JPFA クリスマス・チャリティーサッカー2011東北2-4JAPAN

JPFA クリスマス・チャリティーサッカー2011
2011年12月23日(金・祝)14:10から、ベガルタ仙台のホームでもあるユアテックスタジアム仙台で、日本プロサッカー選手会主催の、「JPFA クリスマス・チャリティーサッカー2011」が開催されました。

東日本大震災を受けて選手達による復興支援イベントで、22日に被災地6会場でのふれあいイベント、23日のチャリティマッチ、そして募金活動の3本建てになっています。

募金活動は、HP上からクレジットで可能で、12月31日まで続行中。
募金は試合の招待経費のほか、被災地のサッカー少年を支える活動に使われるとのことです。

とてもいい試合でした。自分は、テレビで見ましたが、子供たちの輝くような笑顔がすべてを物語っています。

試合は、練習なしのぶっつけ本番だったそうですが、連携と個人技を時折見せて、花サッカーになり過ぎずに、6点入る試合に。

今朝、日本についたばかりの松井が、へろへろになりがらも2アシストでJAPANの勝利に貢献。大津は、なんと試合終盤にようやく仙台空港からたどりついたみたいです。無理してしてでも、はせ参じてくれた海外組の選手に感謝。

また、お隣の山形からは宮澤、秋葉、そして熊本、福岡といったところからも、若手の選手が来て、ゴールを決めてくれたのでも、またうれしい。徳島の斉藤さんも、後半汗かいてました。

香川、内田の両選手が、コンディション不良でチームから出場をストップされていたのが残念ですが、場内をまわったり、試合の最後は、二人で副審を務め、槙野とじゃれあうパフォーマンス。


試合は、先発の萬代が最初から飛ばし、何度もチャンスメーク。しかし、シュートを決めきれず、小笠原はPKもはずしてしまいます。
しかし、最初の得点は、萬代のクロスを松下が頭で落とし、最後は奥山(鳥取/塩釜FC出身)が決めるという、仙台ゆかり面子で先制。その後も熊林や萬代がゴールを狙います。

JAPANも、先制されて火がつき、鈴木惇(福岡)の豪快なぶれ球シュートで同点。その後、試合が硬直してくると、東北のCBをやっていた岡山が、ドリブルで攻撃参加。あえなく戻りましたが、もり上げてくれました。

前半、JAPANはさらにコーナーから、カレンがすらしたのを、鈴木大輔(新潟)が頭で決め、1-2と逆転.。

ハーフタイムには、タッキー&翼のミニライブ。これにはびっくり。やたら若い女性の入場者が多かったのはこのせいでしょうか。

後半、メンバーが大きく変わって松井が入ると、JAPANがキープ。3点目、4点目は、その松井の絶妙のアシストを矢野が頭で、仲間(熊本)が豪華シュートをそれぞれフリーで決めて1-4。

その後、東北も、サイドからのシュートのこぼれを佐藤寿人が押し込んで、なんとか2点目を挙げました。最後は、中山御大が2分限定で出場。よれよれながらもクロスを上げていましたが、大丈夫でしょうか。

得点がある度に、双方選手が総出で、胴上げや弓矢などのパフォーマンス。スタンドにプレゼントを投げ入れるという趣向があり和気藹々でした。

プロサッカー選手会の皆さんと関係者のみなさん、そして実現に協力していただいた全国の皆さん、本当にありがとうございました。


チャチティマッチについて

国内外の豪華な顔ぶれが参加してます。岡崎、長友選手はチームの都合で欠場ですが、ゴン中山、小笠原、香川、内田、松井、吉田麻也選手なども参加。90分引き分け終了。選手交代は制限なく行われます。(結局、東北が24名、JAPANが26名参加。

東北選抜:東北ドリームス(TOHOKU DREAMS) 加藤 久監督
東北やベガルタなどにゆかりのある、佐藤寿人、岡山一成選手もいます。ベガルタ仙台からは角田誠、松下、田村の3選手が出場

JPFA選抜:JAPANスターズ(JAPAN STARS) 山本 昌邦監督
日本代表経験者などを中心に、海外組みも含め構成。

尚、この試合は、NHK総合の東北6県ブロックで生中継。BS1で23日(金・祝)19:00から録画放送、再放送がBS1で26日(月)9:00からの予定となっています。さらに来年1月4日スカパーでの放送も決まりました。