ルヴァン杯PO第1戦、対湘南0-3、走り負け完敗

2018ルヴァン杯 プレーオフ第1戦 2018年6月2日(土)19:00 ベガルタ仙台0-3湘南ベルマーレ 湘南BMWスタジアム平塚

阿部  石原 
(ジェーメイン) 
関口   蜂須賀
(永戸)  
奥埜 野津田

富田(西村)
常田 大岩 平岡

サブは、川浪、金、永戸、梁、古林、ジャーメイン良、西村。湘南は、FW梅崎、野田、菊地、MF表原、秋野、齋藤、岡本、DF大野、坂、山根、GK秋元。松田、藤田、天馬はベンチスタート。

湿度80%近く、蒸し暑そうなBMWスタジアム。立ち上がりは、ベガルタもチャンスがあったが、10分を過ぎると、野津田が寄せられ、湘南の鋭い出足、野田のポストプレー、パスカットからの速攻で、シュートを浴びるようになる。

14分、コーナーからの折り返しを梅崎に押し込まれ先制を許すと、相手カウンターに脅かされ、間延びしたベガルタは、相手の出足の前に、パス出しが遅れるようになり、湘南ペース。

後半、コンパクトにして、ようやくベガルタのパス回しが出かかったところで、25分、表原の斜めのドリブルからつなげられ、ミドルシュートのこぼれを、また梅崎に押し込まれ0-2となる。

その後、ベガルタは、西村、永戸、ジャーメインを投入するが、5バックからのカウンター狙いの湘南に術中にはまり、時間が経過。ロスタイムにも、左からのミドルシュートを決められ、3失点。アウエーゴールも取れず、厳しい第1戦となった。

前半。
開始30秒、湘南岡本にイエロー。2分、これで相手エリア左ライン際40mで、フリーキックを得る。キッカーは野津田。常田のヘッドは、キーパー正面。3分、平岡のロングボールはオフサイド。4分、関口がドリブルで仕掛け、左コーナーを得る。キッカーも関口。こぼれを放り込むが、クリアされる。6分、右サイドから野津田のクロス、中央フリーの石原がオーバーヘッド狙うが、枠外。

このあたりまで、野津田が間にフリーで入って展開。7分、ベガルタが回して、最後は攻撃参加の常田、シュートは打てず。10分、中央石原から蜂須賀に振り、カットインからの左足シュート、キーパー、パンチング。11分、湘南がカウンター、右から野田、最後は表原のシュート、枠外。これで右コーナー与える。菊地のヘッド、枠内も、関弾く。13分、ベガルタのカウンター、野津田から関口、パスは流れる。

14分、湘南が左コーナー。ファーサイド頭で折り返され、中央梅崎に突っ込まれて先制許す。15分、ベガルタの攻め、奥埜がドリブル前進、エリア内まで侵入するが、シュートは打てず。すると、今度は湘南がカウンター、岡本のシュートは大岩がブロック。湘南の攻めは、とにかくシュートまでが速い。16分、ベガルタがセンターサークル付近の湘南サイドで、フリーキックを得る。野津田のキックに、平岡のヘッド、キーパー。

17分、湘南、ゴールキックから、一気に梅崎が走りこんでクロス、これはクリア。19分、湘南回して梅崎のロングシュート、枠外。ベガルタはパスカットされたり、パスミスを狙われるようになる。野津田がすぐ囲まれ、スピードダウンさせられる。21分、中盤でのせめぎあい。22分、石原から関口、クロスは合わず。その後、湘南のカウンター、DF山根が上がってシュート、枠外も、危ない。

25分、中央で常田がパスカットされ、シュート打たれるがブロック。26分、湘南がつないでシュート、枠外。28分、湘南が左右に振って、左サイドがフリー、しかしパス出しをしてくれて助かる。その後、ベガルタがカウンター、蜂須賀から奥埜へのパス、ずれる。31分、パスカットされ、回される。野田のポストプレーでフリーを作られ、最後は梅崎のシュート、関、止める。

これで右コーナーを与える。キッカーは梅崎。ヘッドはバーの上。33分、左ライン際でフリーキックを得る。つながらず。35分、ベガルタ自陣でのゆるいパスをを狙われ、即シュートされるが、関正面。湘南は5バックで守りを固め、一気のカウンターだが、パスの精度が高い。37分、奥埜が相手のパスカット、しかしパス出しは流れる。38分、ベガルタエリア左ライン奥で、湘南の40mフリーキック。これは流れる。

40分、関口がドリブルで仕掛けも、つながらず。さらに湘南の寄せにパスカットされる。43分、奥埜からパスを受けた石原、キープし切れず。追加時間は1分間。ベガルタエリア左奥で、湘南のフリーキック。35m。ベガルタエリア前で湘南がボールを回すが、オーバーヘッドは枠外。最後、ベガルタが左奥30mのフリーキックを得るが、野津田のキックはクリアされて、前半終了。1点ビハインドで流れも悪い。

