ナビスコ3節対川崎1-3、完敗。

ナビスコ杯2012 第3節 4月18日(水)19:00 ベガルタ仙台1-3川崎フロンターレ 等々力



ウイルソン 柳沢
      (関口)
武藤    太田

角田 松下

内山 鎌田 渡辺 田村
     (富田)(菅井)
桜井

サブは、林、原田、菅井、富田、奥埜、赤嶺。川崎は、小林、レナト、矢島の3トップ。稲本、田坂、柴崎の3ボランチか。中村はベンチ入りせず、山瀬、小松がベンチ入り。


前半。15分から映像を見た。一進一退の展開から、30分にフリーキックで裏をつかれドフリーの矢島にヘッドをはずしてもらい、さらにミドルシュートはバーと助かる。ベガルタも武藤の狙い済ましたシュートはDF多過ぎで枠外。

スコアレスと思われた45分、小林のドリブル侵入からヘッドでつながれ、最後は田坂に押し込まれる。さらにロスタイム3分、またも小林にラインの裏に走りこまれ、どフリーでシュート決められ、前半終了間際に2失点。

後半。
8分で、川崎實藤がカード2枚目で退場、川崎10人。これで有利かと思われたが、相変わらずベガルタはパスミス、トラップミス、イージーな放りこみで跳ね返される攻撃。逆にカウンターで抜かれピンチを作る。10分、中央から左に振られ小宮山のセンタリングに、最後はまたも小林にDF前に飛び込まれ3点目を許す。

その後はペースダウンし引いた相手に、ボールをエリア外で回すだけで、ミドルも無ければ、仕掛けもない攻撃で、じれて放り込んで跳ね返される攻撃が続くベガルタ。柳沢に代え関口、田村に代え菅井を入れるが、疲労しマークされた太田が止められては、連動する攻撃が出てこない。

むしろ余裕をもった川崎が個人技でバラバラになったベガルタの守備をつき、やすやすとカウンター、なんとかクリアで逃げる展開。17分には、広大ヘッド衝突流血で、富田が入り、角田がCBに。

20分、関口のセンタリングに中央で抜け出しフリーの武藤、ヘッドたたきつけるが、キーパー正面。ボールが持てるに回すのだが、タメを作れる選手がおらず、結局強引なクロスを弾かれて終わりの繰り返しになってしまう。

ベガルタの選手に疲労が濃い中、44分。ようやく太田のクロス、中央から関口がミドルシュート、こぼれところを武藤がヘッドで押し込んで、1点返す。しかし、今日のベガルタは相手が10人でもこれが精一杯。
そのまま試合終了。完敗。

この試合の敗戦よりも、今季最悪の試合となり、ウイルソン、太田といったところが疲労を残して、土曜のリーグ戦に向かうことになってしまったのが痛い。

本来は、川崎がやったように、ドリブル得意な若手を使って、相手を掻き回す作戦が有効だったはずだが、ヘッドが苦手なウイルソンと、ボールが収まらない柳沢を前においての、放りこみオンリー攻撃では、どうしようもない。守備も連携がずたずたで、メンバーが代わっているとはいえ、これは練習で修正が必要な要素がたくさんあるようだ。


シュート数:9-12、CK:5-3、FK:19-24  得点:武藤雄樹  (川崎)田坂、小林悠2  警告:田村、武藤 (相手)實藤2=退場 主審:松尾 一