42節:ベガルタ仙台1-3町田、ミスの2点響く。菅原が一矢。

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2023 J2 42節 11月12日(日)13時03分 ベガルタ仙台 1-3 町田ゼルビア ユアテックスタジアム仙台


山田
(菅原)
氣田 郷家 加藤
      (相良)
鎌田  長澤
(梁) (エヴェ)
キム 福森 菅田 小出
      (情滋)

ミスからリズム崩し、3失点。菅原がヘッドで一矢。

サブは小畑、蜂須賀、エヴェルトン、梁、相良、オナイウ情滋、菅原。
町田は、GK福井、DF鈴木準弥、チャンミンギュ、藤原、太田、MF上野、下田、バスケスバイロン、高橋大悟、荒木、FWミッチェルデューク。アデミウソン、藤原翔太、翁長はベンチスタート。

ちょっと仕事のばたばたで、試合から1週間以上も経って、気の抜けたビールのようになってしまいましたが、最終節のうす味観戦記をばw


13時キックオフででも、気温10度と冷え込んだユアスタ。

それでも13,000人が集まったユアスタ。

当方も冬装備で固め、周平さんの幕の内をチンして、試合開始を待つw

ベガルタ仙台の、2023年のJ2最終節は、開幕で戦い、J1昇格を決めている町田ゼルビアと対戦。


ベガルタは、中島が怪我なのか?メンバー外で、加藤がスタメン。左サイドには久しぶりに、キムテヒョンが入る他は、このところのメンバー。

一方、ベンチには、オナイウ情滋、菅原、相良の若手と、梁、蜂須賀、小畑が入っている。

最終節、エリキのいない町田なら、最後に一泡ふかせられると思いきや、ミスから失点で、町田のペースに嵌り、1-3と完敗。

昇格チームとの違いを見せられて、2023シーズンが終わった。


試合は、前半、様子を見てくる町田に対し、ある程度ボールは持てるものの、なかなか決定機までに至らず。

町田は様子を見るとはいっても、ミッチェルデュークらが、執拗にベガルタDF陣に圧をかけてくるので、いいタイミングでビルドアップできず、前に送れた時は、単騎が多くなって、シュートまでいけない。

前半の町田の攻撃の方は、ベガルタ左サイドのバスケスが、ちょいちょい仕掛け、ミッチェルデュークには、危ないヘッド2本を打たれたが、決まらず。

前半は0-0。ある意味、ベガルタペースかと思われた。


試合の流れたが変わっのは、後半頭。

前半からのDFに対する町田の圧が、プレッシャーになっていたのか、町田の鈴木の巻いたクロスを、軸足にあたるシュートになっていしまい、0-1。

先制されると、慌てだす今季のベガルタで、こうなると、どうしてもばたついてしまう。

そこを町田に突かれ、10分、今度は、右サイドのワンツーで背後を取られ、荒木の折返しを、ミッチェルデュークの、技ありバウンドシュート。低いボールを、キムテヨンが頭でクリアしようして、空振り、2点目を失う。

ベガルタは17分に、3枚代えで、菅原、情滋、エヴェルトンを投入。

すると、5分後、情滋の仕掛けで得た右コーナーから、加藤が左足クロス、中央で競り勝った菅原が、フリックヘッドで決め、1-2と1点返す。

若手による得点、生え抜き龍之助のホーム初ゴールで、今度こそベガルタペースかと思われたが、町田の守備は堅く、追加点が取れないまま終盤へ。

すると、43分、林のキックを、相手陣から大きく裏に返され、ラインを上げていた菅田とキムテヒョンが、オフサイドを取れず、止まっていたろころを、アデミウソンにフリーで決められ、1-3試合が決まった。

ベガルタは、終了直前には、梁を投入して、点を取りいく姿勢を見せたが、最後の情滋のロングスロー、こぼれを情滋がシュートが大きく外し、今季が終わった。

どうも、最終節を勝利で締めたシーズンは、あまり記憶がないのだが、この試合でも、大勢のサポのいる中、なぜか集中が切れたようなプレーが出たのは、残念。

それだけ、町田の圧がじわじわと効いていたのだろうか。


唯一の希望は、情滋、加藤、菅原と、若手の連係で、ゴールを決めたところ。

1点ではあるが、連携で、昇格する町田の堅い守備を打ち破ったのは、確か。

悔しい思いをした彼らが、来季は、チームを引き上げて欲しい。

勿論、中島、鎌田にもチームの核として残って欲しい。


前半
ベガルタ、町田共に、4-2-3-1か。

ベガルタは、ロングボールで裏の山田狙いも、なかなか合わない。

町田は、ミッチェルデュークらが、ベガルタDF陣に圧をかけ、蹴らせて、カウンター狙いか。

8分、GK林が、キムへのキックをミス。これを拾われて、高橋大悟のクロスに、フリーでミッチェルデュークがヘッド、枠外。助かった。

その後はボールが行き交う展開。

ベガルタは加藤、鎌田がしばしば上がっていくが、すぐ囲まれる。

27分、左サイド、氣田と鎌田でつなぎ、最後は鎌田のクロス、キーパー。

30分、氣田がパスカットして、ドリブルで上がり、DFの間を抜け、最後は郷家のシュート、ブロックされる。

31分、ミッチェルデュークがGK林にプレスして、余裕を与えない。


34分、町田、ベガルタ左サイドを、バスケスバイロンがキープからのカットイン左足シュート、DFに当たって外。
これで得た町田の左コーナー。太田のキックに、ニアでミッチェルデュークがヘッド、枠外。これも危なかった。