後半。
1分、ロングボールで左サイド攻めるが、つながらず。2分、蜂須賀にイエロー。ベガルタエリア右ライン際30mのフリーキックを与えるが、しのぐ。4分、湘南の右コーナー。大野のヘッドは枠外。コーナーで負けている。7分、湘南スローインから、野田がシュート、関正面。8分、湘南のカウンター、野田のシュートは関。湘南の戻りが速く、ベガルタが攻める頃にはブロックが出来上がっている。

9分、富田から奥埜、落として、阿部が即シュート、枠外。惜しい。10分、湘南エリア右横でフリーキックを得る。12分、野津田から阿部、おとしに野津田がグラウンダー枠内シュート、キーパー弾くが、詰められず。さらに蜂須賀のクロス、こぼれを奥埜がシュート、枠外。ベガルタ決めきれない。さらにカウンターから、石原がドリブル前進、阿部も並走して2-1のアドバンも、エリア内で石原の足がボールにひっかかり、クリアされる。この時間帯で決めたかった。

14分、蜂須賀がえぐってのクロス、右コーナーを得る。ここで、ベガルタは関口に代え、永戸を入れる。コーナーのこぼれをカウンターされる。関がバックパスをキックしたところ、カットされ、あわや。16分、湘南エリア右横で、フリーキックを得る。野津田のキックは直接狙ったか、キーパー弾く。

18分、湘南40mのフリーキックはしのぐ。20分、阿部に代わり西村が入る。その後、平岡から蜂須賀へのスルーパス、通らず。22分、奥埜がエリア内に入って反転シュート、ブロックされる。湘南のカウンター、ファールで終了。24分、西村がドリブルからのまたぎフェイント、シュートするが、ブロックされる。少し遅いか。25分、湘南のカウンター、表原が斜めにドリブルで前進、パスを通され、左からミドルシュート打たれ、関弾くが、梅崎が、こぼれ球に反応して押し込まれ2点目を失う。

ベガルタが、ようやく攻撃の形ができてきたところで、悪い時間帯。26分、右コーナー。ここれで富田に代えジャーメイン良を入れる。ワントップ、2シャドウ、奥埜、野津田がボランチか。このコーナー、ヘッドは枠外。29分、野津田がシュート、ブロックされる。さらに石原のシュート、キーパー弾く。31分、ベガルタ、左から右へとつなぎ、蜂須賀のクロス、こぼれを上がっていった大岩が、えぐってのクロス、キーパー。

32分、ベガルタが回して、最後は永戸がライン際からの速い横パス、西村飛び込むがもう一歩。33分、湘南は梅崎に代え端戸を入れる。34分、ベガルタのカウンター、石原から西村へ、パスはカットされる。35分、今度は湘南のカウンター、えぐられてのクロス、左コーナーを与える。これは関がパンチングでクリア。

38分、永戸が右足でのクロス、跳ね返される。39分、ベガルタ足が重い。ジャーメインのキープから、右から野津田がクロス、キーパー。40分、湘南は表原に代え、石原広教を入れる。41分、蜂須賀のクロスもシュートは打てない。さらに蜂須賀が、カットインから左足シュートを狙うが、枠外。43分、永戸のクロスは流れる。途中出場の永戸は元気がない。
追加時間は4分間。

湘南は秋野に代え金子を入れる。すると、湘南にベガルタエリア前でボール回され、最後は左角から永戸をかわしtた岡本が、ミドルシュートをゴール隅に決め3点目を失う。2分目、右ライン際35mのフリーキック。決まらず。自陣からのパスでもリターンパスとかで、消極的なベガルタ。最後、スローインから蜂須賀のクロス、中央走りこんだジェーメイン、パスをトラップし切れず。頭では行けなかったか。。。そのまま試合終了。

結局、アウエーゴールどころか、3点の厳しいビハインドで来週のホーム第2戦へ。

鋭い出足、奪ったら野田に当てるか、そのままの勢いで早めのシュートという、湘南の徹底したスピードサッカーに、押され続けた。チャンスでも、5バックの湘南は堅く、ベガルタは、ゴール前でのこぼれを狙う選手がおらず、ボールに固まっている内にカウンターで、精度の高いボールを前線に返された。

今日のベガルタは、チーム全体に、蒸し暑さのせいか、出足が遅く、後手を踏んでいる内に、焦りが出て、崩し切れなかった。

ま、湘南が3点取ったのだから、厳しい攻守ができれば、ベガルタも、できない事はないだろう。1点ずつ上げて、まず3-0での90分。そこから延長、PKでもいい、最後に勝てばいい。


シュート数:8-14、CK:3-5、FK:21-16 得点:(湘南)梅崎2、岡本  警告:蜂須賀 (湘南)岡本  主審:荒木友輔 入場:8,374人