴨川。小川、千葉はベンチスタート。

激しい雨の中で、GW3連戦の3戦目。

マイナビ仙台レディースは、須藤新監督の方針で、この試合も、佐々木勇人コーチがピッチ側で指揮。


神戸、仙台、千葉と移動が多かったマイナビ仙台レディースだったが、この試合、良く走った。

基本4-4-2で、久々に、宮澤がトップ、中島をボランチにしていたが、後半は入れ替えた。

後半、猪瀬に代わって入った廣澤は、最初はトップだったが、矢形の負傷退場で、船木と入れ替わりで、右サイドに回った。

試合は共に、ワイドな展開を図り、雨のピッチを意識した、ミドルシュートが多くなり、打ち合い。


マイナビ仙台Lは、幅を大きく取って、詰められると、こねずに逆サイドにシンプルに捌いたり、動きながらワンツーでつなぐ、テンポのいいパス回し。

好機を何度も作ったが、5連続引き分け中と、守備には堅さのある、ジェフユナイテッド千葉レディースの前に、詰め切れず。

それでも、スピードある展開で、パスもつながり、裏を抜けたしたり、枠内ミドルなど、シュート18本を放ち、復活の兆しを感じるゲームだった。

千葉Lのプレスがやや甘い事もあるが、受け手の動き出しが良く、動きながらパスが次々つながるのは、久々に見た感じ。


一方、守備では、高いラインの裏を抜けられたり、セカンドを拾われ続けて、ミドルを多く打たれる時間帯もあったが、ペナ内では、ぎりぎり寄せて、1失点。

ただ、失点時だけは、クリアが小さくなり、すぐペナ内につながれて、決め切られた。


雨中のドロー試合。オープンな展開という事もあるが、迷いなくボールをつなげ、シュートチャンスも作っていたので、チーム状況は良くなりつつあると思う。

松窪は、シュート3本だったが、カウンターでのタメや、前線でロングボールを一発で受けて反転など技を見せ、攻守に活躍したが、シュートは、楽に打たせて貰えなかった。

少し気がかりなのは、後半38分に、肘打ちを顔面に食らって負傷退場の矢形選手。鼻骨骨折じゃなければいいのだが。

前半
4分、千葉L、大澤からマイナビ仙台Lの右サイドの藤尾へ、最後は左から藤代がシュート、枠外。

6分から矢形に2度のチャンス。

まず、市瀬が上がって左からのクロス、右から矢形がダイレクトでシュート、キーパー。
さらに、右サイドをドリブルで矢形が上り、松窪とのワンツーで裏に抜けシュート、サイドネット。

10分、千葉Lが右からのクロス、中央鴨川のヘッド、GK松本正面。

11分、松本のキックから一発で松窪が受け、即反転、シュートはヒットせず。

以降、両チームが交互に攻め合う展開。

16分、千葉Lの左コーナーから、連続でシュート打たれる。守備陣の反応が遅れがちなので、GK松本の「早くしろよ!」の声が聞こえたw

20分、千葉Lがワンツーで侵入、藤尾がシュートも松本正面。危なかった。

22分、千葉L、左から鴨川がドリブル前進、誰も寄せに行かないので、フリーで上がってシュートまで行くが、松本抑える。

その後は、マイナビ仙台Lが反撃。

25分、左の猪瀬からのクロスで、ゴール前矢形は合わなかったが、右裏の中島までボールが流れるが、詰めきれず。

26分、左から松窪のクロスに、こぼれを中島がグラウンダーの左足ミドル、枠内も、キーパー。

今度は千葉L。

30分、千葉Lが右からのクロス、クリアボールを大熊がミドルシュート、枠外。

35分、千葉Lのカウンター、から最後は蓮輪のロングシュート、枠内も松本抑える。

42分、松窪から宮澤、ゴール前で回り込んでシュート、枠外。

前半、互いにシュート7本と打ち合ったが、スコアレスで終了。


後半
千葉Lは、MF大熊に代え小林、藤尾に代え城和が入る。

開始早々、マイナビ仙台Lがコーナー3本連続でも決め切れず。
その後、松窪の落としにペナ内に飛び込んだ佐々木がシュート性のパス?を出すが、枠外へ。

⚽7分、マイナビ仙台Lのカウンター、松窪がキープして時間を作り、つないで、右から、隅田の巻いた絶妙のゴロパス、中央矢形を通り過ぎて、ファーでフリーの中島の足元へ。中島がダイレクトで蹴り込んでゴール、1-0

中島は、今季3点目。

前半のいい流れをようやく点につなげた。

さらに8分、右コーナー、佐々木のキックのこぼれ、ファーポスト側の松窪の前でバウンド。松窪、これを突き上げるヘッドで狙ったが、サイドネット。角度なかったか、惜しい。

9分、千葉L城和にドリブルで侵入され、クロスも流れる。

⚽11分、千葉Lに、ゴール前でつながれ、佐々木のクリアが小さくなるところすぐつながれ、ペナ内で鴨川が切り返しで國武を振り切ってゴール、1-1。痛恨の失点。

13分、宮澤からパスを受けた佐々木が左から侵入、切り返しからシュート、キーパー正面。

17分、左から松窪のクロスが、右でフリーの矢形に通り、矢形ダイレクトでシュート、枠外。
これは触られており、左コーナー。ニアで國武のシュート、枠外。

18分、猪瀬が左からえぐりの折返しパス、隅田がシュートも枠外。

21分、千葉Lは、FW鴨川に代わりFW千葉玲海菜、MF今井に代わりFW小川が入る。

22分、市瀬がボールを奪われ、クロス。千葉にシュート打たれるが、松本。

24分、松窪のクロスに、中央で矢形がダイレクトシュート、キーパー。

29分、マイナビ仙台L、猪瀬に代わり廣澤が入り、トップへ。左サイドには中島。松窪はトップ下。

31分、隅田から、左裏の中島へ、当てて左コーナー。ショートコーナー2本、最後は隅田シュート、キーパー弾く。

その後はカウンター応酬。

36分、右から松永が上がってクロス、中央廣澤と松窪重なる。

37分、矢形が顔面に肘打ちくらい、倒れる。すぐバツが出る。ピッチ外へ。

38分、矢形に代わり船木が入りトップへ。廣澤が右サイドに回る。

39分、隅田のクロスから、宮澤がキーパー前でバウンドするロングシュート、枠外。

41分、松窪、ゴール前で囲まれながら反転シュート、左コーナーを得る。決まらず。

42分、千葉Lは、FW大澤に代えDF井上が入る。

44分、千葉Lのカウンター、最後は小川のシュート、キーパー。

44分、裏を抜けた千葉Lの千葉、右からフリーでシュート、バーの上。

追加時間は3分間。
1分、佐々木から廣澤、松窪とつながりシュート、こぼれを中島打ち切れず。

結局試合はドロー。

激しく雨の降る中、両チームの選手、サポーター、お疲れ様でした。


シュート数: 18-13 CK: 6-9  FK: 9-9  得点:中島依美 (千葉L)鴨川実歩  警告:なし  主審:千葉恵美  入場:294人