徐々にペースを掴み出す町田。ベガルタはラインを上げられなくなり、間延びして来る。

40分、キムテヒョンにイエロー。

それでも、なんとかしのぎ、0-0で前半終了。

前半のシュートはベガルタ1本、町田5本。

後半
⚽2分、町田が、左サイドでつなぎ、最後は、上がって来た鈴木のクロスを、クリアミス。小出のオウンゴールで町田が先制、0-1

4分、町田がGKからのロングボール、シュートを打たれるが、林正面。

徐々に、運動量が減り、セカンドボールを回収される、ベガルタ。

⚽10分、町田、右サイド、間、間で受けられ、裏を取った荒木の折返しに、ミッチェルデュークの叩きつけるゴールで、0-2


17分、ベガルタは3枚代え。小出に代えオナイウ情滋、長澤に代え、エヴェルトン、山田に代え菅原を入れる。

18分、情滋と加藤がワンツーで、上がろうとするがカットされる。

20分、情滋の仕掛けで右コーナーを得る。

⚽21分、ショートコーナーから、右角の加藤の左足クロスに、競り勝った菅原がフリックヘッド、決まって1-2。1点返す。

菅原は、8節アウエーの磐田戦以来の2点目は、リーグ戦ホーム初ゴール。

磐田、町田と昇格するチームからいずれも点を上げている、龍之助。

21分、町田、ミッチェルデュークに代え、藤尾を入れる。


1点返して、勢いづくかと思われたベガルタだが、焦りからかパスミスが目立つ。

23分、町田、宇野にイエロー。

25分、町田、バスケスからのクロスに、ヘッド打たれるがクリア。

26分、鎌田から郷家、最後は左に流れた菅原がシュートも、キーパーに弾かれる。

29分、町田が、鈴木準弥に代え奥山、太田に代え翁長を入れる。

29分、町田、右サイドから高橋大悟が左足シュート、さらに攻められるが、林がセーブ。

33分、菅田の落としを氣田がドリブルでつなぎ、最後は中央の鎌田へ、後一歩。

34分、町田、高橋大悟にイエロー。

35分、ベガルタ、加藤に代え、相良を入れる。ベガルタ3バック?

38分、町田、荒木に代え安井、高橋大悟に代え、アデミウソンを入れる。

39分、町田、カウンターからバスケスシュート、これで左コーナー。
下田のキックから、藤尾が反転シュート、サイドネット。

40分、ベガルタ、相良が左から右へと横に動く。
郷家からパスを受けた氣田がドリブルかの仕掛けでえぐり、左コーナー。こぼれを情滋からエヴェルトンがクロスも、クリアされ右コーナー。キーパーにキャッチされる。

町田のカウンターは、郷家が戻って守備、

⚽42分、バックパスから林が大きく蹴り出し、町田が蹴り返したボールが、菅田の裏へオフサイドとセルフジャッジで寄せに行かない。
ラインを上げていたはずのキムテヒョンが残っており、裏に抜けたアデミウソンが、フリーで決めて1-3。決定的。


44分、ベガルタは、鎌田に代え、梁を入れる。

45分、町田のバスケスバイロンにイエロー。

45分、ベガルタ、左角奥35mでフリーキック。梁のキックに菅田がヘッドも、天井上。

追加時間は4分間。

2分、菅田のクリアミスをアデミウソンに拾われ、フリーでシュート、しかし、今度は林が止める。

4分、町田陣奥で得たスローイン。情滋がロングスロー、こぼれたところを、情滋がミドルシュートも枠外、で笛。

結局1-3で町田が勝利。

後半のシュートは、ベガルタ5、町田8。

シュート数: 6-13 CK:5-5  FK: 19-14  得点:菅原龍之助 (町田)OG、ミッチェルデューク、アデミウソン  警告:キムテヒョン (町田)宇野、太田、バスケスバイロン  主審:高山啓義  入場:13,138人


最終節とあってセレモニー。後援会会長の郡仙台市長、板橋社長、堀監督、小出主将の挨拶。

チームMVPは、予想通り、10ゴールと、ひとり気を吐いた郷家選手だった。

来季も頼むよ、15点w