30節:ベガルタ仙台2-3神戸、後半2失点から長沢、飯尾のゴールで同点も、あと一歩及ばず

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2020J1 30節 10月28日(水)19:00 ベガルタ仙台2-3ヴィッセル神戸  ユアスタ仙台


長沢 山田
  (ゲデス)
クエンカ   関口
(石原)(匠)
椎橋 浜崎
(渉)(中原)
パラ 平岡 金 飯尾

ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、シマオマテ、石原、佐々木匠、田中渉、中原、ゲデス。

神戸はGK飯倉、DF西、ダンクレー、渡部博文、酒井、MFサンペール、山口、郷家、FW藤本、ドウグラス、古橋。イニエスタは欠場。小川、田中順也がベンチ入り。

ベガルタは松下、柳、蜂須賀の3人が新たに怪我の中、ホーム4連戦のはじめは、選手を入れ替えてのスタート。

前半は、神戸が、ベガルタの左サイドを執拗に突いて、裏を取り、再三決定機を作るが、シュートミスと、クバの好セーブ連発で無失点。

攻撃では、守備重視で、チャージにほとんど行かず、ボールが取れない。カウンターのチャンスもラストパスがしびれ、決定機は少なかった。

後半の立ち上がり2分、今度はベガルタの右サイドから、ベガルタのパスミスをつないだ神戸が、ボックス右角から古橋が角度のないシュートを放つとゴール。5分にも同じように、右から古橋のクロスに、左から郷家が侵入、低いボールを頭でたたいて追加点を与える。

しかし、これである意味吹っ切ったのか、ベガルタがようやく前からプレス。2分後、関口が、神戸陣奥で、DFのキックに足を出すと、うまい具合にゴール中央の長沢への浮き球パスのようになり、長沢がダイレクトで蹴りこんで1点返す。2失点から即座に返したことで、ベガルタにもようやくエンジンがかかる。

13分、動きがもうひとつの山田、クエンカに代えゲデス、石原を投入。さらに24分には、関口、浜崎に代え、佐々木匠、中原を入れる。匠が激しくボールにプレスに行き、場内を沸かせると、他の選手の動きもよくなり攻勢。

31分、左コーナーのこぼれから匠のクロスを、飯尾がダイビングヘッドで、ねじ込み同点。しかし、1分後、サンペールのパスを、左からダイレクトに西に入れられ、これをドゥグラスに遠目のヘッドで決められ、2-3と突き放され、力尽きた。

前半は、びくびくしながらのプレーだったが、開き直った後半、ラッキーな点から、2点目は、それぞれの選手が役割を果たし上げたゴール。

正直、気力だけで戦っているようなところもある。選手の痛み具合も見てとれる。

しかし、過密日程で、相手にも、ミスは少なくない。しっかりと粘り、詰めていけばチャンスは必ずある。今日の2得点から、次につないで、思い切って詰めていき、チャンスを呼び込みたい。

