2024 J1昇格プレーオフ決勝 12月7日(土)13時7分 ベガルタ仙台 0-2 ファジアーノ岡山 シティライトスタジアム
中島 エロン
(情滋)
相良 郷家
(名願)
鎌田 工藤蒼
(松井) (中山)
奥山 菅田 小出 真瀬
(石尾)
林
先制されて、やや焦り
サブは、小畑、マテウスモラエス、石尾、松井、名願、オナイウ情滋、中山。
岡山は、GKスベンド ブローダーセン、DF阿部、田上、鈴木喜丈、MF本山、輪笠、田部井、末吉、FW木村、一美、岩渕。サブ、ルカオ、田中雄大、神谷、竹内、柳貴博、柳育祟、堀田
気温12.5度で強い風が吹いて寒かったという、岡山シティライトスタジアム。
スタジアムでは、1200人の入場ベガサポと、チケ無しながら場外でチャントを歌う100人余のサポ、仙台ではPVユアスタ1500人、NHK仙台900人の他、イオン利府や、仙台ほか各地のHubでのPV応援を集め、一心に勝利を願ったが、岡山の強固な守備を突破できず、0-2で完敗。
敗戦を糧に
岡山の守備の充実と、適材適所の戦力集めの前に、残念ながら、ベガルタの方は、まだ発展途上と、認めざるを得ない結果となった。
ただ、今期のハードワークの守備、攻守の切り替え、大胆な攻撃参加などを積み上げていなければ、プレーオフどころか、中位以下に沈んでいたと思われる。
選手が奮起し、監督、コーチの指導もああって、PO決勝まで進んだ。
決勝で涙を呑んだものの、まずは基本の足腰ができてはいる。
昨年とは見違えるレベルで、球際、ゴール前で体を張れるようにはなった。
ただ、3バックでプレスをかけてくるようなチームには、分の悪いところもあった。
この試合でも、岡山の守備ぶりを見るにつけ、さらなる向上の必要性は、選手自身が痛感している事だろう。
攻撃では、今日のNHKのてれまさ(12/9)で、1試合平均チャンスメーク数14位、ゴール期待値14位と、他の5位以上のチームと比べて、飛びぬけて低い事が上げられていた。
相良、中島の奮闘はあるものの、決め切る方も、大いに改善の余地があるようだ。
来期、優勝を狙うには、敗戦は5-6程度に留め、3連勝、4連勝する力も求められる。
どうやって、ドローを勝ち越しに、先制されても逆転して勝利という、点を取る力をつけるか。さらに、磨きをかけて頂きたい。

「応援したくなるチーム」になった
それにしても、森山監督のキャラクターと、選手のがんばりで、「応援したくなる」チームに戻った事は、本当によかった。
夜なべをして、プレーオフ準備に汗をかいたり、現地に赴いたような熱心なサポは勿論、プレーオフを通じて、地上波で、あまりベガルタの事を知らない人にも、独特の応援・試合の雰囲気を、アピールできたのも、来年以降につながると思う。
プレーオフ決勝、チケットの問題とか色々あったし、ここまで来て敗戦は悔しいが、これが来年へ向けて、チーム、サポ、ファンの活力の元となるのであれば、けっして無駄にはならないと思う。
また、来年がんばりましょう。それぞれのピッチで、出来る事を。

試合概要:岡山のプレスに押される
岡山は3-4-2-1で藤田が欠場。輪笠が入る。ベガルタは4-4-2で長崎戦と同じスタメン。
試合は、序盤こそボールを握ってベガルタが押し込むものの、強固な岡山のラインを崩し切れず。
前からプレスで、攻撃を遅くさせられたり、相良、中島、郷家には複数人で激しくプレスされ、思うようにチャンスが作れない。
それではと、ミドルを狙っても、悉くシュートブロックに入られ、ゴール方向にボールが飛ばないベガルタ。
岡山は、木村らがファール覚悟の激しいチャージを、継続して行い、中々前を向かせてもらえない。
