31節:ベガルタ仙台2-0大分、開始直後の石原のゴールから堅い守備、山田が追加点

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2020J1 31節 12月6日(日)14:00 ベガルタ仙台2-0大分トリニータ  昭和電工ドーム大分


長沢
クエンカ   山田
(関口)(西村)
松下 椎橋
(浜崎)  
石原   蜂須賀
(飯尾)  
平岡 シマオ 照山
ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、飯尾、浜崎、田中渉、関口、西村、ゲデス。

大分は、GK高木、DF三竿、鈴木、岩田、MF島川、松本、町田、野村、田中達也、長谷川、FW知念。高澤、伊佐、小林裕紀はベンチスタート。

ベガルタが開始直後に相手の虚をついて石原がゴール。これで3バックというか5バックからの守りと、背後を狙う松下からのカウンターでリズム。復調シマオが知念をほぼ完封。

ミスが多く精細を欠く大分の攻撃を、しのいで、後半立ち上がりにも、長沢、蜂須賀に決定機があったがこれは決めきれず。大分にもたれて猛攻受けるが、シュートのところは塞いで、いると、28分関口の左コーナーを山田が頭で鮮やかに決めて2-0。

立ち上がりからベガルタ前3人のプレスが効いたのか、大分にパスミスが目だち、持たれてもリズムを作らせなかった。

シマオマテの復調も大きいが、山田がチャンスメーク、守備とがんばり、最後は得点も決めた。

試合後の監督談話によると、新型コロナウィルス陽性の選手1名が出たことで、濃厚接触無しと認定されたものの、前日は練習をしなかったということで、むしろ、それで疲れが取れたのかwさらに、選手の中で、盛り上げる事があったとこと。

試合前に、かなり水をまいた昭和電工スタジアム。ベガルタだけでなく、ホームの大分の選手も時折滑る。それが原因か、ベガルタの前プレスのせいか、ミスが目立つ、今日の大分。

前半。
前回の対戦で、サイドを自由にされた反省からか、3バックと言うか、5バック気味のベガルタ。シマオマテ、松下が久しぶりにスタメン。

⚽大分のキックオフ直後、平岡が右サイドに蹴返し、長沢が頭で落とす。
山田とのワンツーで、長沢が大分選手二人の間をドリブルで抜けると、大外を上がっていた蜂須賀にパス。
蜂須賀がクロスを上げると、中央クエンカがつぶれ、左から侵入していた石原崇兆が反転、左足シュート。チップ気味、大分の守備陣・キーパーの間を、ボールがすり抜け、クリアしようとした選手も空振りで、ゴール内に、ころころと入る先制点!

開始わずか16秒、しっかりとつないで、ペナ内に二人入り、石原が思い切ってシュートしたのが、得点につながる。単なるラッキーではない。

石原はJ1初ゴール。これで一気に、楽になるベガルタ。しっかり守りながらカウンター狙い。前3人は大分の3バックにプレス始動。

2分、大分の左からの攻撃、ライン割る。

3分、大分のロングボール、ライン割る。

4分、大分が右コーナー。キッカーは野村。ニアのボールはクリア。こぼれを野村がえぐり、また右コーナー。ここはシマオマテがクリア、こぼれをミドルシュートされるが、枠外。