前半。
神戸は4-4-2。ベガルタの右に、古橋、左に藤本。

1分、クエンカから右へ。飯尾のクロスはクリアされる。神戸のカウンターは阻止。

2分、パラのスルーパスに、浜崎がボックス内侵入、も通らず。

3分、神戸が回す。4分、左から郷家の侵入もGKクバ。

5分、長沢がパスカット、フリーで、裏の山田へパスを出すも精度欠き、流れる

さらに、長沢が相手パスミスをカット、つないでいくが、中々シュート打てず、最後は浜崎がミドルシュート、枠外。

6分、左ライン際35mでフリーキックを得る、キッカーは浜崎。すぐつないで、パラへ。

7分、パラがボール奪われ、神戸がカウンター、藤本からサンペール、なんとかしのぐ。

このあたりから、ベガルタの左サイドを攻められ、ボールに行けなくなり、防戦一方。

8分、神戸に裏を取られ、サンペールから西。クロスはキックミス。

9分、ベガルタのスローインから浜崎が空振り、神戸のカウンター、ドウグラスのクロスはキーパー。

11分、クエンカがかわされ、藤本が反転即シュート、ここはクバ

12分、浜崎のバックパスをカットされ、ドゥグラスにドリブルからのシュート打たれるが、枠外

これで、右コーナーを与える。ドゥグラスのヘッド、は枠外も、連続ピンチ。

14分、ベガルタの左から藤本がシュート、枠外。さわっており、左コーナーを与える。ヘッドはクリア。

16分、サンペールから西。クロスでクリア。また神戸の左コーナー。ここはクバがパンチング。

17分、ベガルタが久々のカウンター、椎橋からクエンカへのパスは流れる。

19分、ベガルタが神戸ゴール前でボールをつなぐ。右奥35mでフリーキックを得る。キッカー浜崎。

パラのクロスで、今度は左コーナーを得る。ここでデザインプレー。
CKから、ニアにクエンカが出て、反転して、中央フリーのパラへ折り返し。パラが、左足ダイレクトでシュート狙うが、僅かに枠外。惜しい。

22分、長沢からクエンカ、右の関口へ。さらに山田へのパス、もう一歩。

23分、神戸がワンタッチでつなぐが、いったんキーパーまで戻す。

24分、左から郷家、ゴール右へのスルーパス、クリア。
これで右コーナーを与える。こぼれを、山口にボレーシュートされるが枠外。

<<飲水タイム>>

28分、神戸が回して、酒井のクロスに藤本のヘッド、枠外。しかし、これで神戸の右コーナー。
クバが弾き、こぼれをシュートされるが、抑える。

31分、ベガルタがカウンター、しかし山田がキープできない。

32分、神戸に回され、裏取られかかるが、金抑える。

33分、GKクバのキックがミスキック。古橋に拾われ、最後はドゥグラスのシュート、枠外。助かった。

35分、神戸に回され、なんとかしのぐが、再び、左右に展開する神戸。

36分、神戸の左からのクロスはパラがなんとかクリア。

37分、神戸酒井に裏に走り込まれ、折り返しのクロスされるが、これはクリア。
これで左コーナー与えるが、クリア。

39分、左のパラから長沢がワンタッチで左の山田へ。クロスで長沢へ折り返すが、酒井にクリアされる

40分、ベガルタ回して、平岡からクエンカへの縦パス、通らず。

42分、神戸が回して、右から斜めのパス、これはクバ。
ここは長沢が戻って守備していた。

44分、神戸に回されクロス、これはクバ。

追加時間は1分。ベガルタゴール、右奥35mで神戸のフリーキック。サンペールのキック、こぼれをシュート打たれるが、クリア。

前半は、立ち上がりの8分過ぎから神戸に攻められ続けるが、相手のシュートミスにも助けられ、何とか守った。少ないながら、チャンスはあったが、ラストパスが合わず。0-0で終了。

後半。
⚽2分、神戸がベガルタの右サイドで回し、最後は、古橋がボックス角から、角度に付いたグラウンダーのシュート、ボールウォッチャーになったところを、ゴール隅に決められ、0-1
この試合も先に点を取られ、顔を見合わせるベガルタ・イレブン。

3分、ベガルタカウンター、浜崎のクロスは合わず。さらにスローインから関口のクロス、クエンカに合わない。

5分、またもベガルタの右サイド、ボックス角から古橋のクロス、パラの裏から郷家が走り込んで、低いボールを、頭で叩きつけゴール、0-2

⚽しかし、7分、関口が神戸エリア、ゴールラインからつなごうとするDFのキックに、関口が足を出すと、これがゴール中央にいた長沢への絶妙浮き球パスとなり、フリーの長沢がダイレクトで蹴り込み1-2