次第に、ショートカウンターで、侵入してくる岡山。ベガルタもなんとか体を寄せてしのぐが、連動した攻撃に、戻りが遅れる選手がいて、次第にフリーを作られるようになる。
前半20分、岡山末吉ループ気味のシュートが、ファーに決まって、先制許す。
一度、ペナ内から押し戻したが、フリーになった末吉に寄せるのが遅れた。ただ、これは多分にアンラッキーな面もある。
問題は、後半16分、ルカオが出てきて、無双で右から中央へとドリブルで運び、左でフリーの本山に出されて、決められた2点目。
こういった大型の選手の止め方、フリーとなった相手の選手をチェックする動きは、検証が必要だろう。
ベガルタも決定機は作った。
しかし、いずれもGKブローダーセンの攻守に阻まれた。
そして、GKを左右に振り回すような、ベガルタ得意の攻撃は、岡山の早い当たりの前に、不完全に終わったという感じ。
それでも後半7分、郷家の自陣からのパスに、情滋がドリブルで走り抜け、DFと競りながら、枠内シュートも、ブローダーセンの守備に阻まれた。
0-1の中、後半早々のチャンスだったので、これが決まっていればたらればばのシーン。
しかし、情滋の特長が今期一番に出たプレーなので、これを磨いていって欲しい。
その他、終盤には、押し込んで、石尾のシュートや奥山のミドルがバーやポストに弾かれる不運。もっとも、岡山のルカオのシュートも2本ポストだったので、何ともいえないところではある。
前半
11分、ベガルタ、ゴール右奥30mでフリーキック。中島のブレ球ミドルが枠内も、GKブローダーセンに弾かれる。
⚽17分、岡山末吉のループシュートが、ゴールのファーに決まって0-1。
29分、岡山、左からのクロスに一美がダイビングヘッド、枠外。
38分、ベガルタ、奥山が真瀬。ドリブルで上がり、横パス。中央でシュートチャンスも、相良の出足が遅れ打ち切れず。
前半のシュートは、ベガルタ4本、岡山も4本。
後半
ベガルタ、エロンに代えオナイウ情滋を入れ、そのままトップへ。
7分、ベガルタ、自陣郷家のロングボールに情滋が走り出し、一人とせりながら、切り返しのシュート、枠内も、GKブローダーセンに弾かれ、中島も押し込めず。
15分、岡山、一美に代え長身のルカオを入れる。
⚽16分、岡山、入ったばかりの、ルカオが、ハンドオフでベガルタの選手をかわして、ドリブルで中央へ引き付けパス。左フリーの本山がシュート、決まって0-2。
20分、岡山、岩渕に代え神谷、田部井に代え竹内を入れる。
ベガルタは、鎌田に代え松井、相良に代え名願を入れる。
2点取った岡山がつないで時間を使う。
27分、岡山、小出をかわしたルカオが反転シュート、ポスト!
30分、ベガルタ、中央30mのフリーキック。中島が左奥の菅田へ蹴って、ヘッド、オフサイド。
31分、ベガルタ、小出に代え石尾を入れCB、工藤蒼に代え中山を入れる。中山と郷家の2トップ。
情滋右MF、左に冥加、中島がボランチ。
36分、ルカオにイエロー、
37分、岡山、ルカオが反転シュート、またもポスト!
38分、ベガルタ、右サイドで、情滋がパスカット、ペナ内の中山が反転右足シュート、枠外。
39分、ベガルタ、奥山のパスから中山が反転左足シュートも、枠外。
44分、奥山ドリブルからのミドルシュート、リフレクションもあり枠内方向も、バーに当たり外。
ATは4分。
1分、岡山は阿部に代え柳育崇、木村に代え、柳貴博を入れる。
試合は0-2で、岡山が勝利。J1昇格。
後半のシュートは、ベガルタ6本、岡山5本。
シュート数:10-9 CK:9-3 FK:22-11 得点:(岡山)末吉塁、本山遥 警告:(岡山)ルカオ 主審:上田益也 入場:14,673人