6分、ベガルタ、右から松下のパス、つながらず。

7分、ベガルタがセンターサークルからのフリーキック。照山が蹴るが流れる。

9分、大分が回す。

10分、大分、左から知念の攻め、シマオマテが寄せて、ゴールキックとする。

11分、大分左から松本のクロス、シマオマテクリアで左コーナー。平岡のクリアをクロスで入れられるが、GKクバ。

12分、クバのスローから、石原がドリブルカウンター、倒され、左ライン際でフリーキックを得る。キッカーは松下、これは流れる。

13分、松下が囲まれボールを奪われ、大分が回す。

14分、長沢とクエンカがCBへのプレスを敢行。

15分、大分のカウンターも、ベガルタ素早く戻り、遅らせる、

16分、大分のクロスをクリアし、長沢がカウンター。もキーパーまで流れる。

17分、大分知念が、右でシマオマテをかわし、シュート、これはクバ

18分、大分町田がカットインシュート、ヒットせず。

その後、松下が裏の長沢へのパス、オフサイド。

20分、左から大分のクロス、石原クリア。

21分、大分がゆっくりまわす。裏へパスを出してくるが、流れる。

23分、大分キープの後、ベガルタがカウンター。松下から山田へのスルーパス、山田足滑らす。散水の影響か。

24分、大分が縦のスルーパスから野村のクロス、これは平岡がクリア。

25分、大分島川が斜めのクロス、これはクバ抑える。

27分、松下が反転してぼ裏への浮き球。長沢がライン裏にでるが、オフサイド。

<<飲水タイム>>

28分、パスカットしたクエンカから、山田へ。ボックス直前まで、ドリブル前進も倒され、長谷川にイエロー

ゴール中央25mでフリーキック。松下直接狙うが壁。さらにこぼれを蜂須賀のクロス、シュートには至らず。

30分、大分のロングボール、流れる。

31分、石原から山田へのパスは、もう一歩。

その後、大分野村のサイドチェンジから、左ぼ松本のクロス、平岡がクリア。

32分、大分の左コーナー。キッカー野村。こぼれを野村が左足シュート、オフサイド。

34分、大分がスルーパスから、町田が侵入、ここは、シマオマテが押し出す

35分、さらに、大分が左からのクロス。クバがパンチング、蜂須賀が蹴り出す。

これで、大分の右コーナー。直接ゴールに飛んでくるが、クバ。

その後、平岡を後ろから削って、町田にイエロー。

37分、左奥35mでフリーキックを得る。松下2段モーションからのキック。長沢が頭ひとつ出てヘッドも、ゴールからやや遠い位置で、決まらず

39分、椎橋のパスカットからクロス、流れる。

40分、右奥40mでフリーキックを得る。椎橋のクロス、蜂須賀には合わず。

41分、大分、左から岩田のクロス。蜂須賀クリア。

さらに大分のロングボールから、右コーナーを与える。ニア狙われるが、枠外。

43分、大分が右ライン際35mからのフリーキック。これはクリア。

44分、大分がカウンター。町田がクロス狙うが、クエンカがコース限定、クバ抑える。

追加時間は2分間。

クエンカがキープもその後、長沢が倒されつながらず。

前半は開始早々の1点で、スペースを塞ぐベガルタが余裕の守り。圧倒的にボールを持ちながら、大分は焦りからか、ミスが目立ち、攻撃もワンパターン。シマオ、平岡が跳ね返し、1-0で終了。

