2022 J2 35節 9月10日(土)19時03分 ベガルタ仙台 0-1 大分トリニータ 昭和電工ドーム大分
中山
遠藤
氣田 名倉
松下 中島
内田 キム 瑶大 真瀬
小畑
サブは、杉本、平岡、蜂須賀、梁、加藤、皆川、富樫。フォギーニョ、吉野が出場停止もありで、松下が今季初出場。
大分は、GK吉田、DF三竿、坂、ペレイラ、MF町田、下田、井上、梅崎、高畑、弓場、FW。サムエル。金崎、呉屋、小林成豪、エドヴァルドネットはベンチスタート。ベンチスタート。
伊藤新監督に変わって、3日でアウエーで大分戦。
簡単に激変するのは難しいと分かっていても、勝利を願うのは、選手同様、ファン・サポの気持ちである。
この試合、フォギーニョ、吉野のボランチ二人が出場停止で、ボランチの起用が注目されたが、怪我明けの松下が、今季初出場で、初スタメン。
63分間の出場で、いいスルーパスが1-2本。さすがに、試合勘はまだまだだが、まずは63分間、無事にプレーできたのは朗報である。
試合は、圧倒的に大分にボールを支配され、序盤から決定機を何度も作られたが、GK小畑が大活躍(ヒマな方がいいのだが)。
ハイボールへの飛び出し、1対1への反応と、勝利に向けての闘志を剥き出しに、4点は阻止する活躍だった。
前半24分からは、連続スーパーセーブ。
まず、梅崎の右からのシュート性の、巻いたロングクロス枠内を、背走しながらパンチング。
その後のコーナーでは、こぼれを合わせられるが、これも反応してセーブ。
すると、大分のフリーでのシュートも枠を外し始める。
41分には、梅崎のクロスから、中央サムエルのどんぴしゃヘッド、これも小畑キャッチ。
後半、27分には、大分のカウンター、金崎にどフリーから、シュートを流しこまれそうになるところ、左手で1本で弾きだす。
また、途中出場の蜂須賀が、試合終盤に、途枠内シュートに、素早く飛び込んでクリアするビックプレーもあった。
失点は、後半23分、左サイドからで、後半出場の金崎にタメを作られ、井上のクロスに、中央の呉屋に突っ込まれ、ヘッドできめられ、失点。真瀬が付いてはいたが、振り切られた。
セットプレーでは、ドーム状の3列のゾーンディフェンスとして、ポスト際、前のこぼれへの対策をし、危ないシーンもあったが、改善。何度もDF陣も体を当ててピンチを防いでいたが、失点の場面では、後半出場の金崎、呉屋の強さに付いていけなかった。
一方、ベガルタの攻撃の方は、前半、うまくいなされ、長く守備をさせられて、カウンターでも、帰陣の早い大分の前に、中々リズムが作れず。前半は、記録上はシュート0。
だだ、前半11分に、右サイドから遠藤の浮き球パスを中山が反転シュートはあった。
それでも、後半、ベガルタには3回、決定機があった。
大分キーパー吉田へのプレスが効いたのか、吉田が慌てたプレーがあり、そこを突いて、
後半12分、吉田からDFへのパスをペナ内で遠藤がカット、ゴールがら空き、そのまま自分でも打てたような気がしたが、パスを出し、合わずにシュート打てず。
30分には、後半投入の富樫が、左に流れるGK吉田にチャージ、ボールを奪ってクロスとしたが、ラインを割る。角度は無かったが、中央に中山もいたので、つながれば1点だった。
さらに、42分には、遠藤が斜めの浮き球クロス、これに裏に飛び出た加藤がフリー、シュートはふかす。トラップが決まっていれば、というシーンだった。
スタッツだけを見れば、圧倒的にボールを支配され、シュート数は、2-13と完敗であるが、勝負という点では、GK小畑の奮闘で耐え、後半のプレスでチャンスの目はあった。
この状況では、シュートで慌てたり、ATで、カウンターを恐れて放り込めないマインドは、どうしても出てしまうが、とにかくボールに連動して激しく行く、何度でも、ゴールに向かっていくチャレンジを続けてほしい。
闘志を持って、試合に臨めるように、選手たちを応援していくのみである。
選手の交代:
(ベガルタ)後半10分、名倉→富樫
2トップになり、遠藤が右MF
(ベガルタ)18分、松下→梁、氣田→加藤
(大分)18分、梅崎→呉屋、サムエル→金崎
(大分)23分、呉屋がゴール
(ベガルタ)32分、中島→皆川、内田→蜂須賀
遠藤がボランチに、富樫が右MF
(大分)32分、高畑→香川、町田→小林
(大分)37分井上→宇津元
シュート数:2 -13 CK: 3- 6 FK:3 - 13 得点:(大分)呉屋大翔 警告:なし 主審:榎本一慶 入場:7,705人