21節:ベガルタ仙台0-1川崎、後半、速い展開から決定機作るも、もう一歩

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2020J1 21節 10月10日(土)18:00 ベガルタ仙台0-1川崎フロンターレ 等々力


ゲデス  山田
   (長沢)
関口   道渕
(石原)
椎橋 中原
(渉)(匠)
パラ シマオ アピ 柳
  
ヤクブ スウォビィク

サブは、川浪、平岡、石原、飯尾、佐々木匠、田中渉、長沢。DFアピアタウィア久が久々スタメン。

川崎は、GK チョンソンリョン、DF ジオゴマテウス、、山村、谷口、車屋 、MF田中碧、大島、中村、FW旗手、三笘、小林。レアンドロダミアン、家長、斉藤学がベンチスタート。

前半は、川崎のボール回しの前に引き気味にならざるを得ないベガルタ。たまのカウンターも、道渕らが囲まれ、ラストパスを出せない。逆に柳、パラの裏を再三脅かされる。
クバのセーブやシュートブロックでなんとかしのぐ。


後半になると前からプレスを敢行。両サイドも高い位置と取って、中2日でやや疲れの見える川崎を押し込み始める。

飲水タイム後、椎橋に代わり、田中渉、長沢が入り、ゲデスと2トップ。
特に、田中渉が、中央や両サイドへ、テンポ良く、速くて精度あるパスを供給すると、攻撃が活性化。サイドのパスから、34分、36分、39分と立て続けに、長沢、ゲデスに決定機を作るが、決めきれず。

後半の後半は、ベガルタが、首位川崎相手に、押しまくる展開となった。が、あと一歩及ばず。しかし、田中渉の新境地や、チームとしての中央、サイドでの展開など、今後につながる試合になった。


以降経過。今回から、簡略化してアップしますw

前半。
雨が激しく降るピッチ。

いきなり川崎が右サイド、三笘のドリブルで仕掛け。これをファール止めて、ベガルタボックス右横で、フリーキックを与える。さらにコーナー。しかしこれはクリア。

以降、前半は、ほとんどの時間を、川崎がボールをキープ。ベガルタはブロックを組んでの守備に追われる。ベガルタのクリアボールは、川崎に回収されるか、コーナー。たまのカウンターも、すぐに囲まれ、シュートに行く前に、カットされる。

8分、バックパスをカットされ、小林から中村、シュートはふかす。

12分、左のマテウスのクロスを、三笘にダイレクトシュートされるが、ブロック。

14分には、椎橋がパスカットされ、旗手が、カットイン・シュート、枠外。

17分、左からのスルーパスから、裏に抜けた小林に、至近距離からシュートされるが、GKクバがブロック、跳ね返りのブロックして、ボールはポスト!

29分、ようやく道渕がドリブルからのクロス、キーパー。

30分、ベガルタが、右奥35mでフリーキックのチャンス、関口のキックから右コーナーを得る関口のキックのこぼれを、パラがシュート、枠外。ベガルタの前半のシュートはこれのみ。

31分、右サイド、三笘に抜け出され、どフリー、しかし、加速する前に、ボックス外までクバが飛び出し、間一髪蹴り出す。

32分、ベガルタのカウンター、山田からゲデス、囲まれる。

38分、中村憲剛からのパスを、小林グラウンダーのシュート、クバがワンハンドで触り枠外へ。

41分、中央三笘からのスルーパスを、アピの背後を取った小林が、競りながら、クバの股間を抜くシュート、転がってゴール。0-1

42分、中原が道渕、反転してパラにつなぐ。パラが、ゴール前にクロスを入れるが、キーパー。

43分、道渕のトラップが大きくなるところ、ボールを取られ、中村のシュート、枠外。クバ触っていた。コーナーもしのぐ。

前半は、攻めに攻められ、前半だけでシュート10本、コーナー6本を与えるが、GKクバのセーブなどで、なんとか1失点に留め、終了。


後半。
高い位置で、ボールを拾うベガルタが徐々に攻勢。交代で入った、田中渉らの素早い展開で、攻撃が活性化。30分過ぎに立て続けにチャンスを作る。

3分、アピのパスミスをカットされ、小林にシュート打たれるが、クバ触ってコーナー。これもしのぐ。

4分、ゴールエリアすぐ外で、椎橋がファール、フリーキックを与える。中村のフリーキックはバー

7分、プレスして、相手のパスをカットしたゲデスが、シュート、枠外。

10分、左からのパスを小林にシュートされるが、クバ、コーナーへ。

12分、柳の裏へ通されたクロスを、小林がシュート、これはポスト!危なかった。

この後、ベガルタは、山田に代え、石原が入り、左サイドへ。関口が前に上がる。

13分、三笘から車屋、そのままドリブルからの強烈シュート打たれるが、クリア。

16分、ベガルタパスカットから、関口がドリブル前進。カットされ、スローインからつないで、関口から椎橋のシュート、枠外。

17分、柳がドリブルからカットイン、右コーナーを得る。その後も、セカンドを拾って、ベガルタがボールを回すが、シュートは打てない。

21分、川崎は旗手に代わり齋藤学、中村憲剛に代え家長と、2日前に出場したメンバーを入れてくる。

24分、川崎が左で回して、ベガルタゴール右の車屋がどフリー、ヘッド打たれるが枠外。助かった。

<<飲水タイム>>

ベガルタは椎橋に代え田中渉が入り、そのままボランチ。関口に代わり長沢が入り、ゲデスと2トップ。

26分、ゲデスから裏の石原へパス、もう、一歩。

28分、家長から裏に出され、三笘がフリー、ここはクバ。
川崎は、大島に代え守田を入れる。

32分、道渕から長沢へのクロス、もう一歩。

34分、ベガルタがボールを回して、最後は右奥から中原のクロス、長沢が、ファーでヘッドをたたきつけるが、ポスト!

ここで川崎は、小林に代えダミアン、三笘に代え下田を入れる。

36分、柳が上がってのクロス、ゲデスヘッド、キーパー正面

38分、柳に代え飯尾、中原に代え、佐々木匠が入る。久しぶり。

39分、右サイド、道渕の折り返しのクロスに、ゲデスがダイレクトシュート、枠外。寄せられた。

41分、渉の速いパスにゲデス、さらに石原のクロス、キーパー。

42分、道渕のクロスのこぼれ、ボックス内に飛び込んだ、パラの前にこぼれるが、DFに当たり、右足は空振り。

追加時間4分間。
さらにベガルタが攻め続ける。
1分、佐々木匠のパスからパラのクロス、中央長沢打ち切れず。

結局、そのまま試合終了。0-1で勝ち点奪えず。


バー、ポストに助けられたり、妨げられたりしながら、勝負の綾は、もうひとつベガルタに来なかった。

が、後半見せた、これまでにない、田中渉を中心とした速いパスでの展開で、相手を苦しめるところまでは、できた。これを次のホームでの勝利につなげたい。

がんばれベガルタ、やればできる!

シュート数: 6-20 CK:3-10 FK: 10-12  得点:(川崎)小林  警告:なし  主審:福島孝一郎  入場:8,263人