後半。
大分は、島川に代え小林裕紀を入れる。

開始直後、椎橋が裏へのスルーパスで、石原がフリー、倒されて、ペナ中央すぐ外でフリーキックを得る

松下、直接で狙うが、近すぎて、バーの上。

1分、さらにベガルタがボールを回し、平岡から松下、さらに山田へ。このパスはミス。

3分、大分がカウンター、田中達也がワンツーで上がってくるが、山田が体を入れて、ゴールキックとする。

4分、ベガルタ回すが、パスミス。

5分、蜂須賀がパスカット、山田がひとりかわして、右からのクロス。中央長沢にどんぴしゃ、しかしヘッドはバーの上。惜しい

さらに大分が足を滑らしたボールを、クエンカが拾って、ロングシュート。ヒットせず、

6分、大分パスミス。

7分、ベガルタのカウンター。松下からパスを受けた蜂須賀が、スピードアップして、フリー。DFと競りながら、キーパー脇を狙う、グラウンダーのシュート、わずかに外

これがさわっていたか、左コーナーを得る。ニア狙い、こぼれはつなげない。

8分、大分のカウンターは照山がカット。カウンター狙うが、後ろからファールを受ける。大分、後ろからのファールが多い。

9分、センターラインからのフリーキックは、シマオマテが蹴る。

10分、またうしろからチャージを受け、中央40mでフリーキック。松下が蹴るがこれはキーパー。

11分、大分が回して、町田のクロス、これはクバ。

13分、大分に左サイドでパスカットされるが、ラストパスは流れる。

14分、大分、左からロングボール。さらに回すが、最後はパスミス。

15分、石原の頭上を狙い、大分のパス。最後は松本のクロス、これはGKクバ。

16分、大分、野村からパスを受けた三竿が反転クロス、流れる。

17分、大分が左右に展開。

18分、ベガルタのカウンター、椎橋から長沢、つながらず。

19分、大分が左コーナー。ここで大分は知念に代わり高澤、町田に代え伊佐を入れる。
ベガルタも、クエンカに代わり関口が入る。

コーナーキックのこぼれをカウンター、蜂須賀のパスはつながらず。

22分、左サイドでつなぐ大分、最後はパスミス。
さらに左から野村のクロス、シマオマテがクリア。

23分、大分高澤のクロスはクリアするが、左コーナを与える。
しのいでカウンターはできず。大分のクロス、クバが触って出し、スローインとする。

24分、大分長谷川のカットインシュート、枠外
25分、これが触っており、大分の右コーナー、これもクリア。

26分、ベガルタのカウンター、関口から松下。松下が裏の山田に出すと、抜け出し、左から左足のシュート。枠内も、キーパーのファインセーブに阻まれる

28分、これで左コーナー。キッカーは関口。平岡がニアに走りこみ、中央で長沢がDFを引き付けると、フリーの山田が、戻りながらジャンプ一番、フリックヘッドを放つと、GKの手を弾いてゴール!2-0。貴重な追加点となる。山田は今季2点目。

<<飲水タイム>>

31分、松下が裏に出し、関口がコーナー付近でキープ。クロスに石原が左45度からシュート、枠外。

32分、大分のボール回しに、シマオマテが飛び出てクリア。

34分、松下左足やや痛め、浜崎と代わる。

35分、長沢の落としに、蜂須賀のクロス、中央合わず。

その後、大分伊佐のクロス、流れる。

36分、大分は長谷川に代え高畑を入れる。

37分、石原のロングボール、長沢がファール取られる。

38分、蹴り合いの中、長沢がプレスも、もう一歩。

39分、大分にゴール前で回され、こぼれ球を伊佐にシュート打たれるが、シマオマテが腕でブロック。ハンドは取られず。

40分、右サイド大分がパスミス。

41分、大分のパスミスを山田がカット、フリーでシュートもキーパー。角度無かった。

42分、大分、ベガルタエリア右奥35度でフリーキック。クリア。

43分、ベガルタのカウンター。右から左へと展開。椎橋から長沢はつながらず。

44分、大分のボールがバウンドするところ、関口が詰めて、最後は浜崎が左足でシュート、ブロックされる。

追加時間は4分間。
1分、大分、田中達也のえぐりで、右コーナー与える。キッカーは三竿。こぼれはクリア。

カウンター狙うも、関口が囲まれる。

2分、ベガルタ、ここで石原に代え飯尾、山田に代え西村を入れ、締めと時間使い。

3分、大分高澤のクロス、クバがパンチングでクリア。

4分、長沢が相手に当ててスローインとし、時間使い。

そのまま試合終了。ベガルタ、アウエーでは3戦連続完封勝ち。

試合開始直後の石原の得点から、ベガルタのペースで試合ができた。圧倒的にボールを持たれても、結局、シュートは4本に抑えた。

シマオマテがコンディションを戻してきて、平岡とともに、いい予測で、クロスを跳ね返した。さらに、山田が攻守に活躍。松下、関口もいぶし銀のプレーで勝利を呼びこみ、

このままの調子で、好調の清水、上げてきている湘南にも連勝して、勝ち点30で、来季につなげたい

シュート数: 11-4 CK: 2-10  FK: 12- 7 得点:石原崇兆、山田寛人  警告:(大分)長谷川、町田  主審:清水勇人  入場:6,289人