34節:ベガルタ仙台1-2水戸、前半うまく守られ、後半猛追も及ばす、4連敗

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2022 J2 34節 9月3日(土)19時03分 ベガルタ仙台 1-2 水戸ホーリホック ユアスタ仙台


中山
 遠藤
(カルドーゾ)
中島   加藤
     (名倉)
梁 フォギーニョ
(吉野)  (富樫)

内田 キム 瑶大 真瀬
小畑


サブは、杉本、蜂須賀、平岡、吉野、名倉、カルドーゾ、富樫。

水戸は、GK山口、DF後藤田、楠本、鈴木喜丈、大崎、MF高岸、金久保、前田、FW杉浦、木下、椿。安藤、安永、新里、土肥はベンチスタート。

まったりと、水戸戦の感想文を書こうと思っていたら、監督交代のニュースが飛び込んできて..いつも以上に、薄味で流しますw


思わぬ3連敗を喫し、是非ともホームで、勝ち星を取りたいベガルタ。

梁をボランチに、中島を左MFに据える布陣で臨んだ。

声出し応援が、一部解禁となった試合であったが、ベガルタは前半、水戸にプレスを激しくかけられ、窮屈な展開を強いられ、逆にボールを散らしながら攻めて来られて、思うような展開ができず、シュート3本に終わる。

水戸の攻撃は、間、間に入ってワンタッチで素早く展開、サイド攻撃や、トップ下の金久保が、嫌らしいところに配球。こぼれへの反応も早く、前半、シュート9本を打たれ、28分にはパスカットから素早くに裏に出られて、先に失点してしまった。

0-1からの後半、ベガルタが前掛りチャンスを作り始めると、水戸は、先手、先手を打ち、代わった選手も迷いなく、役割を果たす。

一方、ベガルタは、選手のコンディションもあるのかもしれないが、2失点してからの動きで、後手を踏んだ感がある。

また、課題のセットプレーの守備では、以前よりDAZN解説の田村氏に、蹴る前から、しばしば指摘される弱点を、この試合でも突かれてしまった。

0-2となった後、PKを中山が決め、1-2としたが、その後が打開できなかった。

ただ、後半はシュート8本を放ち、決定機もあった。相手GKの好守や、こぼれへの水戸の反応の速さに決め切れなかった。

水戸のシュートは記録上、セットプレーのゴールの1本のみ。

雨もツキも、味方してくれなかった。


前半
立ち上がりから、プレスでチャンスを作る水戸。

開始2分、フリーキックからのこぼれを椿のミドルシュート、これは小畑が弾くが、さらにつながれ、フリーでヘッド打たれる。しかし、ここはポストに救われる。

その後は水戸がサイド攻撃、カウンターでコーナーを奪う。なんとかしのぐベガルタ。

そして、28分、水戸に瑶大の縦パスをカットされ、中央高岸、左サイド裏への杉浦への展開に対応できず、斜め45度から決められ失点、0-1

その後、ベガルタは攻め上がっても、シュートまで中々行かせてもらえず。

前半は0-1で終了。

後半
水戸がカウンター狙いになり、前掛りのベガルタが、サイドに散らしながら、ボールを持てるようになる。

5分、中山のスルーパスに抜け出した中島のシュートはバーの上。
6分、フォギーニョのえぐりクロスに、中島の強引ヘッド、枠内。
8分、右コーナー、遠藤のキックに、キムテヒョンのドンピシャヘッド、いずれも、水戸のGK山口の好守でチャンスを逃す。

10分、流れが、ベガルタに向いた来たところで、水戸はすかさず、FW木下を代え、同じごりごり系の安藤。前田に代え新里を入れプレスを強化。

19分には、得点を上げた杉浦、ボールを散らした金久保も、土肥、安永に交代し、フレッシュな選手を入れて来る。

26分、すると、水戸が、やや攻め疲れのベガルタのボールを奪って、カウンターで椿が、フリーで抜け出す。

フォギーニョが、ファールで止めイエロー。

29分、そのフリーキックのこぼれを、ファーに流されて、フリーで土肥に決められ、またもセットプレーからの失点で、0-2。これが痛かった。

2失点して、キムテヒョンが、ドリブルで持ちあがり、スルーパスを出すプレーも、オフサイド。

32分、2点差となって、梁、フォギーニョに代え、吉野、富樫を入れ、中島をボランチに戻す。

38分、左コーナーのチャンス、水戸のハンドでPKをゲットし、これを中山が確実に決め、1-2と1点差に迫った。残り時間は約10分。

しかし、メンバーを代えてプレスの強度が復活した水戸に、素早い展開が中々できず、出し所を探すベガルタ。

44分には、またフリーのカウンターを食らいそうなところ、吉野がファールで止め、イエロー。

これで、フォギーニョ、吉野と二人のボランチが次節、出場停止となってしまった。

中々、水戸のブロックを破れないまま、追加時間も残り2分。

遠藤に代えカルドーゾを入れて、放り込みを狙ったが、いいボールを送れない。

最後は、水戸にキープされ、余裕で逃げ切られてしまった。


新監督の元、失点の元になっているセットプレーの守備を修正し、厳しくても攻守の連動から、得点力を生かすチームになって欲しい。


シュート数:11 -10 CK:5 -5  FK: 13-12  得点:中山仁斗(PK) (水戸)杉浦文哉、土肥航大  警告:中島、フォギーニョ、吉野 (水戸)前田、杉浦  主審:佐藤誠和  入場:7,139人