0-2から、すぐ1点返した。関口のボールに詰める気持ちがチャンスを呼び込んだ。

8分、ベガルタのカウンター、山田が抜け出そうとするが、酒井に飛ばされる。

9分、椎橋がパスカットされ、山口のパスにドゥグラスがシュート、クバ弾き、再びドゥグラスに狙われるが、連続セーブ!今日も見せる。

これで神戸の左コーナー。こぼれを山口にシュートされるが、枠外。

11分、ベガルタのカウンターがカットされ、酒井がドリブル前進。これでボックス右横でフリーキックを与える。キッカーはサンペールも、FKは流れる。

この後、ベガルタはクエンカに代え石原、山田に代えゲデスを投入。

14分、ゲデスからパラ、ボール取られ、椎橋がファールでドゥグラスを止める。

15分、神戸の西からのクロスはオフサイド。

16分、ベガルタが回して、左から右へ展開。飯尾のクロスに石原のヘッド、枠外。

17分、神戸が回す。が右から左への展開は流れる。神戸も疲れているか。

19分、パラと石原でワンツー、最後はパラのクロス、キーパー。

20分、西のクロス、ここはパラが腹でブロック。
この後、神戸は、藤本に代え田中順也、郷家に代え佐々木大樹を入れる。

22分、神戸のキーパーから一気にドゥグラス、裏に出てシュート、ここは金がブロック。危ない。

これで神戸の左コーナー。サンペールのキックに田中順也のシュート、ポスト!!

さらに、神戸の左コーナー、これはしのぐ。

23分、ベガルタは浜崎に代え中原、関口に代え佐々木匠を入れる。

<<飲水タイム>>

27分、神戸佐々木のシュート、クバパンチング。さらにこぼれを撃たれるが、クバ。

これで神戸に右コーナー。神戸つなぐが最後はオフサイド。

29分、ゲデスが詰めて、左コーナーを得る。キッカーは佐々木匠。

30分、CKこぼれを石原が匠につなげ、左から狙いすましたキック。ゲデスの裏に、右から飯尾が体ごと突っ込むダイビングヘッド、決まって同点、2-2

この間、ボックス内で平岡が倒されていて、神戸も一瞬集中切れたようだが、プレイオン状態。
久々のマルチ得点で、2点差を追いついたベガルタ。

⚽しかし、直後の31分、西のクロスに、金の背後から、ドゥグラスが背筋力で飛ばすヘッド、決められ2-3。突き放された。
ここでの集中が勝敗を分けた。

35分、匠がドリブル前進でカウンター、ボールを回すが、シュートは打てず。逆に神戸のカウンター。

36分、神戸はサンペールに代え安井を入れる。

38分、ベガルタも椎橋に代え、田中渉を入れる。

40分、匠が右サイド猛然と走ってブロック。その後、パラからゲデス、もう一歩。

さらに、飯尾がパスカット、ゲデスにつなぎ、クロス。流れるが、パラがクロス。

42分、左コーナーを得る。キッカーは匠。その後、パラがボックス内に侵入してのシュート、キーパー

これで左コーナーを得る。しかし、カウンターを食らい、フリーの山口にシュート打たれるが枠外。

その後、長沢が右奥にパスを出すと、ぎりぎり飯尾が追いついてクロス、左からもクロスも、シュートは打てず。終盤でも、飯尾が意地を見せる。

追加時間は5分間。
ここで、神戸の古橋が、匠と交錯。足を持ってかれる感じの負傷でピッチ外。古橋に代わり小川が入る。古橋は担架で退場。

1分、神戸の飯倉が遅延でイエロー。

3分、ゲデスが詰めていくがゴールキックとされる。

5分、石原がドリブルも囲まれる。最後はボックス内、小兵の匠が、ヘディングに狙いにいくが、ファールで終了。

結局、2-3と敗戦。

連戦の神戸のミスが多く、イニエスタ不在という事があるにせよ、後半、関口が少ないチャンスにかけ長沢、さらには匠、飯尾の気持ちの入ったプレーからの得点で、マルチ得点を挙げ、一時は、2点差を追いついた。ここまではできた。

前半から、恐れ過ぎずに、ボールのチャレンジできれば、また違った展開かもしれない。

呼び込まれて、カウンターで失点という試合が続いたせいで、ラインが下がり過ぎ、前に攻め切れない前半が、続いてるが、仕掛けていかなければ、シュートは打てない。選手同士で確認しながら、思い切った攻めを。

シュートで終わりたい。打つべし。


尚、この試合は、1席空け、ビジターあり。鳴りもの、声出し応援不可。手拍子可。
小学生以下は無料ガチャ企画があった。

また、空席は、来れないサポのゴールデンチケットのチアペーパーで埋め、さらに、サポ有志による、Lフラッグ手持ち掲出の企画で、選手を鼓舞した。

シュート数: 5-17 CK: 4-10 FK:6-14 得点:長沢駿、飯尾竜太郎 (神戸)古橋、郷家、ドゥグラス  警告:(神戸)飯倉  主審:福島孝一郎 入場:4,071人