2023 J2 34節 9月9日(土)19時03分 ベガルタ仙台 0-1 ファジアーノ岡山 シティライトスタジアム
ホヨンジュン
(山田)
齋藤 郷家 松崎
(氣田) (菅田) (加藤)
長澤
(鎌田)
エヴェルトン
内田 福森 若狭 蜂須賀
林
前半の好機で決め切れず
サブは小畑、菅田、鎌田、氣田、フォギーニョ、加藤、山田。
岡山は、GK堀田、DF本山、柳、鈴木喜丈、MF末吉、仙波、輪笠、田部井、高橋諒、FW坂本、チアゴアウベス。ルカオ、ステファンムーク、高木、ヨルディバイスはベンチスタート。
今節は、3連勝中と好調のファジアーノ岡山と、アウエーで対戦。
岡山は、ホーム席が完売、14,000人超の入場と完全アウエー。プレーオフに向けた盛り上がりを見せている。
ベガルタ仙台は、前節とは、中山とホヨンジュンを変えた以外は、同じメンバー。
相手の速攻、縦パスをなんとかしのぎながら、終盤まで失点無しで抑えた一方、攻撃では、岡山の素早い戻り、柳らの高い中央に阻まれ、シュートも散発。
終了間際に、コーナーをクリアし切れないところを、ムークに叩きこまれ、劇的ゴールを決められ、0-1と敗戦。勝ち点を得ることはできなかった。
凌いで、凌いで、ぎりぎりまで0点に抑えていただけに、もったいない試合になった。
大宮戦以来、若狭、福森、長澤、齋藤学とベテランで攻守を固め、守備の安定感を増しているが、攻撃では松崎、齋藤学の仕掛けはあるものの、散発で、やり切れず、この日もシュートは5本。
サイドの守備重視で、攻撃での二人目、三人目のフォローが遅く、三角形を形成できずに、単騎突破に頼るようになっているので、機を見て積極的に、攻める時は、思い切って人数をかけたいところ。
もっとも、終盤、内田が上り始めたら、ボールを取られてピンチを招いたり、蜂須賀が疲れて、ルカオなどにやられていたので、その塩梅が、難しいのは確か。
また、この日は、郷家が相手アンカーのマークに追われていたのか、あまり、前線に顔を出せずに、ホヨンジュン一人の、ターゲットになっていたように見えた。
松崎、齋藤学の仕掛けはいいものの、シュートは枠に行っておらず、精度を上げるのは勿論だが、コースを作るために、囮の動きをする、他の選手の連動が必要か。
整ってきた守備の連動は崩したくはないが、先に点を取って逃げ切るという事を考えると、例えば、学と氣田の順番を入れ替えて見るなど、ありと思うが、どうだろうか。
次は、ホームで、これまた、2勝6分けで8戦負け無し、勝ち点を積み上げて、勝ち点42と好調の水戸戦。
腰を引かずに、積極的な攻守、とりわけシュートをまず打って、リズムを掴み、勝ち切りたい。
前半
岡山は3-1-4-2、ベガルタは4-1-4-1で、長澤が前線というより、下がり気味。
互いにロングボールで裏を狙う。
3分、岡山の連続コーナー。ベガルタの右のコーナーで、田部井のキックを、柳がダイビングヘッド、ゴールを割るが、チアゴアウベスが視野を遮ったとの判定で、オフサイド。やれやれ。
4分、岡山チアゴが、中央ヵらシュート狙うが、ふかす。
9分、福森のロングボールに、松崎が走り込み、右足で折り返すも、ブロックに会い、郷家は打てず。
10分、郷家から左の学へ。学ドリブルで侵入してシュート狙うが、枠外。
15分、左サイドワンツーで上がった内田がクロス、右サイドフリーの松崎が、シュートもヒットせず、ブロックされる。
16分、右サイドでボールを奪ったホヨンジュンが上がって、クロスも、シュートにつながらず。
19分、岡山、中央でチアゴからパスを受けた坂本が、ドリブル前進。フェイントいれながら、DFの間からシュート、枠外。危ない。
22分、ベガルタ、右奥30mのフリーキック。珍しくレフティーの内田のキック。これがファーサイドで、抜け出した若狭にどんぴしゃ。しかしヘッドは枠外。
決定的。
<23分、飲水タイム>
岡山の攻勢が続き、コーナー、フリーキックを与える。
26分、岡山、チアゴのドリブルから左コーナー。田部井のキック、クリアのこぼれ仙波がシュートも枠外。
31分、岡山、右から高橋がシュート、林がセーブ。
34分、岡山が、コーナー、フリーキックと攻めたてるが、しのぐ。
39分、ベガルタがカウンター、若狭の縦パスがホヨンジュンに通り、学につないで、カットインからのパスも、合わず。
41分、ベガルタ、カウンター、内田が上がっての左からのクロス。右サイド松崎フリーも、トラップ決まらず。
前半は、岡山がシュート6本、ベガルタ2本だが、決定機は1回ずつ。
後半。
岡山がメンバー交代で押してくると、ベガルタは守備に追われ、攻撃が単発に。
5分、松崎が右からのクロス、これがシュート性となるが、キーパー正面。
10分、岡山、坂本に代わりステファンムーク、仙波に代え、191cmのルカオが入る。
早速、右サイドから、ルカオがドリブルで上がり、クロスもクリア。
14分、蜂須賀をかわしたルカオが、カットインシュートも、福森が正面に立ち、ふかす。
17分、ベガルタ、齋藤学に代わり、氣田が入る。
24分、ベガルタ、長澤に代わり鎌田、松崎に代わり加藤が入る。
ここからベガルタも反撃でゴール前迫るが、なかなかシュートまでいけない。
25分、郷家からパスを受けた、加藤が右からカットイン、左足シュート、枠内もキーパーに弾かれる。後半唯一の決定機。
これでコーナーを得るが決まらず。
26分、氣田のクロスに郷家、シュートは打てず。
29分、岡山、高橋諒に代わり木村、輪笠に入り河井が入る。
再び、岡山が攻勢。
30分、岡山ルカオが左からえぐっての折返し、ムークがシュートも、福森がブロック。
33分、岡山がボールを回し、最後は左からのクロスに、ルカオがヘッド、枠外。
35分、ベガルタがカウンター、鎌田からホヨンジュン、シュートは打てず、クロス。
37分、ベガルタ、郷家に代わり菅田、ホヨンジュンに入り山田が入る。
ベガルタ3バックか。
38分、ベガルタがコーナー。右、左と2本連続、こぼれを加藤がシュートも、ふかす。
40分、チアゴアウベスに代わり、高木が入る。
44分、岡山が左コーナー、右コーナーと連続も、守る。
追加時間は4分間。
2分、内田が上がっていくが、かわされ、逆に木村に裏をとられ、最後はルカオのシュートも枠外。
⚽3分、岡山の右コーナー。田部井のキックを、柳がヘッドで前方へ。若狭がステップバックも触れず、林が出るのが遅れるところ、ムークに倒れ込みながら蹴り込まれ、0-1。
終了間際の失点で、敗戦。
シュート数:4-11 CK:5-10 FK:14-12 得点:(岡山)ステファンムーク 警告:なし 主審:窪田陽輔 人場:14,156人