2/29からリオ五輪女子アジア最終予選、川村優理選手出場

2月29日から大阪で行われる、女子サッカーリオ五輪アジア最終予選なでしこジャパンに、ベガルタ仙台レディースMFの川村優理選手が選出されました。

残念ながら出場権は逃しましたが、世代交代に向けて、新たな女子サッカーの出発点になれば。

最終予選は、6チームが総当たりで試合を行い、10日でほぼ中1日の5試合というハードスケジュール。しかも、上位2チームだけが、五輪出場権を得るという厳しいものです。

試合日程は下記のとおり。日本の試合はすべて、キンチョウスタジアムで開催。他にはヤンマースタジアムでの試合もあります。
日本の試合は、NHK総合で中継されます。

2/29(月) 日本女子代表1-3オーストラリア女子代表
 立ち上がりから鋭い出足のオーストラリアに、ボールを支配される展開。フィジカルの強さを活かし、集散の速い攻撃に、守備を崩され3失点。なでしこは前半終了間際に、有吉の攻撃参加から大儀見が決めて一矢報いる。川村84分から出場。

3/ 2(水)日本女子代表1-1韓国女子代表
 スタタメン6人入れ替え、川村がフル出場。攻守にいいプレーを見せたが、チームはボールを握りながらゴールを割れず。後半、相手のPKを福元が止め、38分には、川澄のクロスのクリアミスを岩渕が触るラッキーゴールで勝利かと思われたが、42分に、自陣エリア内で福元と熊谷が重なるところを突かれて同点とされ、勝ち点1にとどまり、他力本願モードに。。。

3/ 4(金)日本女子代表1-2中国女子代表
 2試合連続先発の川村。しかし相手の鋭い寄せに、疲れと連携不足で韓国戦のようなキレがなく、前半15分に不用意なバックパスが味方に渡らず、先制を許してしまう。これで固くなったなでしこはパスミスが増える。後半川村に代え、岩渕を入れ、宮間をボランチにして、打開を図るが、中国が守りを固め、なかなかシュート無し。

逆に13分、鮫島、熊谷がかわされ、2点目を許し、ますます動きが固くなる。それでも20分に横山のシュートで1点返したが、次第に疲れと焦りで、展開ができず、そのまま敗戦。残り2試合中国が連敗、日本が大量点を取って連勝にのみチャンスという崖っぷち状態になった。

3/ 7(月) 日本女子代表6-1ベトナム女子代表
 3試合連続ボランチで川村スタメン。大儀見、宮間、熊谷らをベンチスタートとするターンノーバー。試合開始前の中国の勝利によって、リオ五輪の出場権を逃すという難しい条件ながら、やや力で劣るベトナム相手に次第に連携がよくなり、6得点。
失点は、やはり守備での寄せで甘さがでたところを、審判の不可思議ジャッジでPKを取られたもの。
岩渕の先制のあとすぐPKで同点とされ嫌なムードが漂ったが、大野の技ありミドルで2-1と勝ち越して前半を終え、楽になった。後半、中島がボランチに回ると、クロス、ドリブルでのエリア内侵入、そして自らシュートと躍動。宮間の後継をアピールした。川村もミドルは1本だったが、次第にプレーに余裕がでて、ワンタッチプレーや球際の強さが戻り、ようやく笑顔になった。

3/ 9(水) 19:35 vs 朝鮮民主主義人民共和国